╋ 蒼過ぎる水溜り ╋

過去ログ202 2004/12/1 15:59

名:ケイ
我ココに存在す
我が身滑りし刃
出でるは青の液体
生々しく鉄くさい
我が身体を流れしモノ
12/1 15:59

名:秋水 土竜
男性
ミズスマシ
水溜まりを漂う
ミズスマシの様な僕
狭い世界を
全てだと思い込む

広がる青空
狭くなる水溜まり
生きる場所を失う

干上がり行く水
命の期限が近付く
それでも此処を離れられない

泥水の上を
滑走する生命体
切れ切れになった雲間から
一筋の陽光

こんなに小さな命でも
必死に生きて行く
此の世の狭さなんて
僕の命に比べれば
果てしなく大きい

僕の命もこの水溜まりも
終には蒸発する
12/1 12:36
HP

名:ナカムラ
アルコール消毒

あれもこれもどれも

あいつもこいつも皆

電話口
他愛ない世間話
なのに
『何かあった?』
なんて
どうして判るの


『別に何も?』
嘘吐くときの癖だよね
声が硬くなる
君は声に感情が現れる
本当可愛いね
嫌なことあったんだね

どうでも良い
あれもこれもどれも
どうでも良い
あいつもこいつも皆


だけど

君はどうでも良くない
あなたは厭じゃないの

だから

『アルコール消毒行く?』
『普通に誘って下さいよ』

月1の逢瀬の合い言葉
二人重ねる静かな酒宴
まだ踏み込めない深淵
だけどこの距離は中々

そして慰め合う金曜日
12/1 12:32

名:咲
走馬灯
次の季節へ街行く人々を
ビルの屋上から見下ろす

追い風が囁きながら
せかしてくる

僕は
何に期待しているのだろう


正面のガラス張りのビルには

空の青だけが暗く映えて

ふいに息苦しくなる

あのビルを砕いて
雪を降らせたら
どの位の時間
この冬を彩れるのだろう
12/1 11:39

名:キーつつき
男性
福祉
手助けを己が鍛えとわざと告げ
背負ってくれし友在りて
我ヒューマンを悟りたり
12/1 8:24
HP

名:ちぃ
情緒不安定
ただ
前に進むだけなのに
ただ
それだけなのに

それすら上手く出来ず
置き去りにされる予感


実りのない日々と
思いたくない
そうさせてるのは誰?
自問自答


時間は勝手に進み
明日は今日になり
闇は朝日に変わり
未来が過去になっても


私が私で居ることが不安


変わるとか進化とか成長とかお前はだらしないとかしっかりしろとかちゃんとしろとかがっかりしたとかもう聞き飽きたし解ってるから言わないで


耳を塞いで拒絶しても
また明日って去ってくだけの
罵倒の嵐


無言の夜明けが私を責める
12/1 3:05

203201

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