藤森治子
第203回「9の日・9条・ハンスト・イン」に参加します。
12月9日正午より、第203回「9の日・9条・ハンスト・イン」に参加します。

12月4日は中村 哲さんの3回目の命日でした。あのショックの日からもう3年も経ち、私たちは、その何分の幾つかの事さえ出来ず、むしろ3年前より一層日本が軍備に傾くのを抑えることができないでいます。軍備を倍増するために、税金を上げ、非現実的な「戦争ごっこ」にのめり込んでいく政府の状態をみていると、岸田政権は「いつか来た道」へ後戻りしていくようです。

岸田内閣は、「敵基地攻撃」を、先制攻撃のニュアンスにとられないように「反撃能力」と言い換えて提案するようです。表現をどう変えようが、やることは同じでしょう。こんなことを明確に書く以上は、中国の日本に対する視線は、より一層敏感になり、思いがけないほどの反撃をくらうかもしれません。これでは、まるで幼児が玩具の刀で「戦争ごっこしよう」と言っているようなものです。負けます。

そこに至るまでに、日中国交50年の歴史があり、その中での外交があるはずです。また、隣国としての何千年に渡る交流もあるはずです。戦前日本は中国で暴れてかなり残酷なこともしてきたので、その罪の意識があって、その罪を正式に謝っていないので、「復讐」を恐れているのではないか。戦前の中国植民地化を目指していた日本も、戦後は政府から企業にいたるまで、罪の回復のために涙ぐましい努力をしてきたのです。かつて周恩来首相は「中国は井戸を掘ってくれた人の恩は忘れない」と言いました。もちろん中国の考え方もいろいろあるでしょうが、中国が日本に戦争をしかけてくるなどということは考えられない。でも日本の政治家の中には、中国が攻めてくることを予想して、敵基地攻撃をも含む軍事を変えるとしたら、それは、戦争への呼び水になるでしょう。中国が攻めてくることは考えられないけれど、この調子でいけば、再び日本が中国に戦争を仕掛けることはありそうです。

この敵基地攻撃は、自衛隊関係者の中にも疑問視する意見があります。元海上自衛艦隊司令官の香田洋二氏は2020年8月4日のNHK番組の中で以下のように述べています。

「発足以来70年間、自衛隊が全く手をつけてこなかった分野で、自衛隊の組織・文化を大きく変える内容だ。相手の領域内にある弾道ミサイルを阻止するとなると、どこに、どのような部隊がいて、どういう装備を持っているかなどを瞬時に分析する必要があり、今の自衛隊にその能力はない。かなりの覚悟がないと実現は難しく、イージス・アショアに代わるミサイル防衛の在り方として優先順位が高い選択肢だとは思えない」

そして、何かの座談会の場であったか、「今の若い人たちは、戦争を知らないから、とんでもないことや、実際には出来えないようなことを平気で言うからな〜」と苦笑いしていた香田氏を見たことがあります。

生前、中村 哲さんは、「9条が変えられたら、もう山の中に引き籠って・・・」と悲観して言われていましたが、その前に彼岸へ旅立たれました。今この日本の事態に人々が立ち上がれず、ずるずると国会を通過してしまったら、日本は再びあの戦争への道をひたはしるのでしょう。そいう醜い日本は見たくないので、私もそろそろ山の中か、彼岸への旅支度をしなければ、などと思う今日この頃です。

お願い:ハンストに参加された皆さま、このハンストは、ネット上に存在する「がんじーの会」が主催しているものですので、この掲示板に1行でも「ハンストしました」と、足跡を残して行って下さい。さもないと、どなたが参加されたか、知りようがないので。お願いします。
MASAKO TAKATA
12月の「9の日ハンスト」参加します。
 12月9日正午から、10日正午までの、「9の日ハンスト」参加します。
先月も、報告したかもしれませんが、私達の街で、続けていた、「金曜行動」も、中心になって、チラシなど作成してくれていた方が、体調をこわされ、目下、活動を中止しています。一人の方に、なにもかも、一任してきてしまった結果です。 なんとかしなければ…と、せめて、3・11をわすれないための、イレブン行動を、毎月、11日にすることになりました。(ただ、今月は、12月8日に、赤紙の復刻紙を配り、反戦をうったえます。例年、太平洋戦争開戦の日にしていることなので。) 
 でも、突然、金曜行動をしなくなったことを、気にかけて下さる人も
いて、「チラシ、もらえないの?」といわれ、勇気付けられたりしています。
藤森治子
投稿の仕方
「ガンジーの会」の掲示板が変わって3か月になりますが、ちょっと使い勝手がわかりにくいですね。

投稿をするためには、上からずっと下へマウスを転がしていき、「投稿する」というところで止まって、そこをクリックすると、投稿できる画面になります。

ちょっと面倒で、この先もっと「投稿する」が下方になるとしたら、大変面倒なので改善しなくてはいけませんね。
藤森治子
第202回「9の日・9条・ハンスト・イン」に参加します。
11月9日正午から、第202回「9の日・9条・ハンスト・イン」に参加します。

何だか世界中が騒然として、悪い予感がします。第2次世界大戦終了後築いてきた世界の秩序、良くも悪くも安定した力関係に、大きな変化が起きようとしています。

この日本でも、安倍さんの暗殺死で、自民党に大きな揺らぎが見えます。もうこの数年堕落し放題の自民党が、安倍さんの死でとどめを刺されたという感じがします。私たちが何もしなければ、このまま更に堕落政治が続いていくでしょうが、本気で立て直す気持ちになれたら、またそのチャンスでもあるのだと思います。

かつて、そして、いまも、気候変動の危険性を世界に訴え、単純だの、矛盾しているだの、子どもの戯言だのと、世界中のいい大人たちに批判されたグレタ・トゥンベリさんは、まだ20歳にもなっていなかったのです。子供だからこそ言えたという面もあるでしょう。でも、彼女は、成長し続けています。その活躍の状況が下記のように報道されています。(WIKIより)

<グレタは、ロンドンで行われた新著の出版記念会で、現在の世界秩序は豊かな西洋諸国によって決定され「植民地主義、帝国主義、抑圧、大量虐殺」を押し付けていると批判した。これからは気候変動との闘いに加えて、欧米の抑圧的な資本主義体制とも闘っていくつもりだという。>

また、最近の状況が下記のように紹介されています。

<「私たちは一つの手段でそれに近づける技術的な解決策を持ち合わせていない。私たちは社会を根本的に変革する必要がある。これは指導者がこの危機について繰り返し言及するのに失敗してきた不愉快な結果だ。気候や生態系の危機は真空の中で存在しているのではなく、他の危機と直接、結び付いている」、「気候と生態系の危機はもちろん無関係に存在しているわけではない。植民地主義以降に逆上る他の危機や不正と直接結びついている。ある人は他の人よりも価値があり、それゆえに他の人を盗み、他の人を搾取し、盗む権利があるという考え方に基づく危機だ。根本的な原因を解決せずに、この危機を解決できると考えるのは甘すぎる」>

とうとう、彼女は、気候変動の背景に資本主義の矛盾があることを掘り当てたのです。そして、その矛盾は気候変動だけでなく、あらゆる面で人間を搾取している制度をつくり、人間の権利を奪っていると気がついてきたのです。いよいよ20歳になって、もっと深く現実に根差した理論や運動をしていくことが予想されます。世界中にグレタのような未来を担う若者がたくさん登場することを想像すると、未来に希望を託せます。
藤森治子
10月のハンスト実施報告
*10月9日(日)正午から24時間ハンスト・インに参加しました。

*10月17日 (月)0時から24時間ハンスト実施しました。

*10月24日(月)0時から24時間ハンスト実施しました。

*10月31日(月)0時から24時間ハンスト実施しました。

10月の前半は安倍氏の国葬の賛否に明け暮れましたが、独断にせよすでに決定され、実行されてしまったことゆえに、あまり生産的な言論はみませんでした。ただ、この国葬への国民の批判はこれまでにないほど高く、それが岸田内閣への低支持率となって現れました。その結果、岸田内閣では、国葬の定義を委員会を作って論じ始めたのは、取り敢えずは、よしとせざるをえないでしょう。この内閣は唐突に何かを始め、失敗し、国民の批判を受け、その欠点を補うべく反省する、という一歩手遅れの政治を続けているような気がします。国民の望まない悪政をやり放しよりは増しですが、一歩手遅れなのですね・・・。実行する前に、国会にかけて、論じてもらう、という民主的な決定の仕方を早く習得してもらいたいと思います。弱小とはいえ野党もいるのですから、国会で論ずれば、国民の大方の意見はわかるでしょう。そのために国会があるのですから。左右の「実力者」の自民党議員の意見を聴いて進める限り、永久に岸田内閣は国民からの支持は得られないでしょう。

10月後半は次第に自民党と旧統一教会の結びつきが、その人数の多さと結びつきの深さに、驚き呆れることとなり、愛国者ならずとも、日本の政治は自民党+旧統一教会あるいは、部分的には、旧統一教会に実質的には「乗っ取られている」とさえ言えそうな状態にあることがわかってきました。外国に本部を持つ宗教団体が、一国の「憲法改正」を求める、その要求に何の疑問も持たず「政策協定」や選挙の際「推薦確認書」にサインするなど、自民党の国会議員はことの重大さに考えが及ばなかったのでしょうか。

国民が怒っているのはこの自民党議員たちの能天気さです。いまだ隠したり、知らぬ存ぜぬとしている自民党議員は「国を売る確信犯」とみなさざるを得ません。まだその解明には時間がかかると思いますが、自分の犯した軽率な行為がどういう結果をもたらすものであったかが理解出来たら、一日も早く事実を知らせてほしいと思います。これは一自民党員個人の問題を離れ、危うく、「旧統一教会連邦」日本になる一歩手前までいっていたのです。

そう思って、少し調べてみると、自民党の歴史は、勝共連合や旧統一教会(どちらも1968年前後に文鮮明が発起人)の主張や方針とともに今日までやってきたことがわかります。根が深い問題です。統一教会も勝共連合も同一の人物がトップを務めている(現在は梶栗正義氏)らしいので、ここでは今問題になっている旧統一教会・勝共連合・UPF=天宙平和連合を同根の組織として一括して、旧統一教会と表することにします。全く統一教会は八岐大蛇のようで、中心思想は一つなのですが、頭尾がいくつにも分かれていていてややこしいのです。

「生活水準を三分の一に減らし、税金を4倍5倍にしてでも、軍事力を増強してゆかなければなりません。日本を守るということでなく、韓国をも守らなければなりません」という理屈で、戦前の日本が犯した歴史的過ちを償うために、“エバ国”日本は資金調達し、“アダム国”韓国に捧げるのが統一教会の目的となるのでした。その結果、統一教会信者は、日本の過去の罪を一身に背負って、果ては家庭崩壊に至るまで献金する人たちも出てくるのでした。

ここで分かってきたことは、統一教会は資金調達のための組織、勝共連合は政治的に日本の軍事力を増強させるべく策謀する組織、ということのように思います。1968年以降この組織は、日本をかつてのような軍事力を持つ国、戦える国にすることにのみ専念してきたように思えます。従ってこの組織には、憲法9条を何としても変えたい、戦える国にしたい、という意思が一本あって、ついに自民党をその気にさせるところまでやってきたと言うことなのでしょう。

現在自民党の国会議員379名の中で、179名(47%)(NHK報道)が深い浅いを問わず何らかの関係を統一教会と持っています。中には「政策協定書」や「(選挙の)推薦確認書」に署名を求められ、署名した自民党議員もいます。

選挙支援の見返りに賛同を求められた政策は次のような項目です。

〇憲法改正、安全保障体制の強化
〇家庭教育支援法、青少年健全育成基本法の制定
〇LGBT問題、同性婚合法化の慎重な扱い
〇「日韓トンネル」の実現推進
〇国内外の共産主義勢力の攻勢阻止
ほかに「基本理念セミナー」への参加も要求

一見何気ない項目に見えますが憲法改正では、9条の改悪が、子どもの権利の問題が、LGBTやジェンダーの問題点が、日韓トンネルの大嘘が含まれており、見過ごすことができないことばかりです。

憲法20条は「信教の自由は、何人に対してもこれを保障する」とありますが、その後にこんな文言が続きます。「いかなる宗教団体も国から特権を受け、又は政治上の権力を行使してはならない。」統一教会は、1億円以上の献金者が911名もいるとのこと、もはや営利団体であり、選挙の応援を売って、政治的要求を買う署名までとるとなると、明らかに憲法20条の範疇から外れているとしかいえません。憲法のみならず、宗教から外れているとしかいえません。

また、2012年草案の自民党憲法草案も、統一教会の強い影響下にあると思える点がいくつかありますが、それはまた別の機会に分析してみたいと思います。

「鰯の頭も信心から」ということわざもあります。税は免れるかもしれませんが、法人として国家に縛られ、或いは利用するのではなく、統一教会を解散し、もっと自由なところから宗教活動を再建した方が賢明と思います。
末延芳晴
参加報告
昨日正午から、201回目の「9の日・9条・ハンスト・イン」に参加、本日正午過ぎに終了の予定です。

 前回の、200回目の「ハンスト・イン」への参加呼びかけの文で、この運動を立ち上げた当初、「ネトウヨ」集団から猛烈な批判、非難、嘲笑の書き込み攻撃を受け、それに対して理論的に根強く反撃した結果、彼らを黙らせることで、運動を継続させるうえでの最大の危機を乗り切ったことについて、当時のことを思い起こして、かなり長い書き込みを、「ガンジーの会からのお知らせ」のBBSに書き込みましたが、その時、文章を書きながら、「ああ、そうだったのか!……」と思い当たったことが一つあったのでそのことを書いておきたく思います。

 それは、あの当時、「ネトウヨ」集団からの攻撃を受けて立ち、反論に値する書き込みと思われるものに対して、理論的に反論していく文章を、来る日も来る日も書き続けて行くなかで、私の頭の中に、こうして毎日飽きもせず、ひたすら私たち護憲派の市民を批判し、脅し、運動を止めさせようとしてくる「ネトウヨ」と呼ばれる人たちの正体は何なのだろうか? その論旨の展開のさせ方や下品で、暴力的な言葉遣いに、ある種曰く言い難い敵意、あるいは憎悪といったものが含まれており、その裏に私たちの気づかない集団的意志が働いているのではないか、しかもその勢力は、私たちの目には見えないところで、例えば安部政権や自民党繋がっているのではないかということでした。

 私は、それが、報道メディアも探知していない、自民党から資金が出ている市民運動潰しの闇の組織ではないかと思っていましたが、具体的にそれがどういう組織であるのかについては、分からないまま、今日まで来てしまいました。

 ところが、今回、安倍元首相が、奈良市内で選挙演説中に、一人の孤独な、旧統一教会に敵意を抱いた青年によって、射殺されるという事件が起こり、事件の真相が分かってくるにつれて、安倍元首相とその祖父に当る岸信介元首相から連なる安倍一族、さらには歴代の自民党政権と自民党の国会議員や地方議会議員の多くが、旧統一教会とズブズブの関係で、選挙の際にはほとんど丸抱えで、物心両面で支援を受けてきた。しかも、自民党の改憲草案と旧統一教会の改憲案とが、憲法第九条の書き替えによる実質的廃棄を求めていることで、まったく瓜二つであることが判明してきた中で、私の頭の中ではっきりと一つのことが見えて来たのです。

 それは、私たちが「ハンストイン」の運動を立ち上げた当初、連日猛烈な勢いで私たちは批判し、嘲笑する投稿を書き込んできた「ネトウヨ」集団の正体が、旧統一教会の隠れた組織ではなかったのかということです。

 もし、それが事実であるなら、旧統一教会の陰の隠密組織は、私たちだけでなく、他の運動組織(例えば「九条の会」など)に対しても、ネット・メディアを通して、あざとく、陰険な形でさまざまに妨害行為を行ってきたのではないか……。

 そして、そうである以上、野党各党や新聞やテレビ、ネット・メディアには、統一教会の組織と運動は、単に自民党政権や自民党への、物心両面にわたっての援助に止まらず、平和や民主主義を求める市民の運動に対する妨害や干渉にも及んでいたことを、事実に則して解明してほしく思う次第です。
藤森治子
第201回目の「9の日・9条・ハンスト・イン」に参加します
10月9日正午より、第201回「9の日・9条・ハンスト・イン」に参加します。
10日(月)は24時間の個人的ハンストを実行する日ですが、重なってしまう部分がありますので、今回はハンスト・インのスケジュールに合わせて行わせていただきます。

朝の水が冷たいと感じるようになりました。今日(8日)は終日雨で、11度C。とうとう暖房をいれてしまいました。ついこの間まで、クーラーを入れていたことを思うと、あまりの激しい変化に適応するのが難しいくらいです。皆さま、風邪などひかれませんように。

混乱迷走状態の自民党・岸田内閣ですが、どうやら内紛状態のもようです。この臨時国会をどう乗り切るつもりでしょうか。故安倍氏によって、「立法府の長」と自分を錯覚し、意図的か否かはわからないけれど、国家と社会と法を破壊した8年8ヶ月でした。司法への介入も当然ありました。菅氏は安倍氏と二人三脚でやってきたので期待はしていなかったけれど、岸田氏には、国家運営を憲法で定められているような基本に戻すことを期待していたのですが、この数か月の迷走状態をみていると、この期待も危うくなってきました。自民党のトップは、適材適所と自分が信じた取り巻きが信じられなくなってくると、「高額な専門家、友達・幼馴染、親族、占い師の順に転じていくのが習わし」とか。いま「親族」の段階ですね。温和でひとはいいのですが、結局「聞きすぎて」、NOという非情な言葉が使えなかったということでしょうか。

思えば、安倍政権8年8ヵ月のなかでは、安倍氏より有能と思われる人を次々に不当に扱い、おべっかを使い、安倍氏に服従するような人物が取り立てられてきた結果、次のリーダーが実質的に育たなくなり、「そして誰もいなくなった」のです。更に、Flashという週刊誌によれば、「自民党『世襲組』86人中23人が慶應大卒だった・・・ブランド志向の親に育てられた“ボンボン”たちが選ばれた結果、いまの政治の惨状があるのかもしれない。」とありました。これが事実だとすれば、先が思いやられます。旧統一教会のような「巧みな」誘いの言葉が見抜けなかったのも当然だったかもしれません。

それにしても、まず国民が、今回の国葬に対して発揮したような真っ当な意思を、はっきりと選挙で示す必要がありますね。
藤森治子
9月のハンスト実施報告
*9月 5日(月)0時から24時間ハンスト実施。
*9月 9日(金)正午から、9月10日(土)正午までハンスト・     
 インに参加。
*9月12日(月)0時から24時間ハンスト実施。
*9月19日(月)0時から24時間ハンスト実施。
*9月27日(火)0時から24時間ハンスト実施。
 通院のため、一日ずらして実施。
*10月3日(月)0時から24時間ハンスト実施。

「真摯に、謙虚に、丁寧に、・・・・・」岸田首相の毎度なフレーズがテレビ周辺に舞い上がる国会中継の午後です。なんと空しい言葉の片々でしょう。そんなに「真摯で、謙虚で、丁寧で・・・」あれば、言葉は空中を浮遊する間に熱い人間性を失い、無機質なものとなって、私たちの耳に届く頃には、ただの無意味な雑音になってしまいます。

岸田首相は、役割としての「首相」を演じてみたかっただけだったのでしょうか。安倍さんや菅さんよりはましと思ったのだけれど、どうも何もできない人だったのではないかと思えてきました。「真摯に、謙虚に、丁寧に、」誰の言うことにも「聞く力」を発揮するけれど、それらをご自分の頭の中で総合的に判断して、「岸田の考え」に統合していく力がやや弱いのでは・・・などと思ってしまいました。そして、その立場に求められる直感的なちからや状況を読む神経がどこか欠けていると思えてなりません。そして判断の第一が自己利益
(支持率など)や自民党内での力関係にあり、国民は頭から抜けてしまっているようなのですね。国葬の取り組みを見ればよくわかります。方針もくるくる変わり、一体何がしたいのか・・・と思ってしまいます。

欠けていることはただ一つ、「国民は何を望んでいるか、そのために何をどうするか」を考えることだと思います。昨日・今日首相になったわけではなく、もう1年も経っているわけですから、そろそろ気がついてもいい頃では・・・?例えば、旧統一教会関係と縁を切ると宣言していますが、調査の実態や国会で答弁を聞いているかぎり、「絶縁」はできないと思えます。それは議員各員の自覚を促し、「なぜ統一教会との接触がまずいのか」を議員が理解するように政治の長として説得力ある説明をしていないからです。憲法20条にあるように、要は、「政治への信頼」の問題です。

憲法20条:信教の自由は何人に対してもこれを保障する。
      いかなる宗教団体も、国から特権を受け、又は政治上の  
      権力を行使してはならない。

自民党議員の半数近い議員が、この憲法の条文さえ知らないか、理解していないのです。たいていの言い訳は、「知らなかった」「気がつかなかった」です。祝電を打つくらいは目をつむるとして(これだって本当は権力のお墨付きを与えることになるのですが)、統一教会関係の会合に出席して、スピーチまでするというのは憲法20条には明らかに反しているでしょう。山極議員や荻生田議員の接触度はこのまま放置したのでは、国民の政治への信頼は到底回復はできないでしょう。

更に深刻なのは、ずうずうしくも自己申告もせず、しかも数々の外部の調査で統一教会と深くかかわっていると思われる山谷えり子議員、下村博文議員等の行動は、政治、憲法、教育の中身にまで深く関わっているその実態を明らかにしない限り、自民党とその政治が統一教会と縁を切ることは不可能でしょう。岸田首相は、自民党が統一教会と本当の意味で厳しく実効ある絶縁をすることによって、首相としての任務が果たせることになります。それなくして、岸田首相にも国民の政治への不信感も消えないでしょう。
末延芳晴
参加報告+16年前のネトウヨ軍団との激烈な論争を思い起こして(1)
200回目の「9の日・9条・ハンスト・イン」、9月9日の正午より参加しました。

2006年2月9日正午より、第一回「9の日・9条・ハンスト・イン」がスタートしてから16年間半、一回の休みもなく、毎月9日の正午から、24時間の完全ハンストを続けること200回。毎月9日の正午から「ハンスト・イン」に参加する分には、多分にルーティン化しているせいもあり、回数のことはさほど気にはならないまま、これまでやってきたわけですが、今回改めて正午から200回目という数字を意識しながら、断食をスタートさせるに当たっては、「長かくて辛かった!」という思いと、「いくつもの困難に挫けそうになりながら、それでもとにもかくにもここまで続けてこられて、本当によかった!」という思いを新たにしながら参加した次第です。

 ところで、なぜ私がそのような特別な思いを抱いて、200回目の「ハンスト・イン」に参加したのかというと、小泉政権下における自衛隊のイラク派兵と自民党が結党以来の悲願として掲げる、戦争権の永久放棄を謳った憲法第九条の実質的廃棄を目的とする改憲案を、大方の国民が反対しているにもかかわらず、何が何でも国民投票にかけ、実現させようとしていることに抗議・反対の意思を表明するために、2006年の2月9日の正午から、インターネットを通して、第一回目の24時間の「ハンスト・イン」をスタートさせると宣言した直後から、いわゆる「ネトウヨ」と呼ばれる自民党親派の人たちからの、理不尽な批判や非難、嘲笑・罵倒の書き込みが殺到。ハンスト運動がスターした直後から、会を存続させるかどうか、ギリギリの選択を迫られるなか、死に物狂いでその危機を乗り切った時のことを思い出したからです。

 あの日の正午、私は、東京お茶の水の山の上ホテルで記者会見を開き、「ハンスト・イン」のスタート宣言を行い、集まってくれた記者たちの質問に答え、朝日新聞の編集委員・加藤千洋氏のインタビューを受けたあと、「ハンスト・イン」にどのくらい参加者が集まっているかをチェックするため、お茶の水駅前のネットカフェの一室でパソコンをオンにし、「ガンジーの会」のホームぺージを開いて見て愕然とし、「エエッ!」と、思わず声を挙げてしまったのです。なぜかと言うと、「ハンスト・イン」への参加報告や終了報告のBBSに、「たった一日、24時間だけの断食で、何がハンストだ」とか、「本気でやるなら、無期限断食で、死ぬ気でやって見せろ」、「自己満足に過ぎないハンストなど、早く辞めてしまえ」といった、非難、嘲笑・罵倒の書き込みが殺到していたからです。
 
大都会の真中、狭く、薄暗いネットカフェの一室で、私は、眼に見えない「ネトウヨ」と称される悪意の集団による言葉の集中攻撃を、何の予告もなく突然浴びせ掛けられ、茫然自失、背筋が凍るような恐怖心に駆られていたことを、今でもはっきりと覚えています。ですが、ここでひるんだり、挫けたりしてはダメだ。とにもかくにも心を落ち着かせ、乱暴な言葉で書き込まれた非難、嘲笑、罵倒の言葉の羅列をすべて読み通し、彼らが何を言おうとしているかを正確に把握した上で、「ガンジーの会」の代表として、いかにこの事態に対処すべきかを考えなければならない。そう考えて、私は、パソコンのモニターの画面に書き込まれた悪意の文言を食い入るように見つめ、読み進んでいったのです。

そして見えてきたことは,彼らは、私たちの運動を非現実的で自己満足に過ぎないと批判するうえで、必要とされる論理的根拠をほとんど持ち合わせておらず、「たった24時間のハンストくらいで、偉そうなことを言うな!」と脅しつけ、私たち、特に、「ハンスト・イン」に参加してみようかと思っている心ある市民たちに恐怖心を抱かせ、ひるませ、「ハンスト・イン」への参加を思いとどまらせ、運動をストップさせようとしているのだということ。敵の正体と本性と本音が見えてきたことで、私の心は落ち着きを取りもどし、腹が座ってきたとでもいうのでしょうか、「よし! お前らがそういうつもりで、我々を非難・攻撃して来るのなら、こっちにも覚悟はある。お前ら有象無象を全員引き連れて、この運動の最終的決着がつくまで、このネットを通して徹底的に理論闘争を続け、お前らを折伏させてみるから覚悟しておけ!」と、半ば喧嘩を買って出るような文言を書き込んだところ、それが火に油を注ぐ結果となって、さらに一層「ネトウヨ」諸氏の怒りを買ったようで、『ガンジーの会』は正に「炎上」状態に陥ってしまったのです。

結局、この戦いは一年近く続き、その間に心配し、敵の余りの執拗さに怯えた会員から、「このままハンスト・インを強行したら何が起こるか分からないから、一旦ハンスト・インを中止したらどうかという声まで出てきたのですが、私は、一度でも活動を中止させたら、それは敗北を宣言したことになり、二度と立ち上がれなくなると信じていたので、戦線縮小とか、戦線放棄は一切考えず、昼も夜もただひたすら「ネトウヨ」諸氏との論戦に立ち向かっていったのです。

 こうしてほぼ一年間、「ネトウヨ」諸氏と激しい論争を続けたことで、結果として私に見えてきたことは、日本は平和憲法を改変し、交戦権の放棄を宣言した九条の足かせを外し、軍備の一層の増強に努め、自衛隊はいつでも、どこにでも、必要な時に海外に出兵できる体制を早急に作り上げるべきであるという、安倍元首相をリーダーとする自民党内の右派議員を中核とする国会内の主戦派勢力やそれに同調して、改憲の提灯持ちをしてきた報道メディアや著名人や言論人、さらにはネット内の右派の人々の主張が理論的根拠に欠けているということ。さらに、彼らがしばしば口にする中国や北朝鮮の軍事的脅威の増大という「脅し文句」も、歴史的、国際政治的、戦術論的、かつまた地政学的、民俗学的、文化的理解と洞察を欠いたまま、身勝手な妄想と危機意識によって構築された幻想と思い込みによるものに過ぎないということでした。(続く)
末延芳晴
参加報告∔16年前のネトウヨ軍団との激烈な論争を振り返って(2)
(承前)

 これまで数千年の長い歴史をとおして、数え切れないほど国内戦争と対外戦争を繰返し、恐らくは人類史上、最も大量の戦争犠牲者を出し、おびただしい量の血を流してきたことで、戦争の無残さや無意味さを骨身に徹して思い知らされてきた中国の人々が、たとえ尖閣諸島問題で、日本に対して挑発的なちょっかいを出して来ても、それをきっかけに日中間に戦争を捲き起こそうなどとは夢にも考えていないことは、100%保証してもいいと思います。なぜなら、徹底して現実主義者である中国の人々は、目先の現実的利益を追求することにとらわれて、日本に対して戦争を仕掛けても、何の得にもならないことを充分弁えているからです。

 さらに最近、米中間で起こった、一歩間違えば、米中戦争の勃発につながりかねない危機的事態を例にして言えば、アメリカ下院議長のペロシ氏が、アジア歴訪の途中、台湾を訪問する意向を明らかにした際に、中国側が、もし訪台を強行すれば、同議長の搭乗した旅客機の撃墜も辞さないという強硬な抗議と警告を発し、すわ米中、中台戦争勃発かと、日本の政界や報道メディアは大騒ぎをしました。ところが、ペロシ議長は、胡錦涛国家主席の強硬な警告を無視して、台湾訪問を強行したのにもかかわらず、中国側は搭乗機の撃墜という強硬手段はとらず、太平洋東アジア海域での軍事演習の強化という手段で抗議の意思を表明するにとどまり、結局、米中、中台戦争は起こらずに済みました。

 さてそれなら何故、戦争は起こらなかったのか?・・・・・・その理由は明らかにされていません。しかし、私の見るところでは、ペロシ氏が台湾訪問を強行する前に、表向きには公表されてないものの、アメリカのバイデン大統領と中国の胡錦涛主席の間で、秘密裏に電話会談のようなものが行われたのではないか。そしてそのとき、バイデン大統領の方から、ペロシ議長の訪台は、中国に対して敵意をもってなされたものではなく、二つの中国政策の遂行を狙いとするものではないという趣旨の説明が行われ、それを中国側が「良し!」として受け入れたという形で、外交上の秘密交渉が行われたと考えるのが自然ではないでしょうか。

 こうした現実を見るにつけて思うのは、中国や北朝鮮は表向きはアメリカや日本、台湾に対して今すぐにでも武力戦争を仕掛けることも辞さないようなことを声高に主張してくるにもかかわらず、アメリカや日本、台湾との軍事的緊張が高まりつつある現実を冷静に見つめ、戦争を回避する方向で対処・努力して来た、そして現に今もそういう努力が双方の間で、眼に見えない形で続けられているということ、そしてその結果、太平洋戦争終結以降、 1950年に起った朝鮮戦争を唯一の例外として、太平洋東アジア地区では中米間、及び日中、中台間、さらには北朝鮮とアメリカや日本との間で、戦争にまで発展する形で深刻な武力闘争が起こったことは、一度もなかったという事実を私たちは忘れてならないでしょう。

 以上を踏まえて結論として言えることは、ちょっとした挑発に乗って、日本も核兵器の開発保有を含めて中国並みに、いやそれ以上に軍備を増強しなければいけない、それには憲法第九条の足かせを外さなければならないなどと、さも分かった風に吹聴することは、日本にとっては百害あって一利もないということを肝に銘じておくべきではないか。にもかかわらず、自民党内のタカ派の議員も、擬装野党の維新の会や右系の報道メディアや言論人や芸能人、それに同調して改憲論を唱える右系の国民のほとんどが、そのことを弁えないまま、中国や北朝鮮に対して軍事的強硬路線を取るべきだと声高に主張する・・・…そのこと自体が一番危険だということなのです。

 以上述べてきたように、私は、「9の日・9条・ハンスト・イン」の運動をスタートさせたその日からほぼ一年間、「ガンジーの会」のホームぺージを通して、「ネトウヨ」諸氏と激しく論戦を闘わせてきたわけですが、その中で、何人か「ああ、この人は日本の安全問題について、まともに考えているなと思わせられた人に出会い、論戦を闘わすることが出来たことは、私自身の防衛・安全問題についての知見不足を知り、補い、考え方を深め、広げるうえで極めて有益だったと思っています。

 私は、そうした良識派の「ネトウヨ」とでも言うべき人たちと論戦を闘わせるなかで、どんなに悲惨で、絶望的に見える状況にあっても、こちら側が真心を込め、言葉を尽くして説明・主張し、反論して行けば、お互いの主張そのものは変えられなくても、心が通じ合える人が必ず現れてくるということを思い知らされあした。それがかくも長く、激しく論争した中から得た、唯一の収穫だったと言ってもいいと、今も思っています。

 とりわけ、私が心を動かされたのは、論争があまりに長期にわたって続き、これ以上論戦を続けても、同じことの繰り返しになるだけという袋小路に陥ってしまったときに、「これ以上論戦を続けても新しい展開は望めないので、この辺で止めにして、お互いが、お互いの信じる道を生きて行くというにしましょう。今後のご健闘を祈っております」という趣旨の書き込みをすることで、停戦を申し入れて来てくれたことでした。