Ψ 言霊の宿木 Ψ

過去ログ3671 2014/10/16 19:02

投アし芋
ブランク
無言の音楽
苦しげな彼の表情
額縁に納めたMelancholic

失われたヒトカケラ
それは、あまりにも微かで
薄暗がりの海に
鎮魂歌のような潮騒に
紛れてしまう

伸ばされた手は闇の中を探り
明かり一つも見つけられないまま

夜空の黒に目玉が溶けて流れた

追憶の狭間に刻んだはずの足跡は
もう…見当たらない
10/16 19:02

唐ッんち
無題






ぽつりと
鼻先をなでた


10/11 14:56

適i Nai
すれ違い、愛し合い
キミに恋をするのは
ボクがボクであるが為

キミの笑顔を見ることが
ボクにとって生きる理由


それでもキミはボクを見やしない
キミがボクを見ていないことなんて
ボクはずっと前から知っていた

キミはいつもそうなんだ
好きだ愛してると謡う唇は
キミの中のボクに愛を謡う


ボクは今日もキミの為に笑う
キミが偽りのボクを愛し続けるように

そしてボクは今日も生きる為
幻のキミにコイをする
[今日の空模様は?]
くもり ときどき にわかあめ
10/10 1:14

唐ッんち
無題
奥底にしまった小箱の中身は
今でも僕を魅了する

柔らかな週末の昼下がりとか
何気ない会話で笑いあったりとか
心地よいその場所に
身を委ねる


奥底にしまった小箱の中身は
今でも僕を魅了する

そして僕は今でも君を傷つける
10/6 13:47

唐ッんち
無題
最後の日は
鈍色の雨が降っていて

僕の世界は
コーヒーに呑み込まれるミルクみたく
無くなった

歩き続けた
壊れた破片集めれば
きっと直ると思ってた

僕はjunky
喉の渇きはtequilaで潤す
心の中身は泥水で濁す
真夜中を照らす明かりは夜光虫

歩き続けた
ありもしない事を
捻じ曲げて自分を魅了する

僕はjunky
喉の渇きはtequilaで潤す
心の中身は泥水で濁す
真夜中を照らす明かりは夜光虫


そして僕は
歩くのをやめた


ビードロのコートを着た
浮浪者の話


10/6 13:24

唐ノゃむこ
水垢

渇ききってしまった
出逢いは失われ
私には
水を絞れる
密度の 心地がしない
器も 植物も
庭の鉢に隠れた
スポンジのように
みずみずしいまま
干上がっている。
血の通った野鳥を 庭に感じる
血の通ったものから採った
スープを匙に 認める
まるで鮮やかな世界が
触れられないスポンジに
代替わりしたかのようで
ぴちぴちと揺れる子供の
雨上がりのような瞳と
目があったとき
私は
それを見つめて
立ち止まらずには
いられなかった。
10/5 20:33

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