68 御前崎◆DiJQXt
『はやく大人になりたいな。』

と、小学生の頃同じく思っていた自分がいました。

これは私に限らず
大体の人が思う事何ですが大人になっていくうちに逆に思い始めるんです。所謂後悔に近い概念ですね
世にも奇妙な物語でもこの話を台にしたと思われるような内容がありました。するとタモリは言うのです

人は『安全』と『自由』どちらを選択するのか

そして、殆どの方が『安全』を選ぶとされています。
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69 御前崎◆DiJQXt
先ずは話から詳細明かす

『13番目の客』

草なぎ剛さんが出ていた作品
彼は政治家の息子の結婚式に出るため車を走らせているのですが、その途中髪や髭が伸びている事に気付き近くの床屋さんに入りました。

そのお店が世にも奇妙な理髪店だったのですが
そのお店の中には12人の店員さんがいました。その理髪店では一番立場が上の店員がお客さんの髪を切りその後、彼が店を出て行く事が出来ます。
そして、髪を切られたお客さんが新たな店員としてその12人の序列の一番下に加わるんです。

また新しくお客さんが来るとそのお客さんが一番下に入り元々一番下に居た人は下から上に上がっていくという流れで序列が循環している。
客は一ヶ月に一人ぐらいしか来ないので
店を出て行けるようになるまでおよそ一年掛かります。草なぎさんは最初は反抗こそしていたものの結局その序列に呑み込まれていきます。

一年以上経ってやっと序列が一番になりお客さんの髪を切り漸くそのお店から出て行けるようになりました。
他の店員からの拍手に送られ外の世界に出た瞬間彼の携帯が鳴ります。相手は嘗ての自分の部下
なんと外の世界は一年前のままだったのです。

混乱する草なぎさん、そこで彼は今まで閉じ込められていたあの理不尽な世界こそが幸福な世界だった事に気付きます。

そして

そのお店に戻ろうとするんですが振り返るともうそこに理髪店はなかったのです。
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70 御前崎◆DiJQXt
かなり端折ったんだけど、草なぎさんがまずその序列の一番下に加えられて一年とこう序列を上がっていく事によって

その一個上の先輩から色々な事を教わっていくんですね。
草なぎさんは元々若手の社長って事でお金が大事でも家族とか友達とかもどんどん切り捨てていったみたいな人だったんですけど
その理髪店での生活を通して本当に大事なものは何かってのを気づいていくと

まぁ、そんなような流れもあっての話なんですが

さて…この世にも奇妙な物語の話を聞いてあるものに近いと感じませんか。ベムくん
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