╋ 蒼過ぎる水溜り ╋

過去ログ185 2004/11/23 1:03

名:涙歌
女性
『キャンドル』
キャンドルの炎

君が煙草の煙を

はく息で揺れ

僅かな光

失って

ただ悲しく
ただ切なく

闇を導く

穏やかな光を

失った部屋は

冷たく…そして

静まり返る

もう一度

キャンドルに

希望を…

静まり変える部屋に

君が去る音が

ほんの少し

響いては

消えた…
11/23 1:03
HP

名:ゆう
男性

生きてきた街は
退屈すぎて
窮屈すぎて
憧れだけ引き連れ
飛び出した僕を
ただ見つめてた

生きてゆく街は
鮮やかで
でも淋しくて
憧れだけ引きずった
宛のない僕を
ただ受け入れた

何を求め彷徨う
この街の中で

流されてしまえば
きっと楽なのに

生きている街は
懐かしく
少し変わった
憧れをなくした
空っぽな僕でも
まだ受け入れた

何も言わず
何も待たず
街は誰かを
受け入れ
人は街を
離れゆく
11/23 1:00

名:ナカムラ
1461
本当は逢いに行きたい
あの時止まってしまった
二人の恋の砂時計
このままじゃいられない
終わるにしろ、
また始めるにしろ、
四年越しの恋に決着を

クリスマス
きみに逢いたい

電話しようか、迷ってる
恐がってる
だってきみは変わらない
四年前と変わってない
やっぱり片思いなの?
でもね、
うん。
このままじゃいられないわ

コール七回アタシの合図
八秒後に再びコール
律儀に三回きみの声

クリスマス、空いてる?

答えはイエス。

さあ四年越しの恋に決着を
11/23 0:52

名:APP
男性
・・・
とてもとても大事な人がいます、それには幸せと悲しみの混ざった感情があります。大事に思うほど悲しく一緒にいると心が落ち着き幸せが訪れるそれはとても不思議な事です、その人が自分のそばにいないと生きている感じがしなく、自分の存在が無いような感じがします、今までいた温かい者が冷たく氷みたくなっていくそうすると自分の心が不安定になっていく、抱きしめたくなってくる自分の存在と相手の存在を確かめたくなる。近くにいないと不安定になっていきそこには闇があるような気がする、そして綺麗な手、温かい体、優しい唇、すべてを欲しくなる。それはなとも不思議で幸せと悲しみが混ざった感情なんだろう。
11/22 23:47

名:クルミンシタ
男性
menuetto
赤い番傘
パラパラと
転がすキャンディ
爪弾く琴音

 語りたかった肩
 叩き合ったかな

チャルメラで
夕陽ヶ原の
ピチカート

双管楽器の
笛の音が
鼻腔をはるかに
突き抜けて

中国の
青い空

ボイジャーは
エウロパに
 
11/22 22:15
HP

名:赤と紅
点と線と、円
点を創り、そこから線を伸ばす。伸ばした先に矢ジリを付けて。
“君に会いに行く”
矢ジリは点に返ってくる。“ドコ行こう”
行って返って、もといた点を中心に線はクルクル回りだす。
“映画にしよう”
点から線が離れないように、逆方向に生まれた力。円を支えるように、点を中心に等分に線が伸び、円は回る。
“どこにもいかないで…手を繋ごう”
円は円を描き始める。
“これで十分”
11/22 21:39

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