Ψ 言霊の宿木 Ψ

過去ログ1489 2006/10/7 16:21

淘t帆
女性 千葉
金木犀
香りが風に流れてくると
知らずに辺りを見回します

この香りがどこからくるのか
あなたの居場所を探します


家に帰ってもあなたはいるけど
ここでのあなたを見つけたいのです


雨の中
甘い香りが届きます


暗い中
オレンジの色が照らします


雨の多いこの時期です


その花は落ちてしまうでしょう

水に流されてしまうでしょう


けれども私は知っています

落ちてしまった小さな花弁が
寂しくも 美しいことを


今年はもう あなたを見ることはできないけれど

いつでもあなたを思い出せます


甘い香りを覚えています


また来年、遭いましょう

きっとここで、見つけましょう


雨の中の灯は
きっと私をも照らすから
10/7 16:21

灯沙
不安
不安が蹼を締め付ける 離してくれないの? 不安が蹼を締め付ける そろそろ自由にしてよ 不安が蹼をしめつける しばりつけたのは自分
10/7 11:19

投義
男性 30歳 東京
運命
『死にたい』

『逝きたい』

と思い続けて

未だ成就しないもどかしさ

薬でも叶わない苛立ち

考えることのなくなった未来

現在の状況と照らし合わせても

変わり映えしない過去

何をしても抗うことのできない運命の歯車は

規則正しく回り

まざまざと現実を見せつける

やがて

『生きたい』
と願うことはもちろん

『逝きたい』
とさえ思えなくなるのだろうか…
10/7 11:18

灯沙
どうしましょう
離すことのできない手と足を どうしましょうか 底を触りたくなる この手と足をどうしましょうか 何か触っていないと不安な心をどうしましょうか
10/7 11:17

灯沙
陽射し
陽射しがさしこむよ こんな蹼に早く動きだせ そういっているみたい 陽射しがさしこむよ カーテンから 陽射しがさしこむ 早くゆめから覚めろといわれてる
10/7 11:16

的CE
女性
札合わせ
あの日
彗星が衝突した

やっと見つけたのに
塵撒いて

儚く閑に闇に帰す


広い空
もう切り取られはしない

夜になれば
此処に貴方を待つよ

詠み札を片手に
[これからの予定]
好きに
10/7 10:04
HP

14901488

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