Ψ 言霊の宿木 Ψ
過去ログ1401
2006/8/5 17:27
湯歯P20歳
おとしあなわたしはいいこ
おるすばんだって
おさらをあらう
おてつだいだって
おかたづけだって
なんでもできる
なんでもするよ
わたしはいいこだから
ちゃんと
いうことをきいて
わがままなんかしないで
がまんすることだってできるんだよ
わたしは「てのかからないこだ」って
ママがいった
でも、
「てのかかるこ」ほどかわいいのでしょう?
いまさら
今更そんな
我儘の仕方なんて忘れてしまったのに
何が正しいの?
何処までが許されて
何処からがいけないの?
わたしは間違いなの?
8/5 17:27
溺io女性 19歳
Messageホントの気持ち 隠して生きる事が
当たり前の様に なってしまって
そんな自分が なんだか悲しくて…
『言いたい事も 言えないこんな 関係じゃ意味無いよ』と
口癖の様に 君は言ってた
今ならわかる… 自分勝手に生きてきたよ
もう戻らない君に 何も出来ないけど
サヨナラも言えず 失った君の笑顔
『会いたいよ…』なんて
今さら言えるわけないから…
『一人で良い…』そう思っていた きっと
傷つくことを誰より恐れてた
過去の愚かなボク
ホントはもっと素直になりたかったよ…
自分の事ばかりで 傷つけてばかりいた
ホントにごめんね
今更になって 後悔なんて しても遅い…
振り返ってばかり そんな日々を
繰り返すつもりも無いから 歩き続ける
『もう会えないから…』何度も
自分に言い聞かせてる…
『一番大切なこと 伝えるって事 忘れないで…
不器用だって良い 君の心
ちゃんと聞きたいから…』
今ならわかる… 自分勝手に生きてきたよ
もう戻らない君に 何も出来ないけど
サヨナラも言えず 失った君の笑顔
『会いたいよ…』なんて
今さら 言えるわけないから…
あの日の自分にサヨナラ
君にもう会えないけど
君が教えてくれたこと
忘れないから…
8/5 11:57
HP
投義男性 29歳 東京
声どうすれば
この悪夢から逃れられるのか
20年間の束縛で得たものは
不信と疑惑の念
[これからの予定]
どうしようかな…
8/5 11:52
桃イ奈女性 17歳
名無しの楽園君と過ごした時間は
きっと誰よりも短い
けれど
誰よりも深く鮮明に
誰よりも濃く儚く
僕の脳裏に残ってるから
想いはまだ
溢れるばかりで
留まりを知らずに
蓋を閉めても
零れるばかり。
白い空間。
君はベッドに身を委ね規則正しい呼吸と
機会音が鳴り響く。
君が生きている事を
知らせる機会音。
それが今は
唯一の精神安定剤。
肩で必死に息をする君
白い人から告げられた余命と宣告。
「今夜が峠でしょう」
いっそ耳が
食いちぎられてしまえばいいのに
そう、何度願ったか
知らない。
朝日が無事昇る。
比較的浅い呼吸
触れる肌は熱すぎる
君は未だ
ちゃんと生きている
熱すぎる身体とは対象に
冷たく色付く君の手足
ゆっくりと
手足を摩る僕。
目はまだ虚
意識は戻らない
脈は、ある。
生きている。
まだ大丈夫。
何度そう言い聞かせたことか。
でも
死神は突然現れる。
浅くなった呼吸音が
いつの間にか止んでいて
誰かがナースコールを押す。
何人かが
慌てて駆け込んで
中には白い人もいた。
酷くぼんやりした頭
ドラマのような場面
現実と幻の間すら
判らなくなりそうな熱
「死亡宣告とさせていただきます」
無機質な声と
無機質な機械音
響いたのはほぼ同時
誰かが一生懸命に
君の名前を呼ぶけど
絶対に目を覚ます事のない眠り。
僕はただ渇いた声で
君の名前を
紡ぐことしかできず
君の体温を感じることすら
怖くて震える。
壊レテシマッタ?
冷タクナッテシマウノ?
自我が壊れる程叫び
意識は途絶える。
存在を無くした君と
名もない楽園を
思い描きながら。
8/5 1:49