Ψ 言霊の宿木 Ψ
過去ログ1606
2006/12/10 14:12
萄ラウダンゴ虫達我々には我々のやり方がある
外から急速に変革の兆しがあると
不安から守りに入ろうとする
異常保守者達
12/10 14:12
盗雨の日 灰色の空の下
水溜まりを避けながら走る
身を守るようにして
雨から逃れた夕暮れ前
走り去る車を眺めては
それぞれの行き先を思った
跳ねる水が作り出す波紋
あても無く続くような流れの中の一瞬
ため息にもならない白い憂鬱を
誰も知らずに
また通り過ぎて行く
滲む赤を見送る私に
手を振る人などいない
向かう場所を知らなくても
帰る場所を知っている
走ることが出来るのは
休む場所が在るからなのでしょう
もうずっと冷えたままの左手に視線を移して
失われていく色を見つめた
かじかむ右手でそっと雫を拭う
撫でるようにして濡れた髪を耳にかけた
ゆっくりと目を伏せて
沈み込む前にまた開く
その一連の動作の合間に
あなたのことを想った
何もかも雨の中
私を愛してしあわせですか
12/10 0:34
HP
唐艪、由宇ふらんす式結婚誘惑したのは オレ
惚れたのは 君
結ばれたは 一夜だけ
後腐れない…のが
ふらんす式結婚!
おお 神さま
この浮気者に天罰をッ
酔いどれ 口づけ
つくして どれどれ
みだれ髪を 背にして
原稿締切り…口実に
帰り支度の朝まだき
冷たい あなた
せめて朝食 一緒にね
買い物に出た おんな
パンと卵とレタスに
真新しい辞書…忍ばせもどる いじらしさ
辞書ある朝の食卓に
ひととき幸福なひかり
ああ 神さま
このひとときの仕合わせが このひとの
後生の種と実るよう
お計らいください
せめてもの罪滅ぼしに
辞書を手に祈る〜オレ
[これからの予定]
過去と逢引き
12/10 0:23
燈ノlike a cat気ままに生きるの
愛したい時に愛して
嫌になったら
爪を立てて
寂しくなったら
寂しくなったら
甘えられたら
どんなに楽だろう
隅っこに
小さく丸まった時は
寂しい合図よ
どんな逃げ回っても
捕まえて
優しくしてあげて
12/10 0:08
HP
痘、俺も貴方達のように愛国心を捨てよう
どこまでも汚い醜い国
12/9 23:15
唐艪、由宇詩天公望アインシュタインの親父さんが言うやうに…
どうやら科学のゆきつく先に 神さまの
仏頂面があるらしい
科学といふ暴走車を
よう乗りこなせんのに
哀れ チキンゲーム!
核融合の光速バイク
突っぱり弄ぶ…人類
いい加減にせんかァ
自嘲し反省しとるのに
どうにも進退ならん
詩天ふる公望さん
畏怖せなあかん
おそろし観察眼やで
にんげんだけが…
生きものやない言ふて
エライしぶ面なさる
公平な天望鏡から
人類の命運を観たら
どんな答え出るのやろ
こころ南風ふくむや
いまだ青春にあるひと
あす宇宙の大人よし
詩天の陽まばゆく
未来きらり朱夏となる
12/9 19:30