駒形神社掲示板

過去ログ37 2007/2/18 7:59

▼禰宜
岩手富士さま
ありがとうございます。
「かたちは心をつくり、心はかたちを求める」
その通りだと思います。

幼い頃から「自分のルール」を身に付ける環境が現代薄れてきているのではないでしょうか。
最近、ブランド会社の不祥事が目立っています。信頼が保たれていたのは、その会社の一人一人の職員が「自分のルール」を守ろうという信念を持ってこそ培われてきたもので、信念が失われればその会社の質は低下し、いずれ魅力も失われ果てには大事件ともなるのではないでしょうか。
これからの会社運営は、利益優先よりも人材育成に力を入れなければ・・・と言うか昔は当然のことだったと思いますが。今更ながらもう一度見直さなければならない時が来ているのだと思います。
2/18 7:59
HP

▼岩手富士
「喪」
 孔子亡き後に弟子達は服喪三年、子貢だけは墓のそばに小屋を作ってそこで六年過ごしたとは言う。しかしながら、後世には親の喪に服するに当たって、生業を放棄してわざとろくに食事もせずに痩せ衰えて「親孝行」を演じて、それで仕官を狙った奴もいたらしい。そもそも儒家自体が本来は葬儀屋だという話もある、その儒家の葬礼重視を批判したのが映画「墨攻」の墨家。
 「禮」の心と形式の問題。心を込めていれば形式は二の次なのか、形式さえ整っていればそれでいいのか。筆者は「禮」とはまず形式であり、初めは心が伴っていなくても後からでも伴えばそれでよいとは思う。心偏重では往々にして独善に陥る、客観的な形式は大事だ。幼児が葬式や神仏参拝で初めは意味も解らず拝礼合掌していても、それを繰り返すうちに理解してこよう。また卒業式の時期が近付いてきたが例の国旗国歌の問題もまたしかり。
2/12 21:03

▼禰宜
今日は釜石へ葬儀へ。仏式の葬儀です。
列次を整えて参進します。立派に思いました。
(神社のおまつりでは召したての義というものがありますが、とても似ていました。)

何よりも葬儀終了後には、忌明け祓い(いみあけばらい)を神主さんにやってもらってました。これがびっくり。でも当たり前。
忌中の期間は働くことも年賀状を出すことも神社に参拝することも出来ませんが、忌明け祓いをすると、翌日から働けます。今の時代では49日まで働かないということは出来ないでしょうから葬儀終了後にお祓いを受けるのはけじめとして立派だと思います。
 通常でも49日が終わった時点で神主さんに忌明け祓いをしてもらいます。(神葬祭の場合は50日祭終了後です。)おうちの神棚の参拝を開始します。ちょっと前までは忌明け祓いが済めば年賀状も出していたようですが、最近は年内に亡くなった場合は年賀状を出さない風習に変わってしまいました。忌中と喪中の混同が原因だと思われますが・・・。
なんだか難しい話になりましたが、忌中は人によって期間が違います。
最長で50日(自分の親、自分の子供がなくなった場合)
など自分から見て誰が亡くなったのかで期間が決まっております。
2/3 21:03
HP

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