Ψ 言霊の宿木 Ψ

水色の瞳

四角い空間
光の差し込むための

展開図 白いシーツ
命と死の苗床

白い天井

仰向けの・・
白い海

水平線の彼方に耳澄ます
が如くに耳を閉じ

目が開く

水色の瞳 同じ色

.

基本あうん

あうんはあとうん
基本はきとほんじゃない

うどんはうどん

そばに・・


.

空き地
天井にこびり付いた鉄板
集まる水滴が仕掛ける
結ばれた意思を
追い越すまいと
掌で言葉に負荷を掛ける

熱く変色したこの石は冷たく
軽く吊り上げた詩奏は
重さに耐えられずに浮き上がる

何もないこの場所
ここでは全てが新しい

起き上がるついでに
持っているタネを一つ植える

(・・?)
あなたの脳ミソは
ツギハギだらけ
たった五行の
小箱の蓋を
開けられない

文字数が少ないのに
脳ミソに響く
上手い人は
技術を超えた
透明なセンスで


*
[今日の空模様は？]
晴れ〜自分の部屋に帰ろ…。

(^ .^)
私がここに書けば
どっかの場所に
作品が増える
もう中古ネタだよ
アナタのも

潮風の冷たさで
目が醒めた
あなたの
二日酔いを
気にしてる

不思議とね
意地悪で残酷な
愛情表現は
すぐに
伝わるんだ


*

(・・?)
妖怪知障女理〇が現れた
ふんふん
まだ生きてたのか
さて
老婆は昼寝しよう


おわり。