Ψ 言霊の宿木 Ψ

過去ログ3566 2010/12/30 0:11

痘ム檎
焦燥
残ったのは
僅かな虚しさ

空を掻いた手は何も掴めない と
わかっていながら焦燥に駈られ
心より先に痛みを欲したのは私の手

敵わぬ壁をこの手は叩いた

紡いだ真っ赤な細い糸は
もうとっくに切れて

からっぽだ

睨みつけていた筈の目的も
いま 靄の中
きっとすぐに見失ってしまう

ただただ
振り返った時に誇れるよう
傷だらけのこの手で祈ろう

明日が来るように
12/30 0:11



新しいシステムの選択肢は無用ならば


たかが知れる。


完全受け身の彷徨う羊ならではの


停止思考。
12/29 22:58

搭木
「尽生」
確かに在る先の世の為
今出来る事を尽くそう

早くに生まれたかった
何度思った事だろうか

鄙びた地から見た景色
仙道から続くその先を

立ち阻む時代という壁
容赦無く残酷な程厚く

大言壮語を嘲う現実を
突き付けられようとも

膿んでしまったものを
切り取った不愚の身で

身内で繋がり終わらぬ
戦の芽を悉く撫で斬り

前の者を無慈悲に捨て
比興と罵られようとも

来るべき未だ見ぬ所で
待つ者が居るから己は

此処で全てを捧げ生きよう
12/29 13:19
HP



哀れな


寂しい、


獣。


のまれてはいけない。


彼等の望む世界へと。
12/29 1:09


真実
獣の子たる彼等は


世界を獣の地へと変える為に


いそしむ


だが彼等は知らない


強欲が如何程の罪たるか。


人は本来幸福の道を歩める。


だが、獣たる彼等が幸福の道では無く


獣の修羅道を歩ませようと画策する。


アンチクライスト。


逆さ十字をシンボルとする彼等は


世界を修羅場へと変える事を


生の証としている。


資本主義


獣を量産すべく創られた道


愛を嘘とし
誠を裏切りへと。


彼等、666と逆さ十字をシンボルとする獣は


人の不幸を望むべく


現れた


世界の闇。


白と黒


光と闇。


愛の対なる存在、


それこそが彼等、獣。
12/29 1:07

痘ム檎
忘れた頃に
明日の朝
覚えていたらね

大人はそうやっていつも
狡い

目を閉じたら朝なのに

私はいつも忘れてしまう

それを繰り返して
私も大人になることを

まだ
あなたは知らない
12/29 0:25

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