Ψ 言霊の宿木 Ψ

ほら、貴方の声で新たな実を付けるよ。
日本丸
20170117
あの日以来
救うことを使命と課せられたモノは
言葉もとどかず声さえも不通な魂の心象の叫び

それでも星の宇宙に瞬かない夜道も
歩み抜いた今世(とき)に

報われるのか報われないのか
正解(こたえ)は茨の中か海の底か

この世界もあの次元もその善悪の包み込む因果律の帳も
すべてを超える理法を駆使して根源の命に立ち帰り役目は終わる迄繰り返す
日本丸
20170115
煌びやかな色彩で
塗り絵の様に
心のキャンバスを自由に描く

遠い昔の逃れられない
巨大な時の引力から呑み込まれた
果ての出口に立ち
何を思う

慣れられない未経験の現実の連鎖
越え続けた確信が今に踏み出す
熱意にも変わる

想い描いた一念の色彩で自由に描く

静かな夜にぱっと明るくなるような
光を描く
日本丸
20170113
打ち鳴らされた鐘の響きが
未来型のほんとうの僕たちを呼び覚ます

まばゆい閃光が合図を送る様に
いのちの宇宙に走る

心の叫びは尽き果てて
想いが連なり重なって

気付いてはいない奇跡の発動を
幾度も生み出したその魂の信念で

たどり着くべき未来に触れるんだ
開花する生命の自身の詩を詠うんだ
いつか

終わらない理想(ゆめ)の実現の光景が
その生命の宇宙に広がる
日本丸
20170110A
ただ徒らに時が過ぎ去っているように思っていたとしても
とても大きな使命を果たす因を
その生命には創っている時だから
投げやりにならないで
苦しまないで
あしたの生命の花を開かせる為に
今は今を生きよう

自分自身の生命の中に深く潜り込んでみれば
とても不思議な感覚をみつけることが出来る

清らかな生命の宇宙に浮かび
満ち足りた自分に逢うことも出来る

自分自身の生命の未来を想い描こう
日本丸
20170110
激動の世界の複雑な全てが入り組んでいる
経過の時間の中では
思い一つも言葉を紡ぐ事も困難で
雁字搦めな見えない糸が行く手を阻む

それならば
光の素直な意思の宿った
感情(おもい)が命の真ん中に現れるまで
ただ時代の変化を眺めていればいい

ただ世界の夜明けをしずかに願うだけでもいい


未来の世界に必要な生命は必ず
あしたの向こうから導かれて
大いなる力の祈りから包まれて
少しずつでも幸福な自分自身の境地の宮殿へと
進んでいけるものだから
日本丸
20170108
善良な過去たち未来たちが
優しく心の故郷に灯って
安穏の命の感性の時間をつつみ込みます

風も雨も波濤も打ち破って
安眠できるような至高の境涯が
胸中の宇宙に涌現する

陽の光は変わらずに燦々と降り注ぎ
月の気高さはいつも煌々と照らし続けた

世界中の根底からの進化は
時代の大きな障壁をじきに崩し
未来中の事象の悪因を取り除く