Ψ 言霊の宿木 Ψ

過去ログ1473 2006/9/26 22:10

盗^緋那・聖
成長過程
君があんまり急かすから
僕は、急いで大人にならなくちゃいけなくて

そんな事、無理な訳じゃなかったけど
後になって、すごく困ったんだ

いくつもの段階を飛び越えて…
まともな順番で
恋が出来なくなった
むしろ、した事がなかった

君があんまり急かすから
僕は、子供に戻れなくて

そんな事、今更どうでもいいんだけど
大切な物を置いてきた気がするんだ

だから、僕は平気で
他人も自分も傷つける
だから、僕は素直に
嘘ばかりを並べられる
そして、意味もなく
壊してしまうんだ

そう、だから、僕は
誰も信じられず
誰からも信じられず
こんな人生でいいや
って諦めながら生きるんだ
9/26 22:10

痘F利安則
男性 39歳 千葉
叙事詩
月に船を浮かべ
星明かり頼りに
太陽を追う

船上に舞う
あなたを抱き寄せ
静かな波に揺れながら
口づけ交わす
永遠を追いかけて

月に船を浮かべ
星の瞬きは灯台守
太陽を追う

船上に舞う
蛍 あなたを美しく
波の音(ね)に歌う姿に酔う

心を交わせ
永遠を追う

時を重ねて
夜空に描く
形のない物語

月に船を浮かべ
船上に舞う
想い達とともに
終わりのない
叙事詩
[これからの予定]
ゴーヤチャンプルー
9/26 19:01
HP

唐トんてん
テーン!
路傍の電信柱に貼り紙がある
風雨に曝され汚れた白紙だけれど
幾分か光を反
射するちゃんと白い紙だ貼り紙だ
そうです
私は疲れました
しばらくは実家へ帰ります
夕方の冷たい脚で帰ります
道連れにどれか一つ決めました
また訪れるのかは疑問ですが
皆帰る身ですから
仲良く手を繋げばよかったです
1996年秋
9/26 18:16

痘I汰
男性 14歳 埼玉
ぬいぐるみ
あのぬいぐるみは
いつか捨てられることを
知っていながらも
笑顔を絶やしません

わたしは
表情をいろいろ変えられます

おかしな顔もできます

でも
あのぬいぐるみは違います

人に「笑顔」の顔のまま
作られました

表情を変えることは
できません

泣きたくたって
泣けません

だから
ぬいぐるみは強いんです

ずっと笑ってるんです

わたしは
ぬいぐるみには
勝てません
9/26 14:22

痘I汰
男性 14歳 埼玉
ぼく
弱ってる
君が弱ってる

かれ果てたあのコスモスの花のように
君が弱ってる

お母さん
あなたなら
この子に何を言ってあげますか

お父さん
あなたなら
この子に何をしてあげますか

形になっていたモノから
消しカスになってしまう消しゴムのように

全てを使いきられた乾電池のように

僕は残酷だったのかもしれない
いや
それよりもっと
きっと残酷だったさ

僕と同じにされちゃ
消しゴムも
乾電池も
可哀想だろ―?
9/26 14:21

痘I汰
男性 14歳 埼玉

遠い空
果てない道

あそこに
何を落としてきた?

誰が拾った?

私の
大切な花を
君に
渡すはずだった

しかし君は
受け取ってはくれなかった
だから
あの花は
知らない誰かにあげるつもりだった

でも落としてしまったんじゃ
仕方ない

良かった
落としてきて良かった

君にあげなければ
いけない花だったから―…
9/26 14:20

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