Ψ 言霊の宿木 Ψ

過去ログ1764 2007/3/31 17:19

澱abyblue
紫陽花
思いもしない場所で
君と出会った
瞬間、目を疑った
それでも、やはり
見間違いじゃなかった

そっと近づき触れた
薫りは微か
雨が好きな君だった
こんな
思いもしない場所で
君を見つけるなんて

混んだ地下鉄に
君を連れ出すのは偲びない
僕は迷った
声をかけるべきか

君は吹く風に
笑みを流して
楽しそうにしている
いまは、そっとしといてやろう
そう決めた

鉢いっぱいに
淡いピンクの笑顔
風に吹かれて歌う
「はじまりはいつも雨」
君の好きな歌のひとつ
君にふさわしい
花びらとその名前
くすぐられた胸を気にして
僕は地下鉄に乗った
紫陽花に赤い傘が寄り添う
そんな景色を想像して

口にしてみた
名前を
ぽつりと
胸がまだ、くすぐったい
3/31 17:19
HP

唐ミろゆき
ベランダ
ベランダにでも出てみてごらんよっ

ほら小鳥がさえずってる
ほらどこからか花びらが舞ってきた
ほらあお空の陽気がキミにむかって笑いかけてる

ねえベランダにでも出てみてごらんよっ

キミのささくれ立った
だけどほんとは心優しいその全てを祝福してくれる そんな泣いちゃいそうな温もりの風さんだって吹いてきてるよ

さあほら そこにあるSunのうえに両肘をのせてみて そしてその上に頬をのせたなら ゆっくりと穏やかな情景をうかべて キミのちいさなふたつの窓辺をとじてみてごらん

さっきまでの世界が変わるはずだよ キミだけがえがく心象世界さ 美しい世界 楽しい世界 自由自在の そんな世界‥ キミはキミが 希むのなら キミは天使にだってなれるはずだよっ

翼を自由に羽ばたかせて 想いっきりどこまでも 遠くまで飛んでいけるのさ


ね?ふさいでる心がつらいのなら ベランダにでも出てみてごらんよっ

花やいでる季節にも 明るい時間 疎外感の極み‥

だけどね いまはこんなご時世 むなしいのはキミだけじゃないさ ボクらだけじゃないんだよ

ねっだからベランダにでも出てみてごらんよっ

きっとキミを笑顔と微笑みに 快方してくれる あたたかで バラの様なかおりの 旋風だって吹いてくるはずさっっ


3/31 11:46

謎ス莉
コナゴナ。
サヨナラ。
貴方のココロ。

アリガト。
貴方のキモチ。

もう全て終わったんだよ

開放されたの。

私も貴方も。

朝日が眩しいね。
3/31 8:11

痘華灯
サイ
書きたくも無い事を書かせておいて


何故
3/31 2:38

唐ミろゆき
羽衣
羽ごろもを着せてあげたら

光のそらのもとで

包んでいてあげたいよ


あの日のように


そっと

そっと


3/31 2:26

塔Cシス
溟の神話
声が出ない程 心重い程 ささやくの つぶやくの…

天<ソラ>よ咲けて 天よきえて 溟よ還して 溟よ凪いでと…

声が出ない程 心重い程 ささやいて つぶやくの…

私の生命<うみ>、その神秘よ 生命<わたし>に還して 私よ私に微笑いかけて‥と


ウミノシンワハイタズラニ ササヤイテ ソウツブヤイテ…


3/31 2:15

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