╋ 蒼過ぎる水溜り ╋

過去ログ181 2004/11/21 10:10

名:赤と紅
虚の響き
朝起きる時の伸びをする声を聞け
同時に
夜寝た時忘我の息を聞け

大人は小言を言う
と、同時に
子供のワガママを聞け

見るモノに関わる と、同時に
見えないモノに気を配れ

自然数の裏には、虚数があることを思い出せ
表があれば裏がある
男の裏には女がある
女の裏には男がある
常に裏には虚の世界
常に裏にはアイがある
11/21 10:10

名:咲
君のうた
窓を覗く日差しが
頬をそっと撫でて
白黒の夢から覚めたわたしは
どうやら眠りすぎていたらしい

見慣れない自分の部屋
二時を回った時計の針

揺れるレースの薄い影が
陽炎みたいに揺れて
あの人はここに消えたらしい


木枯らしは強くて
かけたままのすだれが
しきりに窓を叩く
早く部屋に入れてと
暖炉の中に
手紙を投げて
思い出から0に戻せたなら

扉の向こうの君が
何度もベルを鳴らして
冷たい手をこすりながら
待っていてくれたんだ

何層もの落ち葉がつくる
リーフパイの道の上を
音を立てて駆け抜けていく
こんなにも沢山の色が
世の中にあったなんて
どうして気付かなかったんだろ

もっと早く会えなかったんだろ
いつもそう思うけど
消したい過去が
君に続く道筋をつくり
今 君と出会えたんだ
11/21 10:09

名:キーつつき
男性

掲示板は、交差点
癒しを求めて掲示板
冷たくしたと自慢され
自覚の無い病と交差した
11/21 8:24
HP

名:いちご事ム所
らんらら
インリン似の淫乱


夜な夜な排卵


逆転さよならホームラン


なんら問題ありません


普通にノープラン


上司とソープランド


共に常連化


ぁ、学ランふぇちです。


不倫したい


腐乱死体


腐乱死体とランチタィム


シャンプーとリンス


乱痴気騒ぎ


ギチギチに詰めるな


煮詰めるな


ランララランデヴ
11/21 4:07
HP

名:秋水 土竜
男性
秋と冬の間
冷たい風が吹いている
乾いた音を立て、枯葉が転がる
通りには着込んだ少女
吐き出した息は白くなって消えた

秋と冬の間に見えた
緑を残した高原の空気は
ヒトの心を映していた

風に揺れる結晶が
街の隙間を埋める
戻らない影法師
彼方の海に溶ける

何もかも白くなったら
もう、想いを忘れる頃
空に投げてしまった
日溜まりの気持ちを

薄暗くなった公園を歩く
踏み締める音は儚い
庭園灯が仄かに照らす
行き先は何処に繋がる

秋と冬の間が終わり
少女は消えた
雪原と微笑みを残して

さよならは云わない
また逢えると信じているから

木陰から聞こえた
隠れん坊の声
もう良いかい?
まあだだよ

2004 11/15(Mon) 06:05
11/21 3:14
HP

名:涙歌
女性
『川岸』
冷たい風が

身体中に

駆け巡り

これ以上孤独には

耐えられないと

ふと思った…

いつもなら

こんなに寒い

夜だからと

君が傍に

居てくれる

筈なのに

今夜は君の声さえ

聞けそうにない…

川岸に一人

不安と孤独は

さらに増し

君の元へと

走り出しそうな僕が

此処に居る

冷たい風に

吹かれながら

一人虚しく

涙した…
11/21 1:25

182180

掲示板に戻る