41819
第46回ISA句会 投句
納豆をぐるぐる練つて裸かな
41819
第46回ISA句会 投句
熱演の団十郎や声涼し
41819
第46回ISA句会 投句
青林檎懐かしきあの歯応へや
41819
第46回ISA句会 投句
驟雨去り靄一面の青田かな
41819
第46回ISA句会 投句
縁先のすぐが川なり梅雨の鮠
41819
第46回ISA句会 投句
路地熱しとろろあふひのど根性
41819
第46回ISA句会 投句
梅雨深し水琴窟の音湿り
41819
第46回ISA句会 投句
どの家も明りの灯り熱帯夜 Up 7/13 20:36
41819
第46回ISA句会 投句
梅雨葵ゲリラ豪雨に凛と立ち
41819
第46回ISA句会 投句
熱風の体温越へて息上がり
41819
第46回ISA句会 投句
豪雨やみ虹全天に弓張れり
41819
第46回ISA句会 投句
梅雨空のどんより思考停止せり
41819
従心さん、ご指摘有難うございます。いつから無名さんになったか全く意識していませんでした。以前は41819と入っていたはずですが、、、。 
妙さん、先ほどの連絡はご放念下さい。
お騒がせしました。   ひすけ拝
41819
妙さん、ご指摘有難うございます。いつからこうなったのか、全く意識してませんでした。     ひすけ拝
41819
ひすけさま
ちょっと気になりますのでお知らせですが、
名前欄に「無名さん」とあるのはひすけさんのようですので、
投句の時に誰の句かわかってしまいます。
名前欄には「41819」と入れていただくよう
宜しくお願い致します。 

でしゃばりな従心です。 Up 6/23 21:07
無名さん
第46回ISA句会 兼題
皆さま、
第46回の兼題は下記とさせて頂きます
ので宜しくお願いします。〆切は7月
15日火曜日とさせて頂きます。
1)熱風 熱砂 熱帯夜など熱がつけば
  何でも可です。
2)梅雨(梅雨がつけば何でも可)。
3)当季雑詠。
例年より猛暑到来が早くなっていますが、皆さまどうかご自愛下さい。
             ひすけ拝
無名さん
第45回ISA句会
妙さま、幹事役大変お疲れ様でした。
次回はひすけが担当させて頂きます。次の46回のご案内は数日お待ち下さい。
            ひすけ拝
41819
第45回ISA句会 表彰式
【個人の部】
首座 石人 7点
次席 妙  6点
三席 従心 2点
【俳句の部】
一席 石人 野馬追や落ちる神旗に土が舞ふ   ◎妙 ◎ひすけ 〇従心
二席 妙  豌豆を引くやときにはしやがみゐて ◎石人 〇ひすけ
二席 妙  捨てられぬ籐椅子に尻の凹かな   ◎従心 〇石人
三席 従心 主なき居間の籐椅子そのままに   〇ひすけ ○妙
四席 石人 引つ越しや最後に積みし籐寝椅子  ○妙
四席 石人 絹さやの彩り添へし筑前煮     ○従心
四席 従心 額の花鐘つき堂の雨やどり     ○石人

今回は石人さまが7点 おめでとうございます
次回の幹事はひすけ様かと思いますので、よろしくお願いいたします。
                      妙
41819
石人さま
「落ちる」または「落つる」の件ですが、どうもしっくりこないと感じていましたので、私の意見ですので、ご自身のの良いようにしてくださいませね。ご自身の句ですので。
「野馬追や落ちて神旗に土の舞ひ」 
                     妙
無名さん
第45回ISA句会 名乗り
【ひすけ句】
・籘の椅子こっくりさんになりにけり
  こっくりこっくり居眠りの積もり
  でした。
・紫陽花のしつとり映ゆる箱根路や
  箱根新道・伊豆スカイラインの路端
  に咲く紫陽花の美しさを詠みました
・豌豆の旨味しっかり進む酒
  ビールの良きツマミ・枝豆として
  詠みました。
以上0点でした。句評有難うございました。           ひすけ拝
41819
第45回ISA句会 名乗り
【石人句】
選句、句評有難うございました。今回は7点いただきました。
*野馬追や落ちる神旗に土が舞ふ ◎妙 ◎ひ 〇従
先月末に初めて相馬野馬追の行事を見ました。花火で打ち上げられた神旗を大勢の人馬が奪いに行き、土が舞うという勇壮な風景を詠みました。
妙さんの下五は「土の舞ひ」のご提案、参考になります。俳句らしくなりますね。
「落ちる」は最終的には古文の「落つる」にしましたが、「落ちる」のままでもよかったでしょうか?
*引っ越しや最後に積みし寝籐椅子 〇妙
妙さんに指摘されましたが、「寝籐椅子」は「籐寝椅子」の間違いでした。家内の母が浦和から八王子に引っ越した時、かさばる籐寝椅子をどうしようか最後まで迷っていましたが、結局引っ越し荷物に入れることにしました。
「や」と「し」の切れ字の重なりのご指摘がありました。実は、最初は、「引っ越しの」でしたが、なんとなく説明文的に感じたので、深い考えもなく「引っ越しや」に変えてしまいました。
*絹さやの彩り添へし筑前煮 〇従
筑前煮のような煮物では、どうしても茶色になってしまいますが、絹さやを添えるだけでぐっと美味しそうになります。
41819
第45回ISA句会 名乗り
《従心句》
主なき居間の籐椅子そのままに         〇ひ 〇妙
豌豆摘む朝露帯びて真青なる
額の花鐘つき堂の雨やどり           〇石

3点いただきました。ありがとうございます。
豌豆と朝露の季重なりのご指摘。気づきませんでした。
41819
第45回ISA句会 名乗り
【妙句】
豌豆を引くやときにはしやがみゐて  ◎石人 〇ひすけ
 倉敷ではお隣の畑でよく野菜を採らせていただきました。
捨てられぬ籐椅子に尻の凹かな    ◎従心 〇石人
 石人さまのご意見に納得。再考いたします。類想句ありありですね
あをによし奈良絵の扇子買ひもして
 枕詞を使ってみました。奈良に行ったときに、奈良絵の扇子を買いましたのでこんな句を作りました

以上6点いただきました。有難うございます
41819
第45回ISA句会 名乗り
皆様の選句が揃いましたので名乗りに移らせていただきます。
締め切り
6月22日(日曜日)

                  妙
無名さん
第45回ISA句会 選句
【ひすけ選】
◎野馬追いや落ちる神旗に土が舞う
  激しい動きがダイナミックに詠み
  込まれてとても良い。
○豌豆を引くやときにはしゃがみゐて
  力を込めて豌豆を何とか引く様子が
  コミカル。
○主なき居間の籘椅子そのままに
  主なき今の厳かな静けさと籘椅子が
  上手くマッチしている。 
41819
第45回ISA句会 選、選評
第45回ISA句会 【妙選】
◎野馬追や落ちる神旗に土が舞ふ
神旗が落ちた一瞬の情景を切り取った臨場感ある句 上手い 私ならですが、下五「土の舞ひ」としたい。
〇引っ越しや最後に積みし寝籐椅子
「や」と「し」と切れ字が重なるので、「引っ越しの」とするか、あるいは「積みて」にするか
新しい家に持っていこうかどうしようかと迷った籐寝椅子だろうか。それとも大事な椅子なので最後に積んだのか、読み手にいろいろに想像できる。「籐寝椅子」
〇主なき居間の籐椅子そのままに
捨てられぬ大事な籐椅子なのだろう 作者には形見のような籐椅子かもしれない

●額の花鐘つき堂の雨やどり
額の花と雨がツキスギ
●豌豆摘む朝露帯びて真青なる
「豌豆」と「朝露(秋)」の季重。どちらも強すぎてしまい、二味となってしまう。
●豌豆の旨味しっかり進む酒
豌豆でお酒が進むとは妻は楽です。
●絹さやの彩り添へし筑前煮
彩添えはよくある 類想句あり  
●紫陽花のしっとり映ゆる箱根路や
普通に「箱根路やしつとり映えて濃紫陽花」ではいけないのだろうか
●籘の椅子こっくりさんになりにけり
「こつくりさん」は? 昔から言われている「占い」のことでしょうか?
41819
第45回ISA句会 選句
《従心選》
〇 野馬追や落ちる神旗に土が舞ふ         
  相馬の馬追の様子が目に浮かびます
◎ 捨てられぬ籐椅子(といす)に尻の凹かな     
  断捨離と言われる時代になっても愛着のあるものは簡単にはすてられません
〇 絹さやの彩り添へし筑前煮          
  日本食は味も大切ですが、彩りも大切な要素です。
41819
第45回ISA句会 選句
【石人選】
◎豌豆を引くやときにはしやがみゐて
豌豆の収穫の風景を、「ときにはしやがみゐて」という動的な描写を入れて表現しており、実感が湧く良い句となっている。
〇額の花鐘つき堂の雨やどり
状況設定がさわやかな句である。鐘つき堂での雨やどり中にふと目にした紫陽花の風景が絵のように感じられる。
〇捨てられぬ籐椅子(といす)に尻の凹かな
ユーモラスな雰囲気もあり、あるある感が漂う句。ただし、凹は尻でできるのは当たり前なので、「尻の」は不要ではないか。
41819
すみません!
選句、選評でした。ごめんなさい
よろしくお願いします。
動揺することがあり、気持ちが落ち着かなくてヘマばかりしています
    妙
無名さん
あのう、名乗りの前に選句だと思いますが。ひすけ拝
41819
第45回ISA句会 名乗り
大変遅くなり申し訳ございませんでした。(自分が幹事であることをすっかり忘れていました)
名乗りよろしくお願いいたします。
締切り:20日

         妙
無名さん
第45回ISA句会 投句
籘の椅子こっくりさんになりにけり
41819
第45回ISA句会 投句
豌豆を引くやときにはしやがみゐて
41819
第45回ISA句会 投句
あをによし奈良絵の扇子買ひもして
41819
第45回ISA句会 投句
額の花鐘つき堂の雨やどり
41819
第45回ISA句会 投句
豌豆摘む朝露帯びて真青なる
無名さん
第45回ISA句会 投句
豌豆の旨味しっかり進む酒
41819
第45回ISA句会 投句
野馬追や落つる神旗に土が舞ふ Up 6/18 12:32
41819
第45回ISA句会 投句
捨てられぬ籐椅子(といす)に尻の凹かな
41819
第45回ISA句会 投句
引っ越しや最後に積みし寝籐椅子
41819
第45回ISA句会 投句
主なき居間の籐椅子そのままに
41819
第45回ISA句会 投句
絹さやの彩り添へし筑前煮 Up 6/12 13:24
無名さん
第45回ISA句会 投句
紫陽花のしっとり映ゆる箱根路や
41819
第45回ISA句会 兼題
6月の兼題をお知らせいたします
●籐椅子
●豌豆(絹さや)
●当期雑詠

締切りは6月15日といたします。
梅雨の頃となり、気温の変化に体調を崩されませんように、お気をつけてお過ごしください
                  幹事 妙
41819
第44回ISA句会 表彰式
名乗りが揃いましたので、表彰式に移ります
【個人の部】
首座 従心    7点
次席 妙     5点
三席 ひすけ   2点
三席 石人    2点

【俳句の部】
一席 従心 竹落葉過ぎゆく刻(とき)を見る如く ◎ひすけ ◎石人 〇妙
二席 妙  うすうすと藁の匂ふや初鰹 ◎従心 〇石人 〇ひすけ
三席 従心 葉桜や列車待つ駅無人駅  ◎妙 
三席 石人 菖蒲湯や尚武と説かれ鉢巻きす  〇妙 〇ひすけ
四席 ひすけ 子供の日おませ仕草にはらはらと ○従心
四席 ひすけ 菖蒲湯につかりて遠き日々忍ぶ ○従心
四席 妙 番台の小さきテレビや菖蒲の湯  〇石人
従心 生徒らは揃いの服や菖蒲園
ひすけ 葉桜のあの日再び還らむや
妙 花は葉にむかうに見えて富士の山
石人 葉桜の姫や枝垂るる高楽寺
石人 苞なれど花と覚へし花水木

従心さん、7点獲得おめでとうございます。
次回の幹事は妙さんとなります。よろしくお願いいたします。

幹事 石人 Up 5/22 17:29
41819
第44回ISA句会 名乗り
《従心句》7点
生徒らは揃いの服や菖蒲園
葉桜や列車待つ駅無人駅           ◎妙
竹落葉過ぎゆく刻(とき)を見る如く     ◎ひ ◎石 〇妙

7点いただきました。今回は全員の皆様から特選をいただき有難うございます。
まず、菖蒲園の句ですが千葉市の公園が車で15分くらいのところにあり最近かなりの改造をしてそれほど大きくはありませんが菖蒲園も出来ました。たまたまそこに出かけたときに制服の生徒たちか数人遊びに来ていましたのでちょっと句にしてみました。つぎの無人駅の句はJR五井駅からスタートする小湊鉄道というローカル線がありまして、養老渓谷という観光地につながっているのですが、この沿線に月崎という無人駅があります。この駅からは最近有名になった地磁気逆転地層(国天然記念物チバニアン)がすぐ近くにあるのですが、この駅から約3キロにわたって素晴らしいハイキングコースがありここを一人でゆっくり歩いた時の句でした。妙さんのご指摘ありがとうございます。まさにご指摘通りで私もこの句は三段切れになっているなと思っていましたがそのまま投句しました。竹落葉の句は千葉にある竹林を散歩していたときにふと思いついた句でした。たくさん得点をいただいたのでつい調子にのって長くなってしまいました。すみません。
無名さん
第44回ISA句会 名乗り
【ひすけ句】
・葉桜のあの日再び還らむや
  満開の咲きっぷりが忘れられません
・子供の日おませ仕草にはらはらと○従
  子供なのに喋りだけ妙に大人っぽい
  様子に驚きと心配の両方を詠みまし
  た。
・菖蒲湯につかりて遠き日々忍ぶ ○従
  懐かしい思い出です。
以上2点頂きました。選句と句評をありがとうございました。上野での再会を楽しみにしています。   ひすけ拝
41819
第44回ISA句会 名乗り
【石人句】
選句と句評有難うございました。今回は2点いただきました。
>菖蒲湯や尚武と説かれ鉢巻きす 〇妙 〇ひ
 子供の頃、菖蒲湯に入った時、祖父から「菖蒲は尚武に通じ、強い男子になるため」と説かれ、しぶしぶ菖蒲の鉢巻きをしたことを思い出しました。
>葉桜の姫や枝垂るる高楽寺
 高尾の高楽寺には、「桜姫」と呼ばれる枝垂れ桜があります。葉桜となった状態でも立派な枝垂れ桜の枝ぶりを詠みました。
>苞なれど花と覚へし花水木
 ずっと花だと思っていた花水木の「花」が実は「苞」だと知って驚きました。 Up 5/21 21:25
41819
第44回ISA句会 名乗り
【妙句】
●うすうすと藁の匂ふや初鰹    ◎従心 〇石人 〇ひすけ
 倉敷に住んでいるときは、今頃高知へ鰹を食べに行っていました。懐かしい 高知まで車で2時間弱で美味しい鰹が食べれました
●番台の小さきテレビや菖蒲の湯  〇石人
 昭和の風呂屋ぽいですね。今の我が家の近くには、まだお風呂屋さんがあります。先日出掛けた大須にも「仁王門湯」とありました。ちょっと覗いてみましたら、今日は菖蒲湯と。俳人としては嬉しかったです。
●花は葉にむかうに見えて富士の山
 新幹線からの景でした

以上5点いただきました。有難うございます
30日東京でお会いできるのを楽しみにしております。俳句のお話ができましたら嬉しいですね。よろしくお願いいたします。
                         妙
41819
第44回ISA句会 名乗り
選句が終わりましたので名乗りに移ります。
締め切りは5月23日(金)とします。
幹事役 石人
41819
第44回ISA句会 【妙選】
◎葉桜や列車待つ駅無人駅
乗り降りの少ない駅にも桜の満開の頃には、桜を見に来る人で賑わう景が浮かんできた。
葉桜と無人駅がツキスギのようにも思えるが、葉桜の新緑の美しさも格別
待つ駅無人駅としないで、中七を「列車待ちたる無人駅」としたい
〇菖蒲湯や尚武と説かれ鉢巻きす
 我が家では子供にも孫にも賢い子になるように菖蒲で鉢巻をしたものだ、子供の頃に親がしてく  れたように そんな懐かしさを感じた  「説かれ」が気になる
〇竹落葉過ぎゆく刻(とき)を見る如く
 ひらひらと舞う竹の葉に過ぎゆく刻を感じる作者の感傷的な気持ちに、日々の忙しい生活の中の
 出来事に何かあったのかと・・・客観写生を目指している者には難しい
●葉桜のあの日再び還らむや
 あの日とは?花の咲いていた時のこと?何か思い出のある日?
●葉桜の姫や枝垂るる高楽寺
説明
●菖蒲湯につかりて遠き日々忍ぶ
 「菖蒲湯に」とあるので、「つかりて」は言わずに
41819
第44回ISA句会 選句
《従心選》
◎ うすうすと藁の匂ふや初鰹          
藁で炙ったかつおのたたきは本当に良い香りがして大好きです。

〇 子供の日おませ仕草にはらはらと       
まだまだ幼児だと思っていた子がいつのまにかすっかり大人びたことを           言うようになって驚かされます。

〇 菖蒲湯につかりて遠き日々忍ぶ        
なかなか自宅のお風呂ではこのような感情がわいてきません。きっとどこかの温泉にゆったりと浸かってのことだったのでしょう。 Up 5/16 16:55
無名さん
第44回ISA句会 選句
【ひすけ選】
◎竹落葉過ぎゆく刻(とき)を見る如く
  あっと言う間に過ぎ行く時の流れに
  人生の哀愁が良く感じられる。
○うすうすと藁の匂ふや初鰹
  初鰹の旨味がうんと出ている。
○菖蒲湯や尚武と説かれ鉢巻きす
  鉢巻きして菖蒲湯につかる様が微笑
  ましい。
41819
第44回ISA句会 選句
【石人選】
◎竹落葉過ぎゆく刻(とき)を見る如く
竹落葉がはらはら落ちるさまによって「過ぎゆく刻」を表現した句と解釈しました。「時」を使わないで「刻」としたことで、川の流れとは異なり、目の前で起きている短い変化を表現したいという詠み手の意図を感じました。
〇番台の小さきテレビや菖蒲の湯
銭湯で端午の節句に菖蒲湯のサービスがあったのでしょうか。「番台の小さきテレビ」が銭湯の古さを感じさせます。
〇うすうすと藁の匂ふや初鰹
初鰹のタタキを焼くのを近くで見ている風景でしょうか。藁の焼ける匂いから初鰹の美味しそうな雰囲気が漂ってきます。
41819
第44回ISA句会 選句
投句が揃いましたので、一日早いですが選句に入ります。特選◎一句、並選〇二句の選句選評よろしくお願い致します。締め切りは5月19日(月)と致します。

幹事役:石人
41819
第44回ISA句会 投句
苞なれど花と覚へし花水木
無名さん
第44回ISA句会 投句
葉桜のあの日再び還らむや
41819
第44回ISA句会 投句
うすうすと藁の匂ふや初鰹
41819
第44回ISA句会 投句
花は葉にむかうに見えて富士の山
41819
第44回ISA句会 投句
番台の小さきテレビや菖蒲の湯
無名さん
第44回ISA句会 投句
子供の日おませ仕草にはらはらと
41819
第44回ISA句会 投句
菖蒲湯や尚武と説かれ鉢巻きす
41819
第44回ISA句会 投句
竹落葉過ぎゆく刻(とき)を見る如く
41819
第44回ISA句会 投句
葉桜や列車待つ駅無人駅
41819
第44回ISA句会 投句
生徒らは揃いの服や菖蒲園
41819
第44回ISA句会 投句
葉桜の姫や枝垂るる高楽寺
無名さん
第44回ISA句会 投句
菖蒲湯につかりて遠き日々忍ぶ
41819
第44回ISA句会 兼題
連衆殿
いよいよ新緑が目に染みる季節となってきました。
今回は以下の兼題としました。

兼題1.「菖蒲」が入る夏の季語
兼題2.葉桜
兼題 3.当季雑詠

投句締め切りは5月15日(木)とします。
宜しくお願い致します。

幹事:石人
41819
第43回ISA句会 表彰式
名乗りが終了しましたので、表彰式に移らせて頂きます。

(個人の部)
首座 石人    9点
次席 妙     5点
三席 ひすけ    2点
菊座 従心    0点
  
(俳句の部)
一席 石人  春雷の過ぎて鳴る鐘寂として     ◎妙 ◎ひ ◎従
二席 妙   月おぼろ舟から天守見上げたる    〇ひ ◎石                          
三席 石人   儚きや乱世を映すおぼろ月      〇ひ 〇妙
四席 妙   春風や美濃に尾張に川分かれ     〇石
妙   茶室へとなだらかな坂濃山吹     〇石
石人  我が影のヤマブキにあり風優し    〇妙
ひすけ 朧月乱るる心見へ隠れ        〇従      
ひすけ 山吹の負けじと映ゆる葉が緑      〇従

今回は石人さんの「春雷」の句が一人勝ちでした。おめでとうございます。
アメリカの大統領一人に世界中が振り回されている今日この頃ですが、
俳句の世界だけはゆったりと穏やかな気持ちで楽しみたいものです。
さて、次回の幹事の順番は首座の石人さんとなりますが、よろしくお願いいたします。

幹事 従心
Up 4/22 11:48
41819
第43回ISA句会 名乗り
【妙】
●茶室へとなだらかな坂濃山吹    〇石人
 名古屋に移ってから、月に一度興正寺でのお茶会に出掛けています。今日は御衣黄桜が咲いていました。
●月おぼろ船から天守見上げたる   ◎石人 〇ひすけ
 犬山に出掛けました。今はライン下りはしていませんが、その舟を使って鵜飼の始まる6月まで花見の舟となります。
●春風や美濃に尾張に川分かれ    〇石人
 船頭の説明を聞いて句にしました。季語に悩みましたが、澄んだ水には春風が良いのではと。

以上5点いただきました。有難うございます 
              妙


 
無名さん
第43回ISA句会 名乗り
【ひすけ句】
・山吹の負けじと映ゆる葉が緑 ○従
  従心さまの言われる通り葉の緑の
  鮮やかさにも感動しました。
・朧月乱るる心見へ隠れ    ○従
  色々と迷う心をおぼろ月に隠して
  欲しいなとの思いで詠みました。
・桜満ちゆさゆさつつく小鳥かな
  小鳥が満開の桜の葉や枝に乗っかり 
  揺られながらも甘味を堪能する様を
  詠みました。  
以上2点頂きました。選句と句評に深謝
申し上げます。     ひすけ拝
41819
第43回ISA句会 名乗り
【石人句】
選句と句評有難うございました。今回は9点もいただき、大変光栄に思います。特に、妙さんには3句とも選んでいただき感謝しております。

>春雷の過ぎて鳴る鐘寂として ◎妙 ◎ひ ◎従
一か月ほど前にお寺で葬儀があり、雷鳴が轟いた後の静けさの中でお寺の鐘が鳴りました。普段は大きな鐘の音が静かに聴こえました。下五はいろいろ悩みましたが、静けさの表現として、亡くなった人への思いも込めて「寂として」を使ってみました。
>儚きや乱世を映すおぼろ月  〇妙 〇ひ
戦争や地球環境変化などによる乱世の行く末がぼんやりしている様を「おぼろ月」に例えました。妙さんが指摘されたように、美しさの表現としての「おぼろ月」を乱世にからめて使うのは合わないかもしれません。
>我が影の山吹にあり風やさし 〇妙
公園を散歩中に山吹を見つけた時に自分の影が写っていました。風が優しく吹いていたので、影が揺らぐこともありませんでした。
41819
第42回ISA句会 名乗り
《従心句》
山吹や午後の日射しの照り返し
時代劇観て帰る夜の朧月
蒲公英や彩色されし道祖神

以上の三句でした。今回は残念な結果でした。
41819
第42回ISA句会 名乗り
皆様の選句が終わりましたので名乗りに移らせていただきます。
締め切りは4月23日(水)とします。
幹事役 従心
無名さん
第43回ISA句会 選句
【ひすけ選】
◎春雷の過ぎて鳴る鐘寂として
  激しい雷音と美しい鐘の音との対比
  が素晴らしく、心が癒される。
○儚きや乱世を移すおぼろ月
  現在のトランプ言動の世界に及ぼす
  大混乱・大迷惑が詠われている様で
  とても切実感が有る。
○月おぼろ舟から天守見上げたる
  ゆったりとした静寂感がとても良い
  。
41819
第43回ISA句会 【妙選】
◎春雷の過ぎて鳴る鐘寂として
激しい音のあとの静けさの中の鐘の音、動と静との対比が上手い
しいて言えば、下五「寂として」の作者の主観的な言葉は避けたい。読み手が静けさとか、寂としてを感じるように作れば、一段と上の俳句を目指せるのではないでしょうか?俳句は簡潔に、淡々と作るように私は心がけています。作者の思いは句の中に忍ばせて作りたい
〇我が影の山吹にあり風やさし
山吹に移る影を詠んだのだろう 優しい句
私なら「風やさし山吹に我が影ゆれて」とか
〇儚きや乱世を映すおぼろ月
 地震、大雨、戦争嫌なことの起こる今おぼろ月の季語は合わないのでは

●蒲公英や彩色されし道祖神
鮮やかな道祖神なのだろうか いたずらに色を塗られた?実際に見た人はわかるが、見ていない人には伝わりにくい
●時代劇観て帰る夜の朧月
夜はいらない 
●朧月乱るる心見へ隠れ
誰の心なのか 曖昧
●山吹の負けじと映ゆる葉が緑
何かと競っている?山吹がどのようなのかを言いたい。擬人法は難しい
41819
第43回ISA句会 選句
【石人選】

◎月おぼろ舟から天守見上げたる
おぼろ月の下のライトアップされた天守閣を想像しました。
舟からは、ひょっとして夜桜も見えているのかもしれません。
ハイライトされた月と天守のコントラストが素晴らしい。
〇茶室へとなだらかな坂濃山吹
茶室へと向かう道の描写ではありますが、導入に濃山吹を設定した茶室の庭はどんな庭なんだろうと想像させます。
〇春風や美濃に尾張に川分かれ
スケールの大きな句。現代では、ドローンから見た風景でも俳句になるのかもしれないと思いました。
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第43回ISA句会 選句
《従心選》
◎春雷の過ぎて鳴る鐘寂として      
  すさまじい雷鳴のあと、静かな鐘の音が染み渡ります。

〇朧月乱るる心見へ隠れ         
  朧月に思いを投影しているのでしょうか。

〇山吹の負けじと映ゆる葉が緑      
  山吹の黄色の花よりも緑の葉に注意を向けたところが良かったです。 Up 4/16 18:15
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第43回ISA句会 選句
皆様の投句が終わりました。特選◎一句、並選〇二句の選句選評をよろしくお願い致します。締め切りは4月20日と致します。

従心 拝
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第43回ISA句会 投句
月おぼろ舟から天守見上げたる
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第43回ISA句会 投句
春風や美濃に尾張に川分かれ
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第43回ISA句会 投句
蒲公英や彩色されし道祖神
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第43回ISA句会 投句
桜満ちゆさゆさつつく小鳥かな
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第43回ISA句会 投句
春雷の過ぎて鳴る鐘寂として
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第43回ISA句会 投句
茶室へとなだらかな坂濃山吹
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第43回ISA句会 投句
儚きや乱世を映すおぼろ月 Up 4/13 21:00
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第43回ISA句会 投句
時代劇観て帰る夜の朧月
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第43回ISA句会 投句
山吹や午後の日射しの照り返し
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第43回ISA句会 投句
朧月乱るる心見へ隠れ
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第43回ISA句会 投句
我が影の山吹にあり風やさし Up 4/15 9:23
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第43回ISA句会 投句
山吹の負けじと映ゆる葉が緑
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第43回ISA句会 兼題
連衆殿
いよいよ春本番を迎えるころとなりました。さて今回は以下の兼題にて春の気分を満喫いたしましょう。

兼題1.山吹
兼題2.朧月
兼題3.当季雑詠

投句締め切りは4月15日(火)とさせていただきます。
宜しくお願い致します。

従心 拝
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第43回ISA句会
ひすけさま 幹事役ご苦労様でした。
第43回の幹事役 了解いたしました。
兼題提出までしばらくお待ちください。

従心 拝
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第42回ISA句会 表彰式
皆様、名乗りが出揃いましたので表彰式に
移らせて頂きます。妙さま 従心さま首座
ご獲得誠におめでとうございます。
【個人の部】
首座  妙   5点 
    従心  5点
次席  石人  4点
菊座  ひすけ 2点
妙さま 従心さま おめでとうございます
【俳句の部】
一席 くぢら島おむすび島や雁帰る 
     妙句  3点
一席 朝焼けの光を纏ふ氷柱かな  
     石人句 3点
一席 入相の聞こへる空や雁帰る  
     従心句 3点
四席 柳絮とぶ李朝民画を蔵二階  
     妙句  2点
四席 水取や散華の火の粉身に受けり
     従心句 2点
六席 紅させば物言いたげな陶の雛
     石人句 1点
六席 帰る雁高き山々一っ飛び
     ひすけ句 1点
六席 草餅のつぶいやこしと困らせり
     ひすけ句 1点
次回の幹事役は従心さまにて宜しいでしょうか。        /ひすけ拝
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第42回ISA句会 名乗り
【ひすけ句】
・帰る雁高き山々一っ飛び ○石
  長時間休まずに高い山々を一目散に
  帰ろうとする雁たちに敬服です。
・草餅のつぶいやこしと困らせり ○従
  私はつぶあん党です。お土産をどちら
  にするか迷います。
・お内裏の皆に護られ穏やかに
以上二点頂きました。選句、句評有難うご
ざいました。      ひすけ拝
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第42回ISA句会 名乗り
●柳絮とぶ李朝民画を蔵二階  ◎石人
倉敷民芸館では数年に一度李朝民画を展示します。とても貴重なもので、民芸館二階での展示を楽しみにしていました。
●くぢら島おむすび島や雁帰る ◎従心  〇ひすけ
瀬戸内海の島です
●雛めぐる絞り暖簾を通し土間

以上5点いただきました 有難うございます
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第42回ISA句会 名乗り
《従心句》
階段を埋め尽くしてる雛かな
入相の聞へる空や雁帰る         〇妙  ◎ひ
水取や散華の火の粉身に受けり      〇石  〇妙

5点いただきました。皆さまありがとうございます。
妙さんにご指摘いただいた、「階段」はおっしゃる通り石段とすべきでした。勝浦の遠見岬神社の石段全面に飾られるお雛さまを句にしたものでした。階段ではわかりませんでした。

入相の鐘は昔奈良の古道をハイキングしていた時に、どこかのお寺からの鐘が聞こえた時の思い出でした。

お水取りの句は妙さんのおっしゃる通りでした。何となく「受けり」としてしまいましたが、これは「受けて」とするべきでした。東大寺二月堂のお水取りは高い回廊の上から落ちてくる大きな松明の火の粉を、仏を供養するために散布される華(花)と見立てて句にしました。 Up 3/20 21:22
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第42回ISA句会 名乗り
【石人句】
選句、句評有難うございました。今回は合計4点いただきました。
*朝焼けの光を纏ふ氷柱かな(3点) ◎妙 〇従
2月末に恒例の美ヶ原高原でのスノーシュートレッキングに行きました。宿泊していた宿の窓から日の出を見ていたときに、朝焼けの光が氷柱に纏わりつくように氷柱を輝かせている光景を目にしました。その感動を句にしました。
*紅させば物言ひたげな陶の雛(1点) 〇ひ
我が家の雛人形一対の白色の陶器の雛で、表情がないので、家内が紅をさしたところ、なにかもの言いたげな表情に見えた時の句です。
「紅させば」の上五は、「紅をさしたところ」という意味での「原因と結果をつなぐ」用法としましたが、妙さんご指摘のように、「仮定」の意味に読めてしまうリスクがありました。
*人が逝く思ひ出残し雁帰る
この句の「人」は特定の人ではなく、広い範囲の人を意味しています。
最近、著名人や仕事上の大先輩、直近では義理の弟が次々と亡くなり、
帰る雁がこれらの人々の魂を運んでいくのではという気持ちになりました。
背景説明がないと理解しにくい句になってしまいました。
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第42回ISA句会 名乗り
皆様、予定より早く選句がなされましたので、名乗りに移らせて頂きます。〆切は3月23日にてお願いします。 ひすけ拝
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第42回ISA句会 選句
【石人選】
◎柳絮とぶ李朝民画を蔵二階
意味は不明ですが、なにか品格のある句に感じたので選びました。
春になったので、柳絮が飛んでいる李朝民画を蔵の2階から出してきて飾る風景かもしれないと解釈しました。
〇帰る雁高き山々一つ飛び
地上から見れば、雁が高い山々を一っ飛びしているように見えた風景と解釈しました。「一つ飛び」は「一っ飛び」ではないでしょうか?
〇水取や散華の火の粉身に受けり
火の粉を被る程近くで見たお水取りの様子がよく分かります。
寺院の法要で行われる「散華」が句の中でどのような意味を持つのか不明です。