╋ 蒼過ぎる水溜り ╋
過去ログ124
2004/10/31 4:39
名:ちぃ女性
迷子の子猫欲しいのは
その心
手に入ったのは
その体
どちらも焦がれた
貴方に違いない
しかし何故にこんなにも
胸の奥が軋むのだろう
虚しく肌を合わせる度に
心だけ取り残されて
体だけ宙を舞った
焦がれたのは
寧ろ
心より
体…?
思考の迷路
関係の迷路
迷いに迷って
出口は何処?
10/31 4:39
名:琉星手。触れる
手と手
貴方の手は
冷たくて
なのに
私の手は
微熱気味
それは
隣に貴方が
いるから
「手、冷たいね。」
「心が暖かいから。」
貴方は
いつものように
自信あり気に
笑いながら
答えたね
貴方の手の
感触が
今でも
まだ
残ってて
切なく
寂しいよ
10/31 2:41
名:楽遊月よ…月のない夜 僕の心みたい 光なんて見えないよ 雲が覆い隠してるから けれど僕は 君を想うだけ 君のことが 好きで好きで好きで… 疲れちゃうぐらいに 大好きだから 叶わないって わかってる 諦めなきゃって 思ってる わざとイヤな子になって嫌われることだって 考えた でも 無理だったよ 君のことが 好きで好きで好きで… どうしようもないくらいに 大好きだから 見えない月にまで 祈ったし 心までもを濡らす滴が 止むことを信じちゃうんだ 月よ…月よ…月よ… どうか僕の祈りを受け入れて 月よ…月よ…月よ… どうか…
10/30 21:53
名:ちぃ女性
舞台女優私は私を演じてる
今日もまた
貴方の前で一人芝居
受話器越しでも
サラサラと
風に飛ばされそうな位
軽い台詞
吐き放題、吐いて
虚しさに胸を痛めて
私はそれでも演じてる
会話の合間も
情熱を隠して
何でも無い振りで笑う
全部演技
だから痛くない
舞台は何処にでもあって
幕はいっこうに
下りる気配も無く
私は時折涙さえ浮かべ
迫真の演技です
幕が下りるのを
待ってる。
いつまで続ければ良い?
この一人芝居。
騙し騙され
次の舞台は?
10/30 21:53
名:ナカムラ在る限り在る限り、
私は詠う。
生、死、
すべて。
日常も、夢も、
此処に在る限り。
例えば、
どんな方法でも良いのだろう。
ただ、私には、
詩が有った。
表現の手段、
拙い言葉の羅列。
隠すことなく曝せる、
私の存在。
言葉に温もりはなく、
だからこそ、言葉の温もりを知る。
言葉に託す、私の存在。
そうして在る限り。
私は精一杯生きるのだ。
10/30 20:52
名:Aria女性
ひとよの月僕は月を見ていた
満月のようだった
僕は月に引き込まれた
それは たぶん あの月が
完全に満ちてはいなかったから
その姿が 僕自身に
重なって見えたから…
大人になったように見えて未だ幼いままの僕
いつ僕は大人になるのかな誰にもわからない
月は僕に似てはいるけど
違っているんだ
月は明日満ちる
誰もが知っている
ひとよの月を眺めつつ
こんな事、考えてたんだ…
10/30 20:18
HP