Ψ 言霊の宿木 Ψ

過去ログ1702 2007/2/16 18:29

塔泣C
女性 21歳

泣けなくなったのはいつからだろう
泣かなくなったのはいつからだろう

泣いて
すがって

助けてくれと

言えるなら
言えたなら

ダレカの腕に身を任せて
ダレカの温もりに包まれて

誰も助けてやくれないんだ
誰も頼れはしないんだ

どうにかしてくれと泣き叫んでも

無条件で助けてもらえるのは
ことばもしゃべれない幼子ぐらいで

もう
子供とは呼べないワタシは
もがく以外にすべをもたない
2/16 18:29

燈ノ樹 波美
女性 21歳 神奈川
冬の散歩道
樹々で作られた散歩道

夏の葉のかわりに白い花が咲く

まるで眠りを忘れたかのように

さまよう私は黒い道を歩いてどこへ行くのだろう…


時折すれ違う人は、まるであの日の海のような眼をしていた


その人はただ私に投げかけると、会釈だけして


荷造りをした黒いコートの襟元をしっかりと掴んで
かの国へ旅立って行く


あの人はどこへ行くのだろう


たしかにここにいたという印をまるで私に刻み込むように


私は振り返りあの姿をあの眼を心の中で見つめて会釈してから

また白くなった道を歩き始めた


空はまだあのどんよりした鉛色していた
[これからの予定]
色々色々と…
2/16 17:16

唐ニびうお
フランス
フランスの国旗が風にたなびいている
夜は暗い 闇は遠い 貝殻は独り孤独を粒やいている

地下鉄のコンコースには靴音が勇み足の様に戦争を繰り返している
ざわめきは砂嵐 掻き消される花言葉は「愛は死んだまま‥でいい」。

雪空をトナカイがとび回り街頭に楽しき記憶の残光を振り撒いている
種は発芽を千年間待つづけている側で 花吹雪の映写会の沈黙で緊張の汗
3分後に伝ってきた涙の味はほろにがくて…もう繊細

パパに買って貰った信頼を今投げ棄てて
改正したばかりの自分史を想い通りに
書きなぐっては はにかみの眼差しで宇宙の向こう岸まで
波動する鼓動

今夜もコンコースを戦争の様に駆け巡る 駆け巡る 駆け巡る
涙は遠い 予感は克明 恋人は沈黙で砂嵐


フランスの国家は風に踊るだけで孤高の剣の様
2/16 13:11

灯゙方
女性 19歳
分かってる
今までは
真っ暗な視界で
どうにか生きないと この境地で

見渡す限り
私は遥かに劣っていた先にいる人々よりも
でも

羨んでばかりじゃ何も変わらない
少しばかり修行が必要だった
分かってた
自分で作った跡

そして今
やっと分かったものがある

そしてこれからは
また違う意味での傷を作って
前進しよう

負けません
自分に
負けません
周りに
2/16 5:00

痘ワ歌
女性
『最後』
『さよなら』


その一言


言えずに


言えずに…


噛み締めて


去り行くあたしを


どうか許して


どうか忘れて


最後だと


気付かぬ君に


最後の言葉を


残したい


狡いあたしで


ごめんなさい


『またね…』


涙歌
2/16 4:49

釘lue。
男性 20歳 宮城
移民
急に見慣れない奴らがここにきた

話を聞くと自由を求めて来たらしい

こんな町に自由なんかない。
有るのはシャブと酒だけ。
そんな連中の溜り場だから仕方が無い

急にまた新たに見慣れない奴らが来た

かなり豪華な服を着て、金にもの言わせてるらしい

そいつらはシャブが珍しいらしく、どんどん金を注ぎ込んで行くから面白いように売れた

そんで一番豪華な奴らはいつの間にか、この町のクズになった

そんな中また新しい奴らがきた

仕事を探しに来たらしいが、あいにくここには仕事と呼べる物は無い

しかしそいつら知恵を使い。
仕事の無い町に仕事を増やした。

もちろん雇うのはシャブに溺れた元金持ち野郎共

かなり安い金でキツクしごいてるらしく、毎日辞めて行く奴らが絶えない

法律なんてものはこの町には存在しない

もちろん警察すら味方ときてる

毎日酒場で飲んでるから銃の腕前も最悪

震えが止まらないらしい

こっちはそんな警察を見て笑いが止まらない

こんな移民の集まっている町

騒がしいのは毎日の事

楽しみは酒とシャブしかないときてる

どんな奴らでも歓迎してやるぜ
[これからの予定]
ロックンロールOK!
2/16 2:16

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