>うちゃま

君はね、俺に固執しないどころか誰にも固執していない。
まるで、店に物を買いに来る客を金蔓としか思っていない店主の様に。
その他大勢の中の一人で如何でもいい存在なんだろう。
そうすると、「迚ガッカリ〜」「オレは結構真剣に〜」と言っていた君の言葉も大嘘で、今となっては何だか虚しく感じるな。

確かに放置されない安心感は有った。
だが其の安心感が仇となって自分を見失い、もう少しでうちゃまマジックに嵌まるところだった。
つくづく「間」と言うものが如何に大事か思い知らされる。

一寸、間延びしてしまったがな。
(ID:不明)