Ψ 言霊の宿木 Ψ

Fuefuki
　　
Fuefuki is like a green onion that plays bamboo flute or reed flute.
however, he is a deep-sea song in the universe, and his ears hears it.

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和え歌
　
1＋1わカーカーカー
2＋2わポッポッポー
3＋3わ・・・
※よい子のみなさん続けてみてね。
1＋2＋3＋4・・・= -1/12
さあ、森へ行こう！
木がたくさん生えている

1＋1わブンブンブーン
1/2＋1/2わリンリンリーン
1/3＋1/3わ・・・
※よい子のみなさん続けてみてね。
π＋e=・・・
さあ、森へ行こう！
キノコもたくさん生えてきている


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Unique&humor
　　
�T) 6=2×3
and the second is important like the first too
�U) 3+3=6

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野ばら
　　
色と色の間
なになに色　
色と色を混ぜた色
オレンジ色は
だいたいのだいだい色

数と数の間は
なになに数　
数と数を混ぜた数
オレンジ数は
だいたいのだいだい数

目は決まるもの
耳は感じるもの


.

「
誘ったのは少し強引だったかもしれない
肉体的というより精神的に
それは罪を重くするだろうか
私は少し憂鬱だったし
幾ばくかいらだってもいた

手が触れたので謝罪しようとした
私は盲目だった
突然だったため
言葉も失ってしまった
見つめ合わなければよかったのに
このようなことになるのなら

私は若くフラフラしていた
カッコつけスコッチウイスキーを飲み
ブルースを聴いていた
ほの暗い明かりの向こうに
彼女はいて一瞬煌めきを感じた
何もすることはなかった
私は盲目で言葉もなかったため

手紙は出されなかった
好きだったのかはわからない
過ぎ去った感情は不思議に思え
ある種のものは明晰になり
ある種のものは曖昧になる

盲目になり私は視界を失ったのか
新たな視界を獲得したのか
言葉を失い、私は何か獲得したのか

不和
平坦な感覚
一欠片の念が散らばる

新しい渦に混ざり合わず
その個性を保つ

築き上げた世界を
掌で押し込み
言葉の生地を広げていく

回向の象徴が使い古された箸だとしても変わらない流れに逆らわず当たり前に息をする

掴まず掬い上げた不和
日々錆び付いていく眼に
世界の音を馴染ませたい

自我の軸を刺す