╋ 蒼過ぎる水溜り ╋
過去ログ238
2004/12/18 11:42
名:なお男性
くちづけあかい窓
後ろから腕をまわすと
洗いかけのお皿が
カチャと音をたてる
しづかに
誰にも気づかれないように
くちづける
慎重に
くちづける
きみのこころに巣くう
さみしさのぜんぶを
教えてほしい
12/18 11:42
HP
名:たくろ〜男性
罪〜背負って生きていくモノ〜毎日楽しい!
…でも何か物足りない…
誰かは言った…
その時は軽く聞いていたその一言、今になって、妙に耳につくようになる。
毎日が楽しい…
それなのに、何が物足りないって言うのだろうか?
「毎日が楽しい」って事ほど幸せなことは、他にありはしないのに…
今の君に何が足りないって言うのだろう…
…………
人間なんて、所詮そんな生き物…
自らの欲望に、ただ、忠実に生きている…
貪欲で、自分のことしか考えてない…
すべての人間に当てはまること…あなたも、僕も…
人間である以上、罪を背負って、生きている。
12/18 11:35
名:手袋男性
とってつけたような青い今日は回る。からからと木材の音を立て。
昔、少年は銀杏の葉を行き過ぎて幾千もの煉瓦に捕まった。
知識は河として、論理は眼球として少年を神たらしめていたのに。
煉瓦は嵐で、少年は飛んで、それでも空に捕まった。
少年は雲さえ掴めずに、回る今日は今日も青い。
12/18 11:02
名:キーつつき男性
悟り振り返り吟味して
愛は、変遷降下の始まり言葉
告げれば、裏切り始まり言葉
耐えれば、格調高きうたとぞ化す
12/18 8:58
HP
名:涙歌女性
『夢の続き』たった一つ残された
思い出という
ハカナイもの
確実に全ては残せない
もどかしいモノ
君が今握っているのは
誰の手ですか?
君が今必死に追いかけているのは
誰の背中ですか?
アタシという存在は
君の中にはけして
残りはしなくて
アタシが流した涙は
君の心から
少しずつ零れ出す
笑い合って見つめ合った
昨日は
君にとってはもう遠い過去の様で
優しい夢さえ残らない
君の心の中に確実に存在するのはアタシじゃなくて
君を求めている何処かの誰か…
永遠の眠りにアタシを導く悪い夢
さようなら…愛していたわ
さようなら…永遠の眠りに堕ちてアタシは君という甘い夢の続きを見るの
12/18 0:46
HP
名:カンナ空っぽの心大きな大きな雲を思い浮かべて
そこは大草原
うつむく桃色の少女
大きく静かに流れる風は
すべてを洗い流す
僕の心は空っぽになる
君を
大きく大きく包みこむため
大きな発想は空っぽの心から
12/17 22:17