Ψ 言霊の宿木 Ψ

過去ログ1609 2006/12/12 18:24

棟事ッ
21歳
白く浮かぶもの
溜息は白く浮かび
一秒足らずで掻き消される
河の真上の吊り橋に座る私を
隣で犬は不思議そうにみる
絶え間なく音を立て水は流れていく
私の目は焦げ茶の色鉛筆で乱雑に塗り潰され
私を取り巻くのはTVの砂嵐のようなものだ
これからどうなるのかもわからない、どうすればいいのかさえ
曇り空から雨が降ってきた
これが雪になる時、私は..?
[これからの予定]
なし
12/12 18:24

灯詩K
閃光の合図
悲しいコトあったんだね
辛いコトがあったんだね
やり場の無い念い抱えてるんだね 我慢してる瞳みれば解るよ 粧っても…

この空間では今二人きり
こっちへおいで。
淡く小さく落とした燈灯で二人の表情も朧げだから、安心していい
こころ開いたなら解放してておいで。
怖いコトもイヤな事も忘れてしまおう、今だけは。

苦しい思念い棄て去ってしまったら、膝の上昇って来てごらん。瞳つむったら、思いきりこの胸の内寄り掛かっていたらいい、この両の腕結んだら包んで居てあげる、囲っていてあげるから。
ずっと此処に居て、ずっと眠っていたらいい、ずっと此処に居て、ずっと忘れていたらいい、やる瀬ない事の全部を消去して…。

このまま眠ったまま、その疲れ果てた寝顔を見守ったなら、この洋服越し、この肌からその肌へ、在りったけの“熱”届けてあげたい渡してあげたい伝えてあげたい…。

朝が来るまでは、朝の残酷な閃光の合図が、この部屋の窓辺へ訪れる、その刻までは…。

12/12 15:30

悼H蘇兎
分散
あぅあ…。
紅蓮地獄でのたうっている罪人が、背筋を新紅に真っ二つに割かせては、彩誕の謌を轟かしてるみたく、分散が産声を祝福している様だ…。
朝焼けを遷す海面の窓鏡の光りの反射の魔舞詩裟は、決して心痛く失い…。
12/12 10:04

投Z菜
coma
一日の始まり
不安を煽る静寂漂わす虚空…。
雨音鳴っている瞬きす暇も失くしてる…。
永遠を忘れて
刹那に溺れ
孤独を引き裂き続け
私は私になった。
揺れる音残像
響いてる景色
心臓が
もう一人の私みたく
呼応している
そんな朝の短い
私の夢を包む
ひとcomaのドラマティック.
ファンタスティック…。
12/12 8:51

唐ソぃ
パペマペ恋愛模様
その口を裂いて
砂利を詰めて
布団針でジグザグ縫う


睨むその目が疎ましい


悪いのはあなた
私はもう我慢の限界よ


さんざん私を貶して
私を愛してるなんて
馬鹿にするのも大概してよ


二度と口がきけぬよう
私があなたを調教するわ


まずはその唇にキスを


愛は痛みを伴うの
覚悟して
12/12 7:13

唐ソぃ
誓い
契約の前に
私は懺悔しよう
心の中だけで

君に贖う私の罪は
神の前でさえ
嘘を吐くこと

永遠に君を騙すことを
誓います


愛してると言う
私の目が
どうかこの罪を
告白してしまわないよう
毎夜、月に祈ります


そしていつか
嘘が真実になるように
鏡の前で
呪文を唱えてから
君に挨拶


「おはよう、ダーリン」
12/12 6:58

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