1 沖田◆ydaR

ミナミ家 第七巻

>>>110949


真夏のSounds good !
つぶやきながら
次のステップへ進みたいね
恋のカリキュラム


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(ID:PUro9n)
長嶋茂雄は確かに凄い人かもしれんけど、お祝いはその日で終わらせてほしいです。

“国民”と冠するなら、改憲うんぬんとかマイナンバーなんかのほうを大々的に扱うべき。

だってマイナンバーがネットに流出したら、ネット規制を強めざるをえない。ひいては国の機密を考え直さずにはいられないでしょうみなさん。

という流れから秘密保全法がやってきます。自民党の草案と相性は抜群と思うます。はい。たぶんね。

だからマイナンバーは流出する。伏線に伏線を複雑に絡め合う悪知恵の輪です。

解け始めると、あれよあれよとなし崩し。

戦争が始まる時もそうらしい。と、聞いたことがあります。

けれど、そんなことはどうでもいい。すべて。なにもかもどうでもいい。

お世話になった人が、軽いらしいけど脳梗塞で入院したから、そっちのほうが心配なのだ。日本なんてどうでもいい。あと、セックスさえ出来ればなんの問題もないからどうでもいい。
(ID:7xcaPt)
スーパーで弁当を選んでいたら、隣にすうっと老女が現れて、間もなく僕に体当たりしてきた。弱々しく。地味にpushしてきた。

すこし驚いたけど、まあお婆ちゃんだから。もちろん筋力は低下している。視野も狭まっているからまあ。まあ仕方ないかな。と、瞬時に僕は横目であなたを慈しんで、はにかんでみて、再び視線を弁当へ。

と、そうしたらまた体当たり。

え。

横に退いて僕は、え。

矢継ぎ早にまた体当たり。

え。

えええええええおい貴様!婆さん!

僕のこと、見えていますか。あなたの肩辺りに、なにか感触はありませんかね。


僕は弁当から離脱して、そのままパン屋へと吸い込まれていったのでした。
(ID:7xcaPt)
うん。

それでね。

なんだろうねあの感覚は。

老女との間にわだかまりを残したまま、食いたくもないパンを選んでいるときの浮遊感とか。パンを機械的に目視しているときの心ここにあらず感とか。

あのとき、老女のほうへもう一度視線を向けようと僕は考えたに違いなかった。というか考えていた。

だっておかしいでしょ。いきなり体当たりだよ。それも微弱な体当たりだ。でもはっきりそれと分かる。見方次第で、事と次第によっては、なんとも巧妙で陰険ないやがらせ行為ですよ。

いったいなぜだよ。

話し合えば分かりあえたのだろうか。

なぜ老女に追いやられた僕が弁当を諦め、食いたくもないパンを虚ろな目で見つめなくてはならないのだ。

でも視線はパンを捉えたままずっと。心が落ち着いてくるまでパン屋をうろついて。いまなら理性的に老女と対峙できる、というところまで回復したけど。

回復したことで逆に。

逆にまあどうでもいいや。

パン買って帰ろうよ。

そう思って。適当にトレイに乗せて。会計でわりと高いなパンのくせに。とか思ったけれどなんとか事なきを得たというか。ベーカリー男子を演じきったというか。

車に乗り込んで、嫌なことはもう忘れたし、あとはいつもの道をいつも通り、帰路につけば良い。
(ID:7xcaPt)
そうしたらね。着席したらね。

今度は、今度は変な、小型のとんぼというか巨大な蚊というか、変な虫が目の前で暴れている。何度も何度も、フロントガラスに、根気強く体当たりしているんだよ。

うーーわッ。という、高ぶりきれない歯切れの悪い、なんとも中途半端な、語尾の下がった悲鳴を僕はあげて、とりあえず車外へ脱出。両ドアを開けて、奴のための退路を確保。

けれどこれがなかなかね、ご存知の通り馬鹿なんですね虫ってのは。ただ右往左往して暴れ狂うだけ。どうしてそんなに、自分に対して残酷になれる。破滅へと向かえる。これ以上見てられないから、退却を切に願います。というくらい奴はガラスに身体を打ち付ける。言うなればきちがいですよ。でも単に虫ですよ。これが。これこそが虫なんだから人は人として在るのだ。という訳でありまして。

だから僕はもう、このままでは時間の無駄だし、目の前で起きていることに一寸の茶番じみたものを客観的に感じ取る心の余裕も生まれてきたので、僕はティッシュの箱を手に取り、奴に向けて思い切り横に振った。右腕で。振り抜いた。

つまりそれは風圧で、ドアの開いた助手席側に奴が飛んでゆくかもしれない。あわよくば箱で奴をヒットして、やはり助手席側に一瞬でトリップして頂いて、そのまま車外へと奴を見送ることができるかもしれないという算段。

そうしたらさ。

箱がさ、僕の手を離れてさ、ドアの開いた助手席側からさ、向こうのほうに飛んでいっちゃって。左斜め後ろって言うんですか。そっちに。新品のティッシュ箱なんだけども。

それがね、たとえばさっきの婆さんの頭にでも命中したら、それはまあよくできた話かもしれないけどね。現実はそうはいかん。淡々と事象を見送ることしかできない。

どうやら知らない人の車に当たって、地面に落ちたらしいので。

真面目に驚いたから慌てて拾いに行って。わりとがちダッシュで。ティッシュ箱を救助してまた車へとダッシュ。

変な虫を乗せたまま一緒に帰ってきて。

心の奥にしまい忘れたらしい、婆さんへの怒りが、なぜか唐突に込み上げてきたりして。

パンを食べた。

おいしかったです。
(ID:7xcaPt)
97 南無死参上
(ID:不明)
休日が立て続けにサッカーで埋まりまくるってどうなの。さすがに。さすがにどうなの。サッカーが仕事なら全然welcomeだけどね例えばの話。

しかもこっち9人vs相手11人になるかもしれないってどうなの。それサッカーなの。いじめなの。いきなり罰ゲームなの。なんとかならんの。


でも行っちゃう。

要するに馬鹿なの。
(ID:7xcaPt)
とある年配者がさ。

「俺は若い頃、台風の中、裸になって表に出て、腕立てをしたことがあってな、すげえ気分よかったよ、無心になるっていうかさ。いまの若い人には想像できんかもしれないが、どう思う?」

とか問い掛けてくるもんだから。

「それはすごい」

と、僕は言ったよ。
(ID:7xcaPt)
100 南無死参上
ワロタ
(ID:不明)