Ψ 言霊の宿木 Ψ

過去ログ1416 2006/8/17 1:01

的CE
女性
月の行方
秤は静寂

乱す事無く

時は罪業

溶かす事無く

月は其の行方

明かす事無く

唯花弁の疵のみぞ

癒えつつ
8/17 1:01
HP

塔nルヒ
絵と画家
翼を失った空
青を残したまま
色褪せる

他がなければ
存在は存在を忘れてしまう

平和でいて
それは灰色の風の中


蒼く茂る木々もまた
キャンバスから抜け出すことは
叶わないない

もう時は永遠に
刻まれない


ただ鮮やかな色彩だけが
命を記していた
8/16 23:36

塔Nリムゾン
サードファイア
ずっとずっと前に
神様は
地球という箱舟に
美しい水や緑を創りました
やがて多くの生命が誕生しました
多くの生命達の中で
人間と呼ばれる生命も誕生しました
数ある生命の中で
最も弱い生命
人間

やがて
火を発見し道具を使い始めました
弱い人間は言葉を創り
群れで行動しました

やがて
信じる神や 肌の色 話す言葉で
お互いを憎しみ合い
争い始めました

閉じた世界
歪んだ時間
果てなく続く無の世界
壊れたコンパスで
今日も地球がまわり出す
8/16 3:34

塔Vロ
男性 21歳
レンタル料金
毎週日曜日の同じ時間には
レンタルビデオ屋に向かい
一度も見たことないような
フランス映画のコーナーに
一時間以上立ち尽くして
隙間から見える忙しそうな
君の上がり時間を待ってる

「週末のこの時間帯には
 時給がUPするの」って
意気揚々語る君を前にして
僕はワガママも言えないよ


恋愛映画の棚にずらり並ぶ
背表紙の恥ずかしい題名と
裏側のパッケージを眺めて
こんなデートプランなんて
君はいかがでしょうか?

帰り際にいつも借りていく
君のお気に入りは感動もの
でも必ず夜明け前泣くのは
僕だったりするんだけど
もしかして君が見たいのは
感動の再会シーンじゃなく
僕のボロボロの泣き顔かな
それを確認する頃には
一泊二日の返却日が迫る
赤い眼と眠気眼を擦って
僕らのブルーマンデーが
君を起こさないように
そっと静かに始まってゆく
8/15 23:22

淘齣一馬
男性 22歳 千葉
終戦記念日
今踏みしてるこのコンクリートの下では

どれだけの悲しみが溢れているのでしょう

人は人を愚かと言うけど
どうして愚かと言えるのでしょう

大事な人を守るために武器を取りそして作る

愛する人のために命を賭して戦地に赴き
そしてその無事を祈る

どうしてそんな人達を愚かと言えるのでしょうか

みんなそれぞれの幸福を守りたかっただけなのに

それは誰もが1mgでも持っている感情なのに

私にはむしろ愛おしいとすら思えます

あの日から61年

今でもコンクリートの下から
悲しみの涙が聞こえてきそうな気がします
[これからの予定]
ご飯食べます
8/15 22:03

唐ソはる

その味って
どんな味なのかな

苦いのかな
酸っぱいのかな

それとも
甘いかな

ほらほら
そこの娘も
泣いてるよ

流れゆくものは
きっと
人生の味なんだろう
[これからの予定]
温泉に入る
8/15 21:33

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