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第42回ISA句会 選句
第47回ISA句会 【妙選】
◎朝焼けの光を纏ふ氷柱かな
美しい色に輝いている氷柱が見えてくる
〇水取や散華の火の粉身に受けり
この句も「や」「けり」を承知で使っているのだろうか 俳句をする者には、やはり「や」「けり」はさけたい
上五を「お水取り」とするかまたは下五を「受けて」としたら良いのではないか
〇入相の聞へる空や雁帰る
「の」としたところに作者の思いが窺える

●紅させば物言ひたげな陶の雛
「紅させば」は、もし紅をさしたならばと読めるので「紅さすや」とすれば紅をさしたら物言いたげと続くのではないか

●階段を埋め尽くしてる雛かな
テレビなどで見る景だろうか 階段だと家の階段と思う。ここは石段または宮の磴では?
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第42回ISA句会 選句
【ひすけ選】
◎入相の聞こへる空や雁帰る
  夕暮れ時の鐘の音が「お帰り」と雁を
  労う様が美しい。
○くぢら島おむすび島や雁帰る
  雁たちが色んな所から(へ?)帰る様が
  可愛らしい。
○紅させば物言ひたげな陶の雛
  真紅な口びるが何を言いたいのだろう
  か?
  
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第42回ISA句会 選句
《従心選》
◎くぢら島おむすび島や雁帰る      
  ユーモラスで楽しい一句
〇 草餅のつぶいやこしと困らせり      
  つぶ餡かこし餡かはつねに意見が分かれます。
〇 朝焼けの光を纏ふ氷柱かな       
  朝焼けに輝くつららは美しいですね

従心です。今回はお気に入りの句が他にもあって、本当に選句に迷いました。また、浅学の為、「柳絮とぶ李朝民画を蔵二階」の句が不明。教えてください。調べました。柳宗義と日本民芸館とのかかわり。季語・柳絮とよく響きあいます。 Up 3/16 17:23
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第42回ISA句会 選句
皆様、投句が出揃いましたので選句に移らせて頂きます。〆切は3月20日にて宜しくお願い申し上げます。  ひすけ拝
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第42回ISA句会 投句
柳絮とぶ李朝民画を蔵二階
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第42回ISA句会 投句
雛めぐる絞り暖簾を通し土間
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第42回ISA句会 投句
くぢら島おむすび島や雁帰る
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第42回ISA句会 投句
草餅のつぶいやこしと困らせり
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第42回ISA句会 投句
朝焼けの光を纏ふ氷柱かな
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第42回ISA句会 投句
水取や散華の火の粉身に受けり
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第42回ISA句会 投句
入相の聞へる空や雁帰る
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第42回ISA句会 投句
人が逝く思ひ出残し雁帰る
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第42回ISA句会 投句
紅させば物言ひたげな陶の雛
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第42回ISA句会 投句
帰る雁高き山々一つ飛び
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第42回ISA句会 投句
階段を埋め尽くしてる雛かな
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第42回ISA句会 投句
お内裏の皆に護られ穏やかに
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第42回ISA句会 兼題
皆さま、
今回の兼題は以下とさせて頂きます。
1)雛祭(関連何でも可)
2)雁帰る
3)当季雑詠(仲春)
投句〆切は3月15日とさせて頂きますので宜しくお願いします。   ひすけ拝
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妙さま 皆さま、
妙さま、幹事役大変お疲れ様でした。歳を重ねると色々とガタが起きて来ますのできっちりと検査をされるのは大変良い事かと思います。私は頭のてっぺんから足のつま先まで経過観察・薬漬け状態です。
次回幹事は私目がやらせて頂きます。ご案内は数日お待ち下さい。   ひすけ拝
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第41回ISA句会 表彰式
名乗りが揃いましたので、表彰式に移ります
【個人の部】
首座 ひすけ 5点
次席 従心  4点
菊座 妙   3点

【俳句の部】
1席 従心  大津絵の鬼をめがけて追儺豆
2席 ひすけ 庭先の猫をよいしよと襟に巻き
2席 妙   春節や蒸籠の湯気の吹きだしぬ
3席 石人  風冴ゆる振袖なびく門出かな
3席 ひすけ 香ぐはしき豆撒あとのお座敷や

ひすけ様おめでとうございます。
次回の幹事はひすけ様でしょうか?よろしくお願いいたします。
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間違えました
●春節や蒸籠の湯気の吹きだしぬ   ◎石人 〇ひすけ

でした。失礼いたしました    
                    妙
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皆様
転倒のことではご心配をおかけいたしました。有難うございます
立ち上がって湯船に身体を打ち付けるまでの記憶がなく、滑ったとか転んだとかではないので、病院で血液検査、心電図などしましたがどれも以上ありませんでした。今度は不整脈の検査を受けようかと思っています。今まで病院に行ったことがなく、薬も何も飲んでいませんので、今回を機に色々検査をして調べてみようと思っています。一過性の貧血らしいですが・・・
お風呂に入る前には、十分水分をと言われました。
真横に倒れ湯船に打ち付けましたので、脇腹が今まだ痛みますが大分良くなってきました。
腰でなくて良かったとヒヤッとしています。
ご心配おかけいたしました。           妙
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第41回ISA句会 名乗り
【妙】
●動く蟹の大看板や一の午    ◎石人 〇ひすけ
 上五を蟹動くとします
●食ひつくす七十八の鬼の豆
●春節や蒸籠の湯気の吹きだしぬ
 切字が二つ「や」「ぬ」がありました。気を付けないと

以上3点いただきました。
            妙
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第41回ISA句会 名乗り
【石人句】
選句、句評有難うございました。今回は3点頂きました。
*風冴ゆる振袖なびく門出かな ひ 従
今年の成人式の日は冷たい風が吹き、会場の外で式を待っている多くの新成人の振袖が風になびく風景を見ました。冷たい風での門出の中に、明るい未来を感じさせる句にしたいと思いました。
*春暁や光芒空を満たしけり 従
日の出直後の「天使のはしご」は上空から地上に向けて光芒が見られますが、日の出直前には逆に地上から上空に向けて光芒が走ります。赤い光芒が広い空を満たしている荘厳な風景を詠みました。
最初は上五を「春暁の」としましたが、散文ぽくなってしまりがない感じでしたので、切れ字の重複にご批判が出ることを覚悟の上で「春暁や」としました。
*豆まきや歳を嘆きて豆食らふ
豆まき後、落ちた豆を拾い集め、「歳の数だけ食べる」のが名古屋の実家の風習でした。若い時はこの豆の数が少なく、何も考えず食べていました。高齢になるにつけ、多くの豆を撒く必要があり、沢山の豆を拾って食べるのが苦痛になり、しばらく前から豆まきをやめてしまいました。
この風習が常識でなければ、この句は失敗作です。
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第41回ISA句会 名乗り
【ひすけ句】
・庭先の猫をよいしょと襟に巻き ◎従
                ○石
   子供の頃の思い出です。寒い日だ
   ったので温かかったです。
・香ぐはしき豆撒き後のお座敷や ◎妙
   確かにひっくり返した方が良いです
   ね。
・春近しさあ追ひ込みぞ我が孫よ
   就職戦線真っ盛りで孫に発破をかけ
   ました。
以上5点頂きました。選句と貴重な句評を
有難うございます。 
私のブリッジ仲間が何人も家の中で転んで
骨折しています。明日は我が身と戒めて家の中で慎重に歩いています。 ひすけ拝
   
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第47回ISA句会 名乗り
(従心句)
大津絵の鬼をめがけて追儺豆   〇妙  ◎ひ 〇石
かなたには紅き富士山春淡し
三姉妹いまは盛りや迎春花

4点いただきました。皆様ありがとうございます。
わが家の和室に大津絵を六枚ほど一つの額に収めて飾ってあります。たまたまその中心に鬼がいましたので、今回の兼題である「豆撒」にふとこの大津絵のことが思い出されてこんな句になりました。三姉妹の句と富士山の句については妙さんのご指摘が勉強になりました。ご指摘ごもっともでした。ありがとうございます。
ところでお風呂でころばれたとか。大したことにならずに本当に良かったですね。転倒による骨折が私たちの年齢になると一番怖いです。
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第47回ISA句会 名乗り
選句が揃いましたので名乗りに移りたいとい思います
締切りを23日といたします よろしくお願いいたします。

          幹事 妙
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第41回ISA句会 選句
《従心選》
◎庭先の猫をよいしょと襟に巻き     
 養老孟司さんの愛猫「まる」を想い出しました。暖かそうですが、
 かなり重そうです。

〇風冴ゆる振袖なびく門出かな      
 成人式は20歳を祝う自治体が多いようですね。

〇春暁や光芒空を満たしけり       
 夜明けの神々しいひと時が見事に切り取られています。 Up 2/20 22:52
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第47回ISA句会 【妙選】
◎香しき豆撒き後のお座敷や
お座敷が香しいのだから、お座敷を強調したい。普通に「お座敷や豆撒きあとの香しき」ではいけないのだろうか
賑やかに豆を撒いた後の静けさに豆の匂いだけが残っているという情景が浮かんでくる
〇大津絵の鬼をめがけて追儺豆
大津のお寺か神社かの行事だろうか?作者に伺いたい 私は大津絵のはがきを買って持っているが、
豆を撒くほどの大きな絵は自宅ではないだろう 

●豆まきや歳を嘆きて豆食らふ
豆撒きで何故歳を嘆かなければいけないのか知りたい。
●庭先の猫をよいしょと襟に巻き
襟に巻きで季語になるだろうか 「襟巻」としないと季語にならないのではないだろうか
●三姉妹いまは盛りや迎春花
上下名詞は避けたい 今盛りが三姉妹なのか、迎春花なのか、どちらにもかかってくる
三姉妹のいまは盛りや迎春花    とかに
厳しくいえば、どのように盛りなのかを言えたら良いと思う。俳句の難しさでしょうか
●かなたには紅き富士山春淡し
季語が動く 季語を再考したいと思う
●風冴ゆる振袖なびく門出かな
何の門出かはっきりいわないとわからない。成人式かもしれないし、卒業かもしれないし。
しいて言えば「門出」は蛇足か 門出と言わずに何の門出かわかるようにしたいですね
門出に風冴える季語は合わないのではないでしょうか
●春暁や光芒空を満たしけり
「や」「けり」は避けたい
●春近しさあ追ひ込みぞ我が孫よ
作者だけの思いの句は読み手にはわかりずらい
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第41回ISA句会 選句
【ひすけ選】
◎大津絵の鬼をめがけて追儺豆
  コケティッシュな情景が良く表れて
  いる。
○春節や蒸籠の湯気の吹きだしぬ
  美味しそうですね、早く食べたい。
○風冴ゆる振り袖なびく門出かな
  成人式でしょうか、寒いけど嬉しさと
  と程よい緊張感が良く表れている。
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妙さま

転倒事故、大事にならず良かったですね。
お風呂は滑りやすいので、要注意ですね。
温泉の洗い場などは石鹸が流れていたして滑りやすいので、
いつも歩幅を小さくして氷の上を歩くような気持ちでいます。

石人
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第41回ISA句会 選句
【石人選】
◎春節や蒸籠の湯気の吹きだしぬ
通りがかった中華料理店の店先でしょうか、使い古した蒸篭から湯気が噴出している風景を想像しました。春の気配を感じる句です。

〇大津絵の鬼をめがけて追儺豆
絵の中の鬼にめがけて豆を撒くユニークな風景が目に浮かびます。何処かではこういう風習があるのでしょうか。「追儺豆」という言葉は知りませんでした。

〇庭先の猫をよいしょと襟に巻き
猫を襟巻にするユーモラスな風景、さぞ暖かいでしょうね。 Up 2/16 22:22
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第41回ISA句会の投句が揃いましたので選句選評よろしくお願いします
締切りを20日といたします

明日 東京にいき、16日に盛岡(お葬式)に行きます。寒いでしょうね
なのに昨日お風呂ですべって30分くらい動けなく、きっと骨が折れたか皹が言ったかと病院に行き、レントゲンとCTを取りましたが打撲と言われました。骨が丈夫みたいでした。ホッとしています。
皆様も気を付けてお過ごしくださいませ
                   妙
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第41回ISA句会 投句
動く蟹の大看板や一の午
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第41回ISA句会 投句
食ひつくす七十八の鬼の豆
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第41回ISA句会 投句
春節や蒸籠の湯気の吹きだしぬ
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第41回ISA句会 投句
豆まきや歳を嘆きて豆食らふ
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第41回ISA句会 投句
庭先の猫をよいしょと襟に巻き
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第41回ISA句会 投句
三姉妹いまは盛りや迎春花
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第41回ISA句会 投句
かなたには紅き富士山春淡し
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第41回ISA句会 投句
香しき豆撒き後のお座敷や
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第41回ISA句会 投句
風冴ゆる振袖なびく門出かな
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第41回ISA句会 投句
春暁や光芒空を満たしけり
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第41回ISA句会 投句
春近しさあ追ひ込みぞ我が孫よ
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第41回 ISA句会 投句欄
大津絵の鬼をめがけて追儺豆
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皆様
今年も宜しくお願いします。お陰様で年末年始は家事?で結構時間がつぶれました。
気持ち新たに少しでも皆様に認められる句が詠める様に頑張ります。妙さま、本年初の幹事役ご苦労様です。  ひすけ拝
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第41回 ISA句会 兼題のお知らせ
兼題
●豆まき(傍題可)
●春(春がつけば可)
●雑詠
締切り 2月15日 
よろしくお願いいたします。

本年も楽しく俳句を作っていきたいと思います。よろしくお願いいたします。

                  幹事 石川 妙
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皆様、
1月お休み了解しました。余計な提案をしてしまい反省しています。今年末年始は家事手伝いに専念します。皆様、ご家族共々どうか良いお年をお迎え下さい。ひすけ拝
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了解しました。
石人
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連衆殿
さきほど妙さんからご相談があり、第41回のISA句会は年末年始はお休みとし、1月20日頃に次回の幹事である妙さんから新年第1回目の兼題を提示していただくようお願いしましたので、皆様よろしくお願いいたします。

それでは皆様、年末年始はゆっくりとお過ごしください。

従心 拝
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皆様、
年末大掃除が小生の役割ですが、そんなに大袈裟なものではありません、余計な事を申し上げてすみませんでした。次回幹事さんのご決断に従います。   ひすけ拝
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次回の句会について
私はどちらでもOKですが、皆様のご意見に従います。
良いお年をお迎えください。

石人
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皆様
皆様のご意見に従います。よろしくお願いいたします。

男性でも年末年始がお忙しいのですか?52年間我が夫は何もしません。お掃除など全くしませんし、料理は私一人で作り夫は、お正月は飲んで食べて、本当に夫のお正月です。別に不満はありませんが・・・なので私は女正月(小正月)を楽しみます。
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皆さま
ひすけ様のご意見に賛同します。
2024年はお正月早々、能登地方の大地震で大変な幕開けでしたが、来年はよい年になることを祈っております。

従心 Up 12/21 20:47
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皆様、
年末年始はお互いに忙しいでしょうから1月はお休みにしたら如何でしょうか?
             ひすけ拝
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第40回ISA句会 表彰式
名乗りが終了しましたので、少し早いですが表彰式に移らせて頂きます。

(個人の部)
首座 妙   8点
次席 従心   3点
ひすけ 3点
菊座 石人  2点
  
(俳句の部)
一席  妙   小上りはほんの二畳や陶火鉢 ◎従心 ◎石人 〇ひすけ
二席  妙   羽干しする冬の川鵜やきよときよとと ◎ひすけ 〇石人
三席  従心   ランプの宿いまも火鉢の世話になり ◎妙
    ひすけ  熱燗だいや常温と困らせり 〇妙 〇石人
    石人    木枯しや道をさまよふゴミ袋 〇従心 〇妙
三席  ひすけ  病み上がりやっとありつく薬喰ひ 〇従心
    従心   天心に輝く金星冬めく夜 〇ひすけ

今回は妙さんがダントツの8点で首座を獲得されました。
次回の幹事は通常の順番では妙さんとなりますが、よろしくお願いいたします。

幹事 石人
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第40回ISA句会 名乗り

《従心句》
ランプの宿いまも火鉢の世話になり   ◎妙
熱燗を交わして喧嘩仲直り
天心に輝く金星冬めく夜        〇ひ

3点いただきました。妙さま、ひすけさま ありがとうございます。
句評、ご指摘 たいへんさんこうになりました。 
ところでランプの宿はむかしむかしボーイスカウトの高校生たちと登った西吾妻山から白布温泉に下山するときの思い出でした。  

いよいよ年の暮ですね。皆様良いお年をお迎えください。 Up 12/19 17:46
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第40回ISA句会 名乗り
【ひすけ句】
・熱燗だいや常温と困らせり ○妙 ○石
  飲み会で必ず常温を主張する友人がお  
  り、幹事泣かせです(w)。
・病み上がりやっとありつく薬喰ひ ○従
  栄養をつけなきゃと懸命に食べた記憶
  があります。
・じじばばの早ふ早ふと火鉢かな
  子供の頃、寒い日の思い出を詠みまし
  た。
以上三点頂きました。選句と貴重な句評に
深謝します。        ひすけ拝
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第40回ISA句会 名乗り
【妙句】
●小上りはほんの二畳や陶火鉢      ◎従心 ◎石人 〇ひすけ
夫婦二人でしている小料理屋です。お料理はとても美味しい
●羽干しする冬の川鵜やきよときよとと  ◎ひすけ 〇石人
井之頭公園での景 何をしているのかわからなかったので、写真を撮っている人に尋ねましたら羽干しと教えていただけました。
●熱燗やたがひの呆けを笑ひあひ

以上8点いただきました。有難うございます
本年は句集出版、引っ越し、慣れぬ土地での生活と慌ただしく過ぎていきました。来年は落ち着いた生活ができるようにしたいと思います。
皆様佳いお年をお迎えくださいませ。       妙