† 詩の湖 †

過去ログ1 2003/9/9 14:44

▼ぁぃみ
女性
−路標
夕暮れ時に視た、
君の視線。

目を逸らせなかった。


呼び掛けられた日から、
止められなかった…。


“君が好き”

たった一言の台詞を、
何回も伝えた。

そして、何回も拒絶された。


だかね、諦めてあげたの。
嫌いだからじゃない、
好きだから。


私が人を沢山好きなるのは、
1人の人が、
忘れられないから。


誰を好きになっても
報われない。

悲しい恋の路標…。
9/9 14:44
HP

▼禮螺綺羅
女性
灰色の海
哀しみの底の海
そこはとても不吉なところだった
濁った灰色の海
誰もいなくて怖かった

浜辺を暫く歩いていると
暗い入り江に辿り着いて
其処で私が見たものといえば
泣き疲れて死んでしまった人魚

・・・この人魚は誰の為に泣いていたのかなぁ?
わからない。でも可哀想に思えてきて
私はそっと人魚の手を取った
微かに温もりが残る冷たい手を

そのとき君が現れたんだ
「僕じゃ駄目かな?もう泣かないで」
私は君の手に捕まって
元の世界に帰ったんだ

人魚は満足そうに微笑を浮かべていた
「もう泣かないよ」
9/9 14:42

▼nana
女性
夢の痕
朝焼けがよく映えるこの海辺で

漣の音を聴きながら

あの歌を歌いました


貴方に届けと・・・


泡沫のように儚い夢

共に過ごしたあの日の夢


もうじき朝が昇る

私の朝はまだ来ない
9/9 14:41

▼未夢
女性
異世界
─異世界─

この束縛の中の光と闇

私の心は解放される


その嘘はとてもとても優しい

この枷をも振り解いて


少しずつ足を踏み入れる

あの無限の和泉へ───


サア、待チ受ケル運命ヲ

共ニ滅ビヨウ・・・
9/9 14:40
HP

▼禮螺綺羅
女性
Darkness
―暗闇に一人きりなの?わたし
ずっと君が来てくれるのを待ってたのに
心に湿った黒が流れ込んできてても
ずっと信じてたのに?

傷付くことを恐れちゃ駄目だって
誰がそんなことを言ったのよ
私の四肢は果てを探すのに必死で
それ以上に孤独に耐えられない心はボロボロで

誰も居ないの?
君を待ってても もう君は来ないって事はわかった
誰も居ないなら ここでくたばってしまいましょう
そう思った途端 急に「死」が怖くなったんだけど

今の私に 歯止めはキカナイ
9/9 14:38

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