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第32回ISA 投句
白梅の浸せし水や花器の艶 Up 2/11 15:29
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第32回ISA句会
連衆殿
今回の兼題は以下とさせて頂きます。
1)梅の花(梅が付いてれば何でも)
2)野焼き
3)当季雑詠(初春)
投句締切は2月17日にてお願いします。
この度は皆様にご心配をおかけし恐縮至極です。ポリープ除去は今回が三回目ですが、何回しても慣れませんね。今回は1センチ弱のを含めて数個だと思います。
             幹事役ひすけ
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ひすけ様
ポリープは
ありませんでしたか?
私は毎回 二つか三つ切除してもらっています。お互いに健康に留意しましょう!
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ひすけ様
無事の生還安堵致しました。
次回の幹事よろしくお願いいたします。有難うございます。
         妙
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ひすけ様
手術が無事終わり良かったですね。
幹事役よろしくお願いいたします。
石人
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妙さま、皆さま
無事に生還して自宅に戻ったところです。
次回32会の幹事はひすけがお引き受けします。但し、兼題などのご連絡は明日にさせて下さい。色々とお騒がせしてすみませんでした。        ひすけ拝
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第31回句会 表彰式
皆様の名乗りが終わりましたので、表彰式に移らせていただきます。
今回の句会は以下のような結果となりました。

《個人の部》
首座 石人   6点
次席 妙    4点  
従心   4点
菊座  ひすけ   2点(△も1点としました)

《俳句の部》
柏手の響く社や月冴ゆる   石人  5点 ◎従 ◎妙 〇ひ
足跡はウサギときつね雪明り 従心   4点 ◎ひ 〇妙 〇石
月冴ゆる高炉の焔真つ赤なる 妙    2点 ◎石
黙然と何を語らむ雪達磨   ひすけ 2点 ○従 △妙
三寒の鍼や四温の灸すゑて  妙   1点 〇石
叡山は雪や祇園は雨となり  妙   1点 〇従
柚子ひとつ棚に残れり春近し 石人  1点 〇ひ

次回幹事は、本来は妙さんですが、都合によりひすけさんにお願いします。
ひすけさんの術後の体調次第では、従心さんにお願いすることになるかも
しれませんが、その時はよろしくお願いいたします。

第31回幹事役 石人 Up 1/24 16:31
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ひすけ様
ご連絡有難うございました。ご自身の大変な時に申し訳ございませんでした。何事もなく無事に退院なさることを祈っております。
ひすけ様のご返事をお待ちさせていただきます。くれぐれもご無理のないようにしてくださいませ。
                     妙
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妙さま、
次回幹事の件、実は今月25日に入院して大腸ポリープ除去治療を行い26日に退院予定です。何も無ければ大丈夫ですが、もし何らかの状況で退院出来ない場合はご迷惑かけるかもと心配しています。無事26日に退院出来ましたら、喜んでお引き受けします。妙さまの事情は良く分かりますのでお引き受けしたいのはやまやまですが、
上記状況ですので26日迄確返をお待ち下さい。          ひすけ拝
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第31回ISA 名乗り
(妙の句)
●月冴ゆる高炉の焔真つ赤なる   ◎石人
昼間の高炉は白い焔が立上っているが、夜の高炉は真つ赤な焔が凄まじい勢いで噴き出している。初めて見たときは本当に驚いた。石人様の鑑賞の的確な評有難うございます。「月冴えて高炉の焔真つ赤なる」と再考しました。
●三寒の鍼や四温の灸すゑて   〇石人
難しい作り方をしました。佳い評を感謝です。    
●叡山は雪や祇園は雨となり    〇従心
寒い京都でした。ときおり祇園にも雪が舞っていました。

4点頂きました。有難うございます。

ひすけ様
私事で申し訳ございませんが、次回の幹事を代わっていただけないでしょうか?主宰の体調が悪く、全てが遅れ遅れになり2月は諸事のことが重なりまして、その上原稿も入っていますので、出来れば代わっていただけましたら嬉しく思っております。いかがでしょうか?   妙 
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第31回ISA 名乗り
【ひすけ句】
・黙然と何を語らむ雪達磨 ○従
・冴ゆる夜のあれやこれやと巡るかな
・年賀状もうお仕舞ひと言ひそびれ
以上一点頂きました。選句と句評に深謝します。           ひすけ拝
41819 第31回句会 名乗り
(従心句)
灯の冴えて春日の石灯籠
足跡はウサギときつね雪明り     〇妙  ◎ひ  〇石
箱根路を駆ける若人初明り

4枚いただきました。皆様ありがとうございます。
ウサギときつねの足跡の句はむかし雪中キャンプをしたときの思い出です。ウサギの足跡は雪の上に広がった跡がつきます。キツネはほぼ一直線。その時の記憶はウサギがキツネに追いかけられていたのだろうと想像していました。つぎにお正月に春日大社に夜ゆくとたくさんの石灯籠の灯りが厳寒の中、灯っているのが美しいです。箱根のマラソンの句は新春の朝、素晴らしい天気に恵まれ走り出したランナーをテレビで眺めて作りました。 Up 1/20 22:13
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第31回句会 名乗り

【石人句】
選句、句評有難うございました。今回は合計6点頂きました。

1)柏手の響く社や月冴ゆる ◎従 ◎妙 〇ひ 5点
長坂の家の近くに穂見神社という小さな神社があり、大晦日の夜の年越しで、甘酒をもらって新年の祈りをしていました。祈りを終えて空を見ると月が煌々と冴えわたり、その時の身がひきしまる感覚を詠みました。

2)柚子ひとつ棚に残れり春近し 〇ひ
年末に知人からもらった柚子数個が、お風呂に入れたり、ジャムを作るのに使ったりして、棚にはもう一個しか残っていない様子を見て、春が近いのだと感じた時の句です。「春近し」と「柚子」が季重なりとなることは承知の上での句です。

3)眉白し老いも若きも吹雪浴び
野辺山での経験です。吹雪が顔に吹きつけるような時は、若い人も老人のように眉が白くなることを詠みました。
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第31回句会 名乗り欄

選句が終わりましたので、名乗りに移ります。
締め切りは1月25日(木)としますので、
よろしくお願いいたします。

幹事役 石人
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【妙選】
◎柏手の響く社や月冴ゆる
多難な年明けを、冴え冴えと夜空に響く柏手が作者の祈りのようにも感じる。
〇足跡はウサギときつね雪明り
作者は漢字が多くなるのを避けたのだろうが兎、狐は漢字にしたい。私には兎と狐の足跡はわからないが、作者はこういう事に精通しているのだろう。雪の上をてんてんと続く足跡の景が浮かんでくる。兎と狐のどちらか一点に絞って詠むのも良いかと思う。
△黙然と何を語らむ雪達磨
私自身、思いの句は好まないので雪だるまがどのような状態なのかを(写生)詠んで欲しい。
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第31回ISA 選句
【ひすけ選】
◎足跡はウサギときつね雪明かり
  しんしんとした静寂の中の小動物の動
  きが可愛らしい。
○柚子ひとつ棚に残れり春近し
  春が待ち遠しい思いが良く詠まれてい
  る。
○柏手の響く社や月冴ゆる
  澄み切った寒空と明るい月の下で何を  
  祈願したのだろうか。
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第31回ISA 選句欄
《従心選》
〇 叡山は雪や祇園は雨となり       
   厳寒の京都。なかでも叡山はいっそう寒いのでしょう。

〇 黙然と何を語らむ雪達磨        
   きっと雪だるまの口がすこし傾いたのでしょう。気難しい顔になったのかな。

◎ 柏手の響く社や月冴ゆる        
   柏手の音の響きが寒さの極まった時の神社の空気やその透明感を感じさせます。
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第31回 選句欄
【石人選】
◎月冴ゆる高炉の焔真つ赤なる
どこかの製鉄会社の溶鉱炉の夜景を詠んだものと思う。冷え冷えとした月の色と、真っ赤に燃える溶鉱炉の焔の色の対比が素晴らしく、光景が目に浮かぶ。

〇三寒の鍼や四温の灸すゑて
三寒と四温を分離して、するどく刺すような三寒に対して鍼を、暖かい四温に対して灸を対比させたところが面白い。

〇足跡はウサギときつね雪明り
雪原を歩く時、うさぎ、きつね、鹿などの動物の足跡を見つけるのは楽しいものである。この句は、雪明りの中で得たそのような素朴な感動をさらっと詠んでいる。
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第31回選句欄
全員の投句(12句)が揃いましたので選句に移りたいと思います。
いつもどおり、特選1句、並選2句を寸評と共にお願いします。
締め切りは1月20日とします。 
よろしくお願いいたします。
幹事役  石人
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第31回ISA 投句
月冴ゆる高炉の焔真つ赤なる
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第31回ISA 投句
三寒の鍼や四温の灸すゑて
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第31回ISA 投句
叡山は雪や祇園は雨となり
第31回ISA 投句
灯の冴えて春日の石灯籠
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第31回ISA 投句
柚子ひとつ棚に残れり春近し
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第31回ISA 投句
足跡はウサギときつね雪明り Up 1/12 17:15
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第31回ISA 投句
眉白し老いも若きも吹雪浴び
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第31回ISA 投句
箱根路を駆ける若人初明り
41819
第31回ISA 投句
黙然と何を語らむ雪達磨
41819
第31回ISA 投句
年賀状もうお仕舞ひと言ひそびれ Up 1/11 20:22
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第31回ISA 投句
冴ゆる夜のあれやこれやと巡るかな
41819
第31回ISA 投句
柏手の響く社や月冴ゆる
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第31回ISA句会 兼題
従心様幹事役ご苦労さまでした。
次回は次のような兼題とします。
1)冴ゆる(月冴ゆる、風冴ゆる、など)
2)雪(雪あるいは雪の入った季語、牡丹雪、粉雪、大雪、吹雪など沢山あります。)
3) 当季雑詠
投句締め切りは1月15日とします。
投句よろしくお願いします。
皆様、お元気でよいお年をお迎えください。
幹事役 石人
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第30回ISA句会 表彰式
連衆殿
名乗りが終わりましたので表彰式に移ります。
《個人の部》
首座 石人  12点
次席 妙    4点
三席 従心   2点
菊守 徳児   1点
菊座 ひすけ

《俳句の部》
一席  新梢の先天を衝く冬木立    石人 7点 ◎ひ◎徳◎従〇妙
二席  密やかに色もかはらぬ返り花  石人 3点 ◎妙〇従
三席  立食ひやうどんの揚げと刻み葱  妙  2点 ◎石
三席   葱ひとつ残りし鍋の迷い箸   石人 2点 〇徳〇ひ
三席   一瞬の火柱かとも冬夕焼    妙  2点 〇石〇ひ
三席   里山に午後の日差しや帰り花   従心 2点 〇徳〇石
四席   人去りし葱のつくねん朝の市   徳児 1点 ○従

第30回のISA句会は以上のような結果となりました。
今回は病み上がりの石人さんがぶっちぎりの首座を獲得されました。おめでとうございます。それでは先日の打ち合わせどおり次回の幹事役は石人さんにお願いいたします。

以上をもって第30回ISA句会を終了いたします。みなさまご協力をありがとうございました。 いよいよ年の瀬です。良いお年をお迎えください。

幹事役 従心拝 Up 12/24 21:38
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第30回 ISA名乗り
【妙の句】
立食ひやうどんの揚げと刻み葱  ◎石人
一瞬の火柱かとも冬夕焼     〇石人 〇ひすけ
別邸やひさびさ来れば帰り花

以上4点頂きました。有難うございます。
石人さまが長坂にお帰りになられたと知り、またその時の冬夕焼のお話から、一瞬のの句と別邸やの句を投句しました。
石人さまの「甲斐駒に炎のごとき冬夕焼」いいですね。甲斐駒にですと説明になるので、「甲斐駒や」にしてはどうでしょう。この句を投句されていましたら、迷いなく特選でいただきました。
皆様 来年も健康で良い年であることを願っております。
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第30回 ISA 名乗り
【ひすけ句】
・朝早よほ白葱押さえ悴む手
  季重なりとは気付きませんでした。
・幻しやあがきもがきし返り花
  久々の優勝を目指して頑張ったのです
  が、届かなかった葛藤を詠んだ積りで
  す。
・遅かりし初雪待つや富士の山
  家から見える富士山頂上の遅い冠雪を
  詠みました。
いつも句評を有難うございます。ひすけ拝
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第30回 ISA 名乗り
《従心句》
下仁田と九条が競ふ葱の味
里山に午後の日差しや帰り花     〇徳  〇石
凩やはためくのぼり大相撲

2点いただきました。ありがとうございます。
帰り花の句は11月初旬に本当に久しぶりに小湊鉄道に乗って房総半島の里山に一人でハイキングに出かけたのですが、その時の景色を想い出した一句でした。葱の句は下仁田と九条のそれぞれに全く違う葱の味をそのまま詠んだものです。最後の大相撲の句はちょうど九州場所の時期でしたのでこんな句を読んでみました。
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第30回 ISA 名乗り
《石人句》
選句、句評有難うございました。今回は12点もいただきました。投句で意図したことが皆様に理解していただけたようで、大変喜んでおります。

新梢の先天を衝く冬木立 7点 ◎ひ ◎徳 ◎従 〇妙
退院後の検査で訪れた病院のレストランで食事中、庭の木が落葉し、新梢の先がすべて天に向かって真っすぐ伸びている様子を詠みました。新梢は枝打ち後、半年で1m以上も伸びることができ、驚くべき生命力です。病院という環境と木の生命力という対比が作句の背景にあったかもしれません。

密やかに色もかはらぬ返り花 3点 ◎妙 〇従
返り花を見つけるべく、近くの公園に探しにいきました。一周した公園の出口あたりで、ようやく、密やかに咲く2,3個のつつじの花を見つけました。春の満開のつつじの様子と比べ、なんの遜色もなく綺麗な色を見せてくれている姿に感動しました。

葱ひとつ残りし鍋の迷い箸 2点 〇徳 〇ひ
「迷い箸」という言葉は、一人で鍋を食べている時は使わないと思いました。大勢で鍋をつついている時に、最後に残った葱に箸をつけようか、それとも他人の眼を気にして、隣の白菜にしようか迷う風景を詠みました。 Up 12/20 10:02
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第50回 ISA 名乗り
『徳児句』
よみがへるなじみの道や帰り花
 散歩のルートを変えて久しく、元の道を辿った時に四季桜が咲いており
 柱廊を通った感じを受けました。これを帰り花に置き換えて、古い
 なじみの道を蘇らせました。
人去りし葱のつくねん朝の市  ○従心
 売れ残りで寂しい感じを受けましたので、言葉を探しました。
 擬人化についての御指導と添削、有難うございました。
オリオンや消えぬガイアの血の匂い
 戦争・戦闘状況が毎日報道され、TVから血が匂ってくる様です。
 日本の政冶・派閥の体たらくも血腥く暗澹たる気持ちになります。
 天空からこの地球をどう見ているのか、問合せたくなりました。
一点頂きました。有難うございました。

徳児は1月半ば旅行を予定しており、この間は連絡もとれませんし、
PCを修理に出しますので、勝手ながら1月の句会は欠席させて頂きます。
寒さが戻ってきました。皆様、御健康に注意され快適な毎日をお過ごし
ください。

皆様、どうぞ良い年をお迎えられますように。
                           徳児拝

 
Up 12/20 5:24
41819
第30回ISA句会 名乗り欄
連衆殿
選句が終わりましたので、名乗りに移ります。
締め切りは 12月25日(月)までにお願いします。

幹事役 従心 拝
41819
【妙選】
◎密やかに色もかはらぬ返り花
帰り花は、いつもこんなところに咲いていると驚かされる。確かに密やかにだ。帰り花のことをきちんと
写生しているところが良い。
帰り花は普通桜をいいます。私達はそれ以外の花の時には「あやめの帰り花」「つつじの帰り花」というように詠みます。
〇新梢の先天を衝く冬木立
実景と思うが、「天を衝く」という句はかなり多くある。
「新梢」も再考したいですね

●葱ひとつ残りし鍋の迷い箸
「迷い箸」はどのおかずをとろうかと、箸をあちこち向けること」ですので、この句の場合の迷い箸はおかしいのではないか
●幻しやあがきもがきし帰り花
帰り花が咲いているのか、咲いていないのか。誰かがあがきもがいていること?幻は何?どういうことなのだろう
●朝早よほ白葱押さへ悴む手
季重ねですね。葱を言いたいのか悴む手を言いたいのかわからない
「朝早やう」では
●凩やはためくのぼり大相撲
凩が吹いているので、はためくは言わずもがな。幟と漢字にしたい。
●里山に午後の日差しや帰り花
暖かい日差しのなかに帰り花が咲いていますと、わかりすぎる。
●下仁田と九条が競ふ葱の味
擬人化ですね。どういうことなのか?
●オリオンや消えぬガイアの血の匂い
作者の思いの句は、なかなか読み手にはわかりづらい。
●よみがへるなじみの道や帰り花
何がよみがえるのか?そこが言えたら面白いのに。
●人去りし葱のつくねん朝の市
この句から言えば擬人化ですが、擬人化する必要があるのだろうか?例えば「売れ残る葱やぽつんと朝の市」とか 
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第30回ISA 選句
【徳児選】
◎ 新梢の先天を衝く冬木立
  窓から葉を落とした冬の木が見え、大きく枝を空に向けています。
  命の息吹を感じました。
〇 里山に午後の日差しや帰り花
  末枯れの里山に狂い咲いた花の景が浮かびました。
〇 葱ひとつ残りし鍋の迷い箸
  遠慮の塊となった最後の一つを取るかどうするか作者の迷いが面白い。
41819
第30回ISA 選句
【ひすけ選】
◎新梢の先天を衝く冬木立
  生命の強い息吹きを感じる。
○葱ひとつ残りし鍋の迷い箸
  気持ちが良く伝わる、観察眼が素晴ら
  しい。
○一瞬の火柱かとも冬夕焼
  見た事は無いが、最初は紅葉がライト
  アップされたのかとも思いました。
41819
第30回ISA 選句
《石人選》
◎立食ひやうどんの揚げと刻み葱
若い時に、夜行列車でスキーに行ったとき、塩尻駅ホームで立喰いうどんを食べたことを思い出しました。「揚げと刻み葱」の表現で、寒いホームに立ってフーフーしながら食べるうどんの美味しさを良く表現できています。

〇一瞬の火柱かとも冬夕焼
甲斐駒ヶ岳の肩にこの句のような風景が現れました。一瞬山火事かと思いましたが、雲間から覗く夕焼のダイナミックな姿でした。その時、似たような句を詠みました:「甲斐駒に炎のごとき冬夕焼」。

〇里山に午後の日差しや帰り花
「午後の日差し」の暖かかな雰囲気が、「帰り花」を咲かせる環境を表しているように感じさせます。
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第30回ISA句会 選句

《従心選》
◎新梢の先天を衝く冬木立         
  「新梢の先が天を衝く」とは勢いがあります。

〇密やかに色もかはらぬ返り花       
  どんな帰り花をみつけたのでしょうか。

〇人去りし葱のつくねん朝の市       
  「葱のつくねん」が面白いですね。 Up 12/14 20:47
41819
第30回ISA句会 選句

連衆殿

皆様の投句が完了しましたので締切日にはまだ時間がありますが、
選句に移らせていただきます。特選1句、並選2句に寸評をつけて
お願いします。締め切りは12月20日とします。

従心 拝
41819
第30回ISA 投句
密やかに色もかはらぬ返り花
41819
第30回ISA 投句
葱ひとつ残りし鍋の迷い箸