1 佐藤 祐

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祖母は浪江町の自宅に帰れると思っていましたが、「あそこにはもう当分帰れないし、もう住めないと思っていたほうがいい」と言うと、かなりショックを受けていました。祖母の家は地震により家の中はぐちゃぐちゃですが、津波はギリギリ来なく家はそっくりしています。なので尚さら実感が湧かないと思います。早く祖母や被災者の方々が安心して生活できる環境になってほしいです。復興に向け少しずつ進み始めたというニュースが入る一方で、時間が経っても自分たちにはどうしようもない汚染された地域があることがとても悔しいです。今日には新に福島県産の牛乳と茨城県産のホウレン草に基準値以上の放射能が検出されました。相双地区の人は病院に行っても被爆の可能性があるとみられ良い顔はされません。今後はさらに様々な問題がでてくるに違いありません。
自分にできることはほとんどないかもしれません。しかし、こういった状況を少しでも直接見たり接したりしてきたことで感じたこと、経験したことを今後の仕事、生活、そしてライフセービング活動に活かしていきたいと思います。
長々と書かせて頂きましたが、少しでも現状を理解してもらいたいという思い、そして和田メンの皆さまにも今後に活かして頂けたらという思いがありました。大きいな被害を受けたわけではない私がこんなにいろいろ言えることではないかもしれませんが、県民の1人として多くの人に投げ掛けたく長くなってしまいました。すみません。失礼します。
2 22期合津
ゆう、貴重な経験談を話してくれてありがとうございます。
離れた場所からだと、わからないことや感じることのできない環境や、人々の気持ちがあり、それがあまりに衝撃的すぎて、どんな言葉をかけるべきなのか、情けないですが、今の自分にはまだわかりません。
被災されている方々、まだまだ安全とは言えない環境の中で活動されている原発関係者や消防、警察の方々、それ以外にもたくさん影で踏ん張ってくれている方々に、これ以上がんばれと言うのも苦しい気持ちになります。十分過ぎるくらい、耐えている方ばかりです。
そんな方々や、日本のために自分にできることは本当に本当に小さなことになってしまいます。
毎日ニュースでは、買いだめや募金詐欺など悲しいことも流れていますが、それも人。
人がいい悪いではなく、自分自身が、当たり前のことを当たり前のように出来るように、また、ゆうが書き込んでくれたことを活かせるように生活していきたいです。

まだまだ寒い日が続きますが、くれぐれも体に気をつけてください!