╋ 蒼過ぎる水溜り ╋

過去ログ22 2003/12/29 20:44

名:papico
女性
むだい
小指に結んだ赤い糸を
ちぎる様にはずす夜

結び目は何もしなくても
抜けるほどゆるかったけど
これでさよなら
永遠を夢見た日々
爪先からアタシが消えてゆく
砂が崩れる様に

波がさらう様に

風が飛ばす様に
12/29 20:44

名:蒼夜
ピース
貴方を見てると、とても羨ましく思うんです。

一つ一つのピースがとても美しく輝いていて。

あぁ。
綺麗な人なんだなって。
思うんです。

僕のピースはとても汚れていて、
同じところにいるのにまるで別のものを見てる気がするんです。

僕が、貴方が見ている世界を見てみたい、というのは無理な願い事ですか?

貴方だったら僕の見ている世界を見ても綺麗なピースを溢すことができるのでしょうか?

教えて下さい。
答えを聞かせて下さい。
小さい声でも何でもいい。
教えて下さい。
12/29 13:23

名:五十鈴地雷
切ないお話
恐かったから
お目々を潰しました。
何も見たくなかったんです。
恐かったから
お耳を取りました。
何も聞きたくなかったんです。


あ、怒鳴り声も
怒ってる顔も
ない。
あ、誰も私を
馬鹿にしない。
あ、恐くない。
何も恐くない。


でも、
貴方の顔が見えません。
貴方の声も聞こえません。


ねぇ、今どんな顔してる?
ねぇ、今何喋ってる?
ねぇ、笑ってる?
ねぇ、泣いてるの?
12/28 13:48

名:あさと
死のキス
わたしは今日も
キスをする

あなたはそっけなく
タバコに火をつけて

その度わたしは気が
狂いそうになるの

このままあなたが
離れていく前に

あなた壊してしまいたくなるの

そうすればあなたは
わたしだけのもの

ずっと一緒に居れる

簡単よ

指に力を込めてあなたは抵抗する間もなく

わたしの腕の中に
横たわる

でも無理ね

あなたの笑顔も

あなたの体温も

あなたの声も

もっともっと感じて
いたいから

不器用なわたしは

今日もあなたの背中で涙を拭いて

返事のこないキスを
する
12/27 4:34
HP

名:nana
女性
もうひとり
この手に「守れる力」を

この足に「立派に大地を踏みしめられる力」を

この耳に「正か悪を聞き分ける力」を

この脳に「信じる力」を


この心に「愛する力」を・・・


全てを託した、もうひとりの「私」

この場所に置いて往きます


その子だけは

貴方の傍に置かせてあげて下さい
12/25 23:18

名:nana
女性
哀れ - 嘘 -
いつからこんな馬鹿な事考えるようになったのだろう


「消えてしまいたい」

「心なんてなくなればいいのに」


心からそう思ってないくせに

ただ、「その場」から逃れたいだけなのに


哀れな嘘...


心が傷付くのは

私が「嘘」を付いてるからなのかもしれない
12/25 22:11
HP