Ψ 言霊の宿木 Ψ

過去ログ3614 2011/5/1 14:25

唐ノゃむこ
化石


涙はね
梨を剥ぐ
皮と青空と雲に
ぷっ と
根を張った
綿毛に等しい
おまえは
異人さんにつれられ
わたしは
綿毛につかまった
おまえは
飼い犬を残し
わたしは
その餌を
横取りしたのだ
飄々と
 
わたしを見上げているお前の
飼い犬達の
13の目を足蹴にし
わたしは
何処へゆくのか?


涙はね
犬の断面に
栗の断面に
お前の犬達は
一斉に口をゆすいでいる
そこはどこ?
気球ばかり
夜のくもを突き抜けるのでは
ない

雨が降る
綿毛を濡らして


涙はね
秋の夜長に
あつい 辞書を引くとある
どの頁をくったって
口をゆすぐ犬達の
化石がはさまっている
そのことをいう

5/1 14:25

湯q之
グチャグチャ
外は豪雨でグチャグチャ

顔は涙でグチャグチャ
[今日の空模様は?]
荒れてる。
5/1 3:28
HP

悼 紫乃

水槽の中
足した汚水
悶える雑魚
称賛する老爺
笑う盗人
5/1 2:33

痘ム檎
(HAPPY BIRTHDAY)
手を伸ばせば届く距離に
なんだってあった

見果てぬ夢も宝物だと泣いた

思い返して切ないけれど

あなたさえ居なければ
わたしさえ居なければ

出会うことも無かったのに

後悔がないわけじゃない


昨日までは履き違えた自由で
どこまでも飛べたの

さよなら
17歳のわたし
4/30 23:32

塔Aリシア
silly but brave
絡まっていた糸は
ほどければ短いもの
頭悩ませたあれこれは
言葉にすれば
取るに足りない些細さで
それでも捨て去るには
馴染みすぎていた


どうせなら
信じたいことに
賭けていたい
頼りたいことに
裏切られていたい
望みもしないものを
追いかけて手に入れて
満足したふりするより


割れないように
落とさないように
大切にしてきたそれを
重さに耐えられず
解き放ったら
粉々に割れることなく
風船みたい軽々
空にとんでいった
少し手が空っぽで寂しい


いっそ的はずれでいい
正論の上
綱渡りするくらいなら
砂利んこ道で
曲がりくねって先は
見えなくたって
生きたい道を
迷いながら進みたい
4/30 17:25

搭木
「正意」
僕は君の所に行こう

君と嘗て見た其処へ

正しき所へ必ず行く

懐かしさを踏み越え

力を正しさを試そう

救けを届ける為行く

僕は君と共に在ろう

意志を忘れる事無く

声を言葉を全てを震わせ
4/30 16:26
HP

36153613

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