ハンスト参加申し込み

過去ログ2 2023/2/9 10:23

▼藤森治子
第205回目の「9の日・9条・ハンスト・イン」に参加します
2月9日正午から、第205回目の「9の日・9条・ハンスト・イン」に参加します。
昨日の晴天に比べ、今日は雲の厚い日です。
毎日驚くようなことがあり、心落ち着かない日々です。
今日は金子光晴の『絶望の精神史』読みながら、ハンストをして過ごそうと思います。


▼藤森治子
「台湾有事」にだまされるな ー 1月のハンスト実施報告 ー
*1月 2日(月)0時より24時間ハンスト実施。(報告済み)

*1月 9日(木)正午より、24時間ハンスト・インに参加。

*1月17日(火)0時より24時間ハンスト実施。
        16日(月)に実施する予定でしたが、精密検査で通院の日になってしまったので、
        一日遅れて実施しました。

*1月23日(月)0時より24時間ハンスト実施しました。

*1月30日(月)0時より24時間ハンスト実施しました。

*2月 6日(月)0時より24時間ハンスト実施中、7日0時に終了の予定。

 立春が過ぎて、少し暖かくなったような気がしますが、まだまだ油断できませんね。今冬は、初めて手の指に「皹(ひび)」が切れてしまいました。むかし、母や姉が冬になると悩んでいたことを思い出しました。一番よく使う親指と人差し指の内側の皮がむけて、ようやく治り始めたところです。今冬の寒さと自分の体自身が干からびて、こういう現象が起こるのでしょう。水仕事が辛い季節です。

さて、今年はその都度ハンストの報告をします、などと言いながら、惰性でまたまた1ヶ月分のまとめ報告になってしまいました。

国会が始まった12月以来、そこから漏れ伝わってくることが、本気かと思えるほど、あまりに衝撃的で、聞いたり読んだりしているうちに、気持ちが悪くなってきました。

安保3文書を、「戦後の安全保障政策の大転換」と称して、憲法9条との整合性も論ぜず、国会の審議もしないまま、米政府に伝えに渡米するという国民無視の無法なやり方で「大転換」をしようとしています。そして、そのためにかかる経費は、税金か国債で賄うというわけですから、国民が怒るのは当然です。

メデイアは、その経費の点ばかり強調するので、国民の8割がNOというのは当然です。多くの識者たちが、この軍拡の中心である「敵基地攻撃能力」を持って実際に戦争になれば、日本の国土にも確実にミサイルが撃たれるという、国民に都合の悪い事実を伝えていないのです。このように、メデイアがこの安保3文書の大転換の中身を国民に伝えず、いたずらに、「台湾有事になれば、日本も戦場」などと大げさに喧伝し、国民の反対の声をつぶしてしまうかのような報道は実に嘆かわしいです。台湾有事を、日本の軍拡を進める材料に使っているとしか思えません。

先日、Yahooのニュースで、台湾民意調査の結果が載っていましたが、それを後追いする他社の記事がないのはなぜでしょうか。その調査の結果から読み取れることは、「アメリカの対中国対抗のために利用されたくない」というはっきりしたものでした。この調査を分析した遠藤誉氏によれば、台湾人の多くは以下のように思っていることがわかります。
 
 ○多くの台湾人は、米中の覇権争いのために、アメリカが台湾を駒として利用していると認識している。

 ○アメリカが中国大陸を牽制するために、台湾人が戦争に巻き込まれることを台湾人は嫌がっている。だからアメリカに近         
  づかない方がいいと思っている人が多い。

 ○中国大陸と対立し続けるのは台湾に不利なので、「抗中保台」より「和中保台」を望む人が多い。

アメリカと中国の狭間で、複雑な事情にある台湾の人たちが、米中の思惑には乗りたくないと思う事情がよくわかります。台湾有事を軍備の拡張のチャンスととらえて、それを煽っている日本人の浅ましさ、無知さ加減に呆れます。特に「台湾有事」などという失礼な言葉を弄び、日本国民の「危機意識」を煽っているメデイアの姿勢は大問題です。ひょっとして、戦争はメデイアがつくるのでは?いたずらに好戦的な言動に惑わされることなく、事実を見出していきましょう。

この台湾民意調査は、下記のURLで見ることができます。
https://news.yahoo.co.jp/byline/endohomare/20230120-00333655


▼藤森治子
第204回「9の日・9条・ハンスト・イン」に参加します。
皆さま、今年もよろしくお願いします。

「めでたさも 中ぐらいなり おらが春」(一茶)
新年ですが、今年は、このくらい(↑)の気分です。皮肉屋の一茶さんがいてくれて、ほっとします。

第204回目の「9の日・9条・ハンスト・イン」に、1月9日正午から参加します。
個人的にやっているハンストと半日重なりますので、今回もハンスト・インの日程にあわせて参加します。

来年になると、ベビーブーマーの主役=団塊の世代が全員後期高齢者(75歳)になるそうです。そのことを、厚労省は年金や医療費その他について心配していますが、市民運動もここ2〜3年来、中心になって活動してきた市民運動の担い手たちが、ポツ、ポツと活動の場から去っていくという現実があります。市民運動がどのように引き継がれていくのか・・・。新しい時代には、また新しい方法が生まれていくのでしょうが、まだそれは見えてきません。

タモリの「新しい戦前」というセリフが話題になっていますが、「古い戦前」とその結果起こった「太平洋戦争」と、その後始末に苦しんだ「戦後」を知っている世代の人間としては、やはり、戦争をしてはならない、と叫びたい。ウクライナから学ぶことは、防衛費を増やして、軍備を拡張することではなく、戦いを終わらせ、傷ついた命や国土を、どう復活させるかだと思います。戦争そのものももちろん過酷な結果をもたらしますが、「戦後」を再生させていくことも同じくらい悲惨な生活が続くのです。

岸田政権は、アメリカの腰巾着となって、中国や北朝鮮を視野に入れて軍備拡大をし、その最大のメルクマールが、「敵基地攻撃」と言っています。でもそんな場面を仮定して、敵基地攻撃が仮に成功したとして、次に何をするのでしょう。だれが戦うのでしょう。日本の海岸線には原発が林立していることを考えると、軍事的に負ける場合を考えないで、戦略は組めないはずです。そしてまた「新しい戦後」がやってくるのでしょうか。ほとんど絵に描いた餅というか、子どもの戦争ごっこです。アメリカは決して日本とともには戦わないでしょう。ウクライナと同じように、日本に戦わせるはずです。世界に800ヶ所もの米軍基地を持って20世紀の間中戦争をしてきたアメリカも、自分が出向いていく戦争はもうできなくなっています。ロシアに対してはウクライナを、中国に対しては日本を戦わせて、アメリカ自身は直接行動からは手を引くでしょう。

そもそも、何で日本が中国を相手にして戦う意味と必要があるのか、という初歩的な疑問がわいてきます。そうさせたい意志がアメリカにはあるということでしょう。GDP2位と3位の国が共に戦争で疲弊することは、結果としてアメリカの利益なのですから。

私たちは、もう一度「古い戦前」を経て「古い戦争」をし、壊滅的な敗北からようやく立ち上がって「古い戦後」を生きる中で、憲法9条を心に刻み込んできたのではなかったか。「新しい戦前」を「新しい戦争」に繋げることがないような賢さを発揮する時です。


▼藤森治子
第203回「9の日・9条・ハンスト・イン」に参加します。
12月9日正午より、第203回「9の日・9条・ハンスト・イン」に参加します。

12月4日は中村 哲さんの3回目の命日でした。あのショックの日からもう3年も経ち、私たちは、その何分の幾つかの事さえ出来ず、むしろ3年前より一層日本が軍備に傾くのを抑えることができないでいます。軍備を倍増するために、税金を上げ、非現実的な「戦争ごっこ」にのめり込んでいく政府の状態をみていると、岸田政権は「いつか来た道」へ後戻りしていくようです。

岸田内閣は、「敵基地攻撃」を、先制攻撃のニュアンスにとられないように「反撃能力」と言い換えて提案するようです。表現をどう変えようが、やることは同じでしょう。こんなことを明確に書く以上は、中国の日本に対する視線は、より一層敏感になり、思いがけないほどの反撃をくらうかもしれません。これでは、まるで幼児が玩具の刀で「戦争ごっこしよう」と言っているようなものです。負けます。

そこに至るまでに、日中国交50年の歴史があり、その中での外交があるはずです。また、隣国としての何千年に渡る交流もあるはずです。戦前日本は中国で暴れてかなり残酷なこともしてきたので、その罪の意識があって、その罪を正式に謝っていないので、「復讐」を恐れているのではないか。戦前の中国植民地化を目指していた日本も、戦後は政府から企業にいたるまで、罪の回復のために涙ぐましい努力をしてきたのです。かつて周恩来首相は「中国は井戸を掘ってくれた人の恩は忘れない」と言いました。もちろん中国の考え方もいろいろあるでしょうが、中国が日本に戦争をしかけてくるなどということは考えられない。でも日本の政治家の中には、中国が攻めてくることを予想して、敵基地攻撃をも含む軍事を変えるとしたら、それは、戦争への呼び水になるでしょう。中国が攻めてくることは考えられないけれど、この調子でいけば、再び日本が中国に戦争を仕掛けることはありそうです。

この敵基地攻撃は、自衛隊関係者の中にも疑問視する意見があります。元海上自衛艦隊司令官の香田洋二氏は2020年8月4日のNHK番組の中で以下のように述べています。

「発足以来70年間、自衛隊が全く手をつけてこなかった分野で、自衛隊の組織・文化を大きく変える内容だ。相手の領域内にある弾道ミサイルを阻止するとなると、どこに、どのような部隊がいて、どういう装備を持っているかなどを瞬時に分析する必要があり、今の自衛隊にその能力はない。かなりの覚悟がないと実現は難しく、イージス・アショアに代わるミサイル防衛の在り方として優先順位が高い選択肢だとは思えない」

そして、何かの座談会の場であったか、「今の若い人たちは、戦争を知らないから、とんでもないことや、実際には出来えないようなことを平気で言うからな〜」と苦笑いしていた香田氏を見たことがあります。

生前、中村 哲さんは、「9条が変えられたら、もう山の中に引き籠って・・・」と悲観して言われていましたが、その前に彼岸へ旅立たれました。今この日本の事態に人々が立ち上がれず、ずるずると国会を通過してしまったら、日本は再びあの戦争への道をひたはしるのでしょう。そいう醜い日本は見たくないので、私もそろそろ山の中か、彼岸への旅支度をしなければ、などと思う今日この頃です。

お願い:ハンストに参加された皆さま、このハンストは、ネット上に存在する「がんじーの会」が主催しているものですので、この掲示板に1行でも「ハンストしました」と、足跡を残して行って下さい。さもないと、どなたが参加されたか、知りようがないので。お願いします。


▼MASAKO TAKATA
12月の「9の日ハンスト」参加します。
 12月9日正午から、10日正午までの、「9の日ハンスト」参加します。
先月も、報告したかもしれませんが、私達の街で、続けていた、「金曜行動」も、中心になって、チラシなど作成してくれていた方が、体調をこわされ、目下、活動を中止しています。一人の方に、なにもかも、一任してきてしまった結果です。 なんとかしなければ…と、せめて、3・11をわすれないための、イレブン行動を、毎月、11日にすることになりました。(ただ、今月は、12月8日に、赤紙の復刻紙を配り、反戦をうったえます。例年、太平洋戦争開戦の日にしていることなので。) 
 でも、突然、金曜行動をしなくなったことを、気にかけて下さる人も
いて、「チラシ、もらえないの?」といわれ、勇気付けられたりしています。



▼藤森治子
投稿の仕方
「ガンジーの会」の掲示板が変わって3か月になりますが、ちょっと使い勝手がわかりにくいですね。

投稿をするためには、上からずっと下へマウスを転がしていき、「投稿する」というところで止まって、そこをクリックすると、投稿できる画面になります。

ちょっと面倒で、この先もっと「投稿する」が下方になるとしたら、大変面倒なので改善しなくてはいけませんね。


▼藤森治子
第202回「9の日・9条・ハンスト・イン」に参加します。
11月9日正午から、第202回「9の日・9条・ハンスト・イン」に参加します。

何だか世界中が騒然として、悪い予感がします。第2次世界大戦終了後築いてきた世界の秩序、良くも悪くも安定した力関係に、大きな変化が起きようとしています。

この日本でも、安倍さんの暗殺死で、自民党に大きな揺らぎが見えます。もうこの数年堕落し放題の自民党が、安倍さんの死でとどめを刺されたという感じがします。私たちが何もしなければ、このまま更に堕落政治が続いていくでしょうが、本気で立て直す気持ちになれたら、またそのチャンスでもあるのだと思います。

かつて、そして、いまも、気候変動の危険性を世界に訴え、単純だの、矛盾しているだの、子どもの戯言だのと、世界中のいい大人たちに批判されたグレタ・トゥンベリさんは、まだ20歳にもなっていなかったのです。子供だからこそ言えたという面もあるでしょう。でも、彼女は、成長し続けています。その活躍の状況が下記のように報道されています。(WIKIより)

<グレタは、ロンドンで行われた新著の出版記念会で、現在の世界秩序は豊かな西洋諸国によって決定され「植民地主義、帝国主義、抑圧、大量虐殺」を押し付けていると批判した。これからは気候変動との闘いに加えて、欧米の抑圧的な資本主義体制とも闘っていくつもりだという。>

また、最近の状況が下記のように紹介されています。

<「私たちは一つの手段でそれに近づける技術的な解決策を持ち合わせていない。私たちは社会を根本的に変革する必要がある。これは指導者がこの危機について繰り返し言及するのに失敗してきた不愉快な結果だ。気候や生態系の危機は真空の中で存在しているのではなく、他の危機と直接、結び付いている」、「気候と生態系の危機はもちろん無関係に存在しているわけではない。植民地主義以降に逆上る他の危機や不正と直接結びついている。ある人は他の人よりも価値があり、それゆえに他の人を盗み、他の人を搾取し、盗む権利があるという考え方に基づく危機だ。根本的な原因を解決せずに、この危機を解決できると考えるのは甘すぎる」>

とうとう、彼女は、気候変動の背景に資本主義の矛盾があることを掘り当てたのです。そして、その矛盾は気候変動だけでなく、あらゆる面で人間を搾取している制度をつくり、人間の権利を奪っていると気がついてきたのです。いよいよ20歳になって、もっと深く現実に根差した理論や運動をしていくことが予想されます。世界中にグレタのような未来を担う若者がたくさん登場することを想像すると、未来に希望を託せます。


▼藤森治子
10月のハンスト実施報告
*10月9日(日)正午から24時間ハンスト・インに参加しました。

*10月17日 (月)0時から24時間ハンスト実施しました。

*10月24日(月)0時から24時間ハンスト実施しました。

*10月31日(月)0時から24時間ハンスト実施しました。

10月の前半は安倍氏の国葬の賛否に明け暮れましたが、独断にせよすでに決定され、実行されてしまったことゆえに、あまり生産的な言論はみませんでした。ただ、この国葬への国民の批判はこれまでにないほど高く、それが岸田内閣への低支持率となって現れました。その結果、岸田内閣では、国葬の定義を委員会を作って論じ始めたのは、取り敢えずは、よしとせざるをえないでしょう。この内閣は唐突に何かを始め、失敗し、国民の批判を受け、その欠点を補うべく反省する、という一歩手遅れの政治を続けているような気がします。国民の望まない悪政をやり放しよりは増しですが、一歩手遅れなのですね・・・。実行する前に、国会にかけて、論じてもらう、という民主的な決定の仕方を早く習得してもらいたいと思います。弱小とはいえ野党もいるのですから、国会で論ずれば、国民の大方の意見はわかるでしょう。そのために国会があるのですから。左右の「実力者」の自民党議員の意見を聴いて進める限り、永久に岸田内閣は国民からの支持は得られないでしょう。

10月後半は次第に自民党と旧統一教会の結びつきが、その人数の多さと結びつきの深さに、驚き呆れることとなり、愛国者ならずとも、日本の政治は自民党+旧統一教会あるいは、部分的には、旧統一教会に実質的には「乗っ取られている」とさえ言えそうな状態にあることがわかってきました。外国に本部を持つ宗教団体が、一国の「憲法改正」を求める、その要求に何の疑問も持たず「政策協定」や選挙の際「推薦確認書」にサインするなど、自民党の国会議員はことの重大さに考えが及ばなかったのでしょうか。

国民が怒っているのはこの自民党議員たちの能天気さです。いまだ隠したり、知らぬ存ぜぬとしている自民党議員は「国を売る確信犯」とみなさざるを得ません。まだその解明には時間がかかると思いますが、自分の犯した軽率な行為がどういう結果をもたらすものであったかが理解出来たら、一日も早く事実を知らせてほしいと思います。これは一自民党員個人の問題を離れ、危うく、「旧統一教会連邦」日本になる一歩手前までいっていたのです。

そう思って、少し調べてみると、自民党の歴史は、勝共連合や旧統一教会(どちらも1968年前後に文鮮明が発起人)の主張や方針とともに今日までやってきたことがわかります。根が深い問題です。統一教会も勝共連合も同一の人物がトップを務めている(現在は梶栗正義氏)らしいので、ここでは今問題になっている旧統一教会・勝共連合・UPF=天宙平和連合を同根の組織として一括して、旧統一教会と表することにします。全く統一教会は八岐大蛇のようで、中心思想は一つなのですが、頭尾がいくつにも分かれていていてややこしいのです。

「生活水準を三分の一に減らし、税金を4倍5倍にしてでも、軍事力を増強してゆかなければなりません。日本を守るということでなく、韓国をも守らなければなりません」という理屈で、戦前の日本が犯した歴史的過ちを償うために、“エバ国”日本は資金調達し、“アダム国”韓国に捧げるのが統一教会の目的となるのでした。その結果、統一教会信者は、日本の過去の罪を一身に背負って、果ては家庭崩壊に至るまで献金する人たちも出てくるのでした。

ここで分かってきたことは、統一教会は資金調達のための組織、勝共連合は政治的に日本の軍事力を増強させるべく策謀する組織、ということのように思います。1968年以降この組織は、日本をかつてのような軍事力を持つ国、戦える国にすることにのみ専念してきたように思えます。従ってこの組織には、憲法9条を何としても変えたい、戦える国にしたい、という意思が一本あって、ついに自民党をその気にさせるところまでやってきたと言うことなのでしょう。

現在自民党の国会議員379名の中で、179名(47%)(NHK報道)が深い浅いを問わず何らかの関係を統一教会と持っています。中には「政策協定書」や「(選挙の)推薦確認書」に署名を求められ、署名した自民党議員もいます。

選挙支援の見返りに賛同を求められた政策は次のような項目です。

〇憲法改正、安全保障体制の強化
〇家庭教育支援法、青少年健全育成基本法の制定
〇LGBT問題、同性婚合法化の慎重な扱い
〇「日韓トンネル」の実現推進
〇国内外の共産主義勢力の攻勢阻止
ほかに「基本理念セミナー」への参加も要求

一見何気ない項目に見えますが憲法改正では、9条の改悪が、子どもの権利の問題が、LGBTやジェンダーの問題点が、日韓トンネルの大嘘が含まれており、見過ごすことができないことばかりです。

憲法20条は「信教の自由は、何人に対してもこれを保障する」とありますが、その後にこんな文言が続きます。「いかなる宗教団体も国から特権を受け、又は政治上の権力を行使してはならない。」統一教会は、1億円以上の献金者が911名もいるとのこと、もはや営利団体であり、選挙の応援を売って、政治的要求を買う署名までとるとなると、明らかに憲法20条の範疇から外れているとしかいえません。憲法のみならず、宗教から外れているとしかいえません。

また、2012年草案の自民党憲法草案も、統一教会の強い影響下にあると思える点がいくつかありますが、それはまた別の機会に分析してみたいと思います。

「鰯の頭も信心から」ということわざもあります。税は免れるかもしれませんが、法人として国家に縛られ、或いは利用するのではなく、統一教会を解散し、もっと自由なところから宗教活動を再建した方が賢明と思います。


▼末延芳晴
参加報告
昨日正午から、201回目の「9の日・9条・ハンスト・イン」に参加、本日正午過ぎに終了の予定です。

 前回の、200回目の「ハンスト・イン」への参加呼びかけの文で、この運動を立ち上げた当初、「ネトウヨ」集団から猛烈な批判、非難、嘲笑の書き込み攻撃を受け、それに対して理論的に根強く反撃した結果、彼らを黙らせることで、運動を継続させるうえでの最大の危機を乗り切ったことについて、当時のことを思い起こして、かなり長い書き込みを、「ガンジーの会からのお知らせ」のBBSに書き込みましたが、その時、文章を書きながら、「ああ、そうだったのか!……」と思い当たったことが一つあったのでそのことを書いておきたく思います。

 それは、あの当時、「ネトウヨ」集団からの攻撃を受けて立ち、反論に値する書き込みと思われるものに対して、理論的に反論していく文章を、来る日も来る日も書き続けて行くなかで、私の頭の中に、こうして毎日飽きもせず、ひたすら私たち護憲派の市民を批判し、脅し、運動を止めさせようとしてくる「ネトウヨ」と呼ばれる人たちの正体は何なのだろうか? その論旨の展開のさせ方や下品で、暴力的な言葉遣いに、ある種曰く言い難い敵意、あるいは憎悪といったものが含まれており、その裏に私たちの気づかない集団的意志が働いているのではないか、しかもその勢力は、私たちの目には見えないところで、例えば安部政権や自民党繋がっているのではないかということでした。

 私は、それが、報道メディアも探知していない、自民党から資金が出ている市民運動潰しの闇の組織ではないかと思っていましたが、具体的にそれがどういう組織であるのかについては、分からないまま、今日まで来てしまいました。

 ところが、今回、安倍元首相が、奈良市内で選挙演説中に、一人の孤独な、旧統一教会に敵意を抱いた青年によって、射殺されるという事件が起こり、事件の真相が分かってくるにつれて、安倍元首相とその祖父に当る岸信介元首相から連なる安倍一族、さらには歴代の自民党政権と自民党の国会議員や地方議会議員の多くが、旧統一教会とズブズブの関係で、選挙の際にはほとんど丸抱えで、物心両面で支援を受けてきた。しかも、自民党の改憲草案と旧統一教会の改憲案とが、憲法第九条の書き替えによる実質的廃棄を求めていることで、まったく瓜二つであることが判明してきた中で、私の頭の中ではっきりと一つのことが見えて来たのです。

 それは、私たちが「ハンストイン」の運動を立ち上げた当初、連日猛烈な勢いで私たちは批判し、嘲笑する投稿を書き込んできた「ネトウヨ」集団の正体が、旧統一教会の隠れた組織ではなかったのかということです。

 もし、それが事実であるなら、旧統一教会の陰の隠密組織は、私たちだけでなく、他の運動組織(例えば「九条の会」など)に対しても、ネット・メディアを通して、あざとく、陰険な形でさまざまに妨害行為を行ってきたのではないか……。

 そして、そうである以上、野党各党や新聞やテレビ、ネット・メディアには、統一教会の組織と運動は、単に自民党政権や自民党への、物心両面にわたっての援助に止まらず、平和や民主主義を求める市民の運動に対する妨害や干渉にも及んでいたことを、事実に則して解明してほしく思う次第です。


▼藤森治子
第201回目の「9の日・9条・ハンスト・イン」に参加します
10月9日正午より、第201回「9の日・9条・ハンスト・イン」に参加します。
10日(月)は24時間の個人的ハンストを実行する日ですが、重なってしまう部分がありますので、今回はハンスト・インのスケジュールに合わせて行わせていただきます。

朝の水が冷たいと感じるようになりました。今日(8日)は終日雨で、11度C。とうとう暖房をいれてしまいました。ついこの間まで、クーラーを入れていたことを思うと、あまりの激しい変化に適応するのが難しいくらいです。皆さま、風邪などひかれませんように。

混乱迷走状態の自民党・岸田内閣ですが、どうやら内紛状態のもようです。この臨時国会をどう乗り切るつもりでしょうか。故安倍氏によって、「立法府の長」と自分を錯覚し、意図的か否かはわからないけれど、国家と社会と法を破壊した8年8ヶ月でした。司法への介入も当然ありました。菅氏は安倍氏と二人三脚でやってきたので期待はしていなかったけれど、岸田氏には、国家運営を憲法で定められているような基本に戻すことを期待していたのですが、この数か月の迷走状態をみていると、この期待も危うくなってきました。自民党のトップは、適材適所と自分が信じた取り巻きが信じられなくなってくると、「高額な専門家、友達・幼馴染、親族、占い師の順に転じていくのが習わし」とか。いま「親族」の段階ですね。温和でひとはいいのですが、結局「聞きすぎて」、NOという非情な言葉が使えなかったということでしょうか。

思えば、安倍政権8年8ヵ月のなかでは、安倍氏より有能と思われる人を次々に不当に扱い、おべっかを使い、安倍氏に服従するような人物が取り立てられてきた結果、次のリーダーが実質的に育たなくなり、「そして誰もいなくなった」のです。更に、Flashという週刊誌によれば、「自民党『世襲組』86人中23人が慶應大卒だった・・・ブランド志向の親に育てられた“ボンボン”たちが選ばれた結果、いまの政治の惨状があるのかもしれない。」とありました。これが事実だとすれば、先が思いやられます。旧統一教会のような「巧みな」誘いの言葉が見抜けなかったのも当然だったかもしれません。

それにしても、まず国民が、今回の国葬に対して発揮したような真っ当な意思を、はっきりと選挙で示す必要がありますね。


31

掲示板に戻る