╋ 蒼過ぎる水溜り ╋

過去ログ208 2004/12/5 3:11

名:水無月朱音
竜の髭
願わくば熱いハートと冷たい目
それと真実を貫くこの4Hの鉛筆
あとはとなりに君がいればいい

世界の裏側を抉りだして 大声で笑いたいだけ
好奇心のまま突き進んで この想いを届けたいだけ

願わくば乾いた体と濡れた心
それと愛情を誓うための鉄の十字架
つまり君がいればいい

地獄の底辺に穴をあけて 大声で叫びたいだけ
猜疑心に別れを告げて ただ君に触れていたいだけ

なのに邪魔をするのは誰だい?
逃げないように地面に縫いつけておこうか
縫いつけておこうか

傷だらけの真実
赤く輝いて

ただ君に
12/5 3:11

名:ちぃ
ハタチの冬
麻痺した心で
愛と勘違いしたのは
17の夏


翻す制服で悩殺
愛には程遠い関係


逃げ水を掴むように
手を伸ばしたら
何も無い事に気付いた
19の夏


遅すぎた
近すぎた
遠すぎた
もう見えない


手も届かない
永遠と
同義の
愛とか
届く筈もない


勘違いを自覚する
ハタチの冬
12/5 2:40

名:ちぃ

雪に変わった雨が
肩に頭に積もって

きらきらと綺麗だ
涙もすぐ雪になる


痛い位冷たい冬が
君を強くするんだ


僕は温もりを求めてばかり

君は僕をおいてっちゃうの?


淋しいと泣いた君が居ない


後悔したって
戻らない時間が
少しずつ思い出を
刻んで小さくして
空から落ちてくる
僕を追い詰める
キラキラ光る


雪になって
12/5 2:19

名:九十九島
男性
夕暮れ時の心
優しく僕に触れた かわいい君の手 今はもうその温もり忘れかけているけど たまにこの時間になると 思い出してせつなくなるよ 自転車二人乗り君は後ろから抱きついた 僕はそんな君をいつまでもずっと 大切に守ってあげたかった 君と離れるなんて ありえないと思ってた君と夕焼け眺めて 未来像ふくらませてただけど僕と君はもう 恋人じゃない_ 今日もまたいつもの 流れで仕事してる もうすぐ夕暮れ僕は胸を焦がす…
12/5 0:44

名:赤と紅
雪の華
雪は地面に落ちたとたんに溶けていく
空と地の間が
華の命

こんなにも、ハカナイのは桜以上

人の命が
一つ一つ
知らぬ間に消えていく
どこかの世界で、いまでも

世に二つと無い
雪の結晶
一つ一つ違う形


でも、十把一絡…


雪と人と、華と命と、
チラホラと風流に…

今年の冬は暖冬らしい
地面に落ち切るまでに、溶けてしまうかも
12/4 22:29

名:ゆう
男性
平行線
明日が来るのを
拒めたならば
僕達は幸せなままで
いられるのに

緩やかな時の流れも
振り返ればいつも
急ぎ足

きっと二人は
どこで出会っても
いつの時代でも
ひとつの道を
歩けない

運命のせいにすれば
少しは楽になれると
思わずには
いられなかった

果てしなく続く
僕達は平行線
12/4 20:10

209207

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