Ψ 言霊の宿木 Ψ

過去ログ1442 2006/9/7 0:12

唐ワさ
女性
居場所
僕の居場所が奪われる
此処も
向こうも

僕の居場所は何処?
もう居場所を奪わないで
もしかすると
僕の居場所を奪っていくということは

僕の命も奪っていくということ?

それならば早く奪ってください
生きながら苦しむのは
僕には耐えられないから
[これからの予定]
ぼんやり
9/7 0:12
HP

塔nルヒ
女性 19歳
空想2
弟もそれなりに
腕は立つほうでしたが
大国の暗殺部隊には
きっと叶わないでしょう


どんなに疎まれていても
王様は弟が大好きでした

なので自分が犠牲に
なるつもりでいたのです

もし計画が遂行されるなら
一ヶ月後のパーティーの晩


彼はじっとチャンスを
待っていました

牢から出るチャンスを


さいわい王と弟は瓜二つ

家来でさえ見分けが
つかなかったのです

ある晩其れは訪れました

門番は相当酔っていたらしくうっかり鍵を落としました

門番が鍵を取ろうと屈んだ隙に後頭部をなぐり
其れを奪い取りました

その後上手く
弟と入れ替わり
弟を牢に閉じ込めました

パーティーの晩
お城に悲鳴が響き渡りました

王が血を流し倒れていたのです


次の日弟は
牢から出され王が暗殺されたと聞きました

弟は唖然としました


あんなに憎くて
たまらなかったのに

なんともいえない
腹立たしい気持ちになりました

王の残した手紙により
再び弟が王様になりました


王様は幸せでした

それが自己満足でも

王様は幸せでした
9/7 0:06

塔nルヒ
女性 19歳
空想1
王様は牢の中

王様は孤独の中

王様は幸せの中


語られる物語

最後は決まって
ハッピーエンド

それじゃあつまらないと

物語の裏側を少女は
空想する


王様はお城の棟の
牢の中

弟に負け反逆罪で
一生を牢獄で暮らす
ことになりました

話すものもなく
人と会うのは食事ぐらいで


死ぬまで同じ生活


冬の寒さは
耐え難いものでした

それでも彼は
生きるしかないのです


弟に憎まれているのも
知っていました

その陰謀も・・・・・・

でもどうしても
王座を譲るわけにはいかなかったのです


もうすぐ大きな
戦争が始まる

隣国の不穏な動き
王の暗殺計画

何度訴えても
弟は信じてくれませんでした

そしてついに
弟は王になりました
9/7 0:05

塔\ラ
女性 21歳
空へ
歌を歌う幸せ
私はその時 ここではない空にいる
上から地上を見下ろすとこにいる
神様の気持ちを知る
至福の時

歌えなくても
歌いたい
歌えないから
歌いたい

もっと もっと 高い所で
私は空よりも遠くの宇宙を見たい
神様よりも遠い場所へ

翼を広げ
私の空へ


涙が出るほどの幸せを
至福の時へ

飛びたとうとして。
9/6 23:48

投義
男性 29歳 東京

この口から溢れるは

憎悪と破壊

この手で綴られるは

侮蔑と混乱

この目に映るは

偽善と混沌

遮るもののないこの心は

何よりも

暗く

何よりも

冥い

そして

全てを黒くできる
9/6 22:58

塔nルヒ
女性 19歳
きのこの村
小さいな小さな招待状
ポストの中に

森の奥
楠木の中で

小人たちの音楽会


秋風吹き抜け
始まるオーケストラ

流れるプレリュード


毎年この日は
定休日


お客さんも
楽しんでいってください

飲んで食べて歌っての
愉快な音楽会


心地よいコーラスにうとうと

あれはなんだったのか


不思議な不思議な
秋のある日のことでした
9/6 22:23

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