にしえき
Re:20系客車の汚物処理装置について
仙コリ様
返信遅くなり失礼しました。
詳細な資料ありがとうございます。という事は製品のナハネ、ナハネフは本来は全車粉砕式を搭載していた車両ですが故障多発で外して流し管に先祖がえり?した車両を的確に再現したんでしょうね…開封したとき欠品?と思ってしまいました。
処理装置の搭載時期は地上設備が稼働した年以降でしょうから調べてみたいと思います。
ありがとうございました。
仙コリ様
返信遅くなり失礼しました。
詳細な資料ありがとうございます。という事は製品のナハネ、ナハネフは本来は全車粉砕式を搭載していた車両ですが故障多発で外して流し管に先祖がえり?した車両を的確に再現したんでしょうね…開封したとき欠品?と思ってしまいました。
処理装置の搭載時期は地上設備が稼働した年以降でしょうから調べてみたいと思います。
ありがとうございました。
(ID:U8TdZ2)
仙コリ
20系客車の汚物処理装置について
にしえき様
20系客車の汚物処理装置について、資料から読み取れる情報ですが…
鉄道ピクトリアル2020年11月号別冊「国鉄形車両の記録 20系固定編成客車」によると、
「みずほ」用新製車(1963年4・5月落成車)以降について、粉砕式汚物処理装置を搭載、
しかし粉砕式汚物処理装置は故障が多く保守面の課題が多かったため、「日本海」用の
増備車(1969年9月落成車)以降については、循環式汚物処理装置の取付準備工事を
施し、地上設備工事の進捗に併せて1970年度から車両側の汚物処理装置取付が開始された
とあります。
ただし、地上設備の遅れから汚物処理装置の取付を最後まで行わなかった車両も少なくない
との事です。
つまり分類すると
(1)1963年(昭和38年)4月以降の落成車
粉砕式汚物処理装置を搭載
(ただし循環式汚物処理装置に載せ替えた車両が存在するかどうかは不明)
(2)1969年(昭和44年)9月以降の落成車
循環式汚物処理装置の取付準備工事実施
1970年度(昭和45年度)以降に順次循環式汚物処理装置を搭載
ただし最後まで汚物処理装置を搭載しなかった車両も多数存在
といった状態であると思われます。
そこで、20系客車の12系併結改造車(1000番代・2000番代)の履歴を調べると
鹿児島配置車(「かいもん」・「日南」で使用)については全て(1)に該当
米子配置車(「さんべ」で使用)と宮原配置車(「ちくま」で使用)は(1)(2)が混在
となっていました。
各列車ごとに分類すると
「かいもん」・「日南」での使用車両
(1)に該当する車両
ナハネ20 1126・1135・1136・1202・1214・1215
ナハネフ22 1007・1008・1009・1010・1011・1012
「さんべ」での使用車両
(1)に該当する車両
ナハネ20 1309・1313・2220・2237・2243・2314
ナハネフ22 1004・1005・1013
(2)に該当する車両
ネハネ20 1324・1354
ナハネフ23 1019
「ちくま」での使用車両
(1)に該当する車両
ナハネ20 2232・2235・2245
ナハネフ22 1002
ナハネフ23 1009・1010
(2)に該当する車両
ナハネ20 1340・1341・1342・1357・2358
ナハネフ22 1023
となります。
あくまでも資料からの分析となりますし、実際に循環式汚物処理装置を搭載した車両は
わかりませんが、参考になりましたら幸いです。
にしえき様
20系客車の汚物処理装置について、資料から読み取れる情報ですが…
鉄道ピクトリアル2020年11月号別冊「国鉄形車両の記録 20系固定編成客車」によると、
「みずほ」用新製車(1963年4・5月落成車)以降について、粉砕式汚物処理装置を搭載、
しかし粉砕式汚物処理装置は故障が多く保守面の課題が多かったため、「日本海」用の
増備車(1969年9月落成車)以降については、循環式汚物処理装置の取付準備工事を
施し、地上設備工事の進捗に併せて1970年度から車両側の汚物処理装置取付が開始された
とあります。
ただし、地上設備の遅れから汚物処理装置の取付を最後まで行わなかった車両も少なくない
との事です。
つまり分類すると
(1)1963年(昭和38年)4月以降の落成車
粉砕式汚物処理装置を搭載
(ただし循環式汚物処理装置に載せ替えた車両が存在するかどうかは不明)
(2)1969年(昭和44年)9月以降の落成車
循環式汚物処理装置の取付準備工事実施
1970年度(昭和45年度)以降に順次循環式汚物処理装置を搭載
ただし最後まで汚物処理装置を搭載しなかった車両も多数存在
といった状態であると思われます。
そこで、20系客車の12系併結改造車(1000番代・2000番代)の履歴を調べると
鹿児島配置車(「かいもん」・「日南」で使用)については全て(1)に該当
米子配置車(「さんべ」で使用)と宮原配置車(「ちくま」で使用)は(1)(2)が混在
となっていました。
各列車ごとに分類すると
「かいもん」・「日南」での使用車両
(1)に該当する車両
ナハネ20 1126・1135・1136・1202・1214・1215
ナハネフ22 1007・1008・1009・1010・1011・1012
「さんべ」での使用車両
(1)に該当する車両
ナハネ20 1309・1313・2220・2237・2243・2314
ナハネフ22 1004・1005・1013
(2)に該当する車両
ネハネ20 1324・1354
ナハネフ23 1019
「ちくま」での使用車両
(1)に該当する車両
ナハネ20 2232・2235・2245
ナハネフ22 1002
ナハネフ23 1009・1010
(2)に該当する車両
ナハネ20 1340・1341・1342・1357・2358
ナハネフ22 1023
となります。
あくまでも資料からの分析となりますし、実際に循環式汚物処理装置を搭載した車両は
わかりませんが、参考になりましたら幸いです。
(ID:FLDrkY)
にしえき
Re:20系かいもんのトイレ
テツヲヤヂ様
情報ありがとうございます。製品のように装置の有無が混在してたのかが気になります。
テツヲヤヂ様
情報ありがとうございます。製品のように装置の有無が混在してたのかが気になります。
(ID:U8TdZ2)
テツヲヤヂ
20系かいもんのトイレ
福岡市内の貝塚公園に、最終的に「かいもん」に運用されていたナハネフ22-1007が保存されております。
これには垂れ流し配管がついていた記憶があります。
私の記憶違いだったらすみません。
福岡市内の貝塚公園に、最終的に「かいもん」に運用されていたナハネフ22-1007が保存されております。
これには垂れ流し配管がついていた記憶があります。
私の記憶違いだったらすみません。
(ID:ZoUkJq)
KATO急行さんべ、かいもん・日南について
先日発売されたさんべ、かいもん・日南各セットに含まれる20系ですが、粉砕式汚物処理装置がさんべはオハネフ22のみ、かいもん・日南はオハネ20のみに取り付けられてます。
実際この様な仕様で付いてない車両は流し管だったのでしょうか。製品の仕様説明には昭和50年代の再現としかなく、画像でも確認できませんでした。
また24系に置き換わるまで12系含めトイレタンク化はされてなかったのでしょうか。ご教示いただければと思います。
先日発売されたさんべ、かいもん・日南各セットに含まれる20系ですが、粉砕式汚物処理装置がさんべはオハネフ22のみ、かいもん・日南はオハネ20のみに取り付けられてます。
実際この様な仕様で付いてない車両は流し管だったのでしょうか。製品の仕様説明には昭和50年代の再現としかなく、画像でも確認できませんでした。
また24系に置き換わるまで12系含めトイレタンク化はされてなかったのでしょうか。ご教示いただければと思います。
(ID:U8TdZ2)
謹賀新年
2025年昭和100年令和7年明けましておめでとうございます。
仙コリ様、あけぼののAREBの返答ありがとうごさいました。下り勾配走行時の編成後部車両のブレーキ
の効き?を早くする事により自動連結器にかかる力(自連力)を軽減する
解説良く分かりました。
2025年昭和100年令和7年明けましておめでとうございます。
仙コリ様、あけぼののAREBの返答ありがとうごさいました。下り勾配走行時の編成後部車両のブレーキ
の効き?を早くする事により自動連結器にかかる力(自連力)を軽減する
解説良く分かりました。
(ID:5ZWAQ7)
仙コリ
Re:「あけぼの」におけるAREBブレーキについて
自己レスですみません。
少々言葉足らずであったと思いましたので…
空気ブレーキによる編成後部車両の応答遅れによって生じる、編成後部
車両により前方の車両が押される現象は、平坦な路線であろうが上り勾配
であろうが生じる現象ですが、急な下り勾配においては、そこに物理的な
車両重量が加わることになり、連結器に過大な圧力が加わることになる
ため、AREBブレーキによる編成各車のブレーキ応答時間の均等化という
効果によって、連結器にかかる負担が軽減されるのではないかと思われ
ます。 Up 12/30 17:46
自己レスですみません。
少々言葉足らずであったと思いましたので…
空気ブレーキによる編成後部車両の応答遅れによって生じる、編成後部
車両により前方の車両が押される現象は、平坦な路線であろうが上り勾配
であろうが生じる現象ですが、急な下り勾配においては、そこに物理的な
車両重量が加わることになり、連結器に過大な圧力が加わることになる
ため、AREBブレーキによる編成各車のブレーキ応答時間の均等化という
効果によって、連結器にかかる負担が軽減されるのではないかと思われ
ます。 Up 12/30 17:46
(ID:FLDrkY)
仙コリ
「あけぼの」におけるAREBブレーキについて
ブレーキ装置について詳しいわけでは無いので、文献を読んでの私なりの
解釈ですが…
AREBブレーキ(電磁自動空気ブレーキ)は従来の空気ブレーキにおける
編成後部車両へのブレーキ管空気圧力の伝達遅れによる空走時分・
空走距離を短縮する事による列車最高速度の向上が本来の目的ですが、
急勾配区間(下り勾配)において非常ブレーキを作動させた場合における
後部車両のブレーキ応答時間の遅れにより、編成前部が後部車両に強く
押される状態となり、自動連結器にかかる力(自連力)が過大となる
状況を改善させる目的のためにAREBブレーキを使用したという事では
ないでしょうか?
あくまでも私なりの解釈ですので、詳しい方がいらっしゃいましたらフォロー
していただけますと助かります。
ブレーキ装置について詳しいわけでは無いので、文献を読んでの私なりの
解釈ですが…
AREBブレーキ(電磁自動空気ブレーキ)は従来の空気ブレーキにおける
編成後部車両へのブレーキ管空気圧力の伝達遅れによる空走時分・
空走距離を短縮する事による列車最高速度の向上が本来の目的ですが、
急勾配区間(下り勾配)において非常ブレーキを作動させた場合における
後部車両のブレーキ応答時間の遅れにより、編成前部が後部車両に強く
押される状態となり、自動連結器にかかる力(自連力)が過大となる
状況を改善させる目的のためにAREBブレーキを使用したという事では
ないでしょうか?
あくまでも私なりの解釈ですので、詳しい方がいらっしゃいましたらフォロー
していただけますと助かります。
(ID:FLDrkY)