Ψ 言霊の宿木 Ψ

過去ログ2397 2008/1/15 22:43

塗isuke
現実の海
意味の雲は、雨を降らし
理由の雨は、やがて
理屈の海を、創るだろう。

浜辺を歩く少年は、唄を唄う。
真実の歌声は、風にかき消されるのか。
それとも、望みの月を矢の如く射抜くのか。

夢現に、苦甘い実は死ぬまで成り続けるだろう。
雨の水分を栄養にして、人々の心に。


意味の雲は、雨を降らし
理由の雨は、やがて
理屈の海を、創るだろう。
人は死ぬまで、逃げれなく海を泳ぎ続けるだろう。
[これからの予定]
テレビ
1/15 22:43

塔Xーパーブラックバード
男性 19歳 福岡
『季節の響き』
夕陽のオレンジを背に
埋め尽くされた日記
次のページには微笑み
そんな希望を窓に浮かべた

一人過ごす静かな空間
音がゆっくり始めていく
暗い夜に涙と星は
重なり合って降り落ちる

聞こえないふりをして
目を閉じたら昔の自分
進めば苦しくなって
止まれば今に遅れていく


生きている今日が眩しい
明るくなるって
信じていたい
照らす陽は高く
地面はこんなにも
温かくて柔らかい
命ある君にはわかる
どんな意味も必要ない


大きな障害が
いつも道を塞いでる
でもだから回り道して
此処まで来たのだから

目覚めた空気に馴染む
僕は同じ階段を昇る
履き慣れた靴が
また一つを刻み続ける


生きている今日が眩しい
明るくなるって
信じていたい
照らす陽は高く
地面はこんなにも
温かくて柔らかい
命ある君にはわかる
どんな意味も必要ない


笑ってる君が嬉しい
強くなれるって
言葉にしたい
照らす光は遠く
空はこんなにも
青くて優しい
生きている君には在る
生きていく為に居る


何度もぶつかるから

傷跡は増えてくけど

深い痛みは残るけれど

それは進み

ちゃんと息をしていて

此処に存在するから

生きているから

辛い時の涙が

きっと巡り来る

幸せであるように

今は立ち止まっていて

明日は笑顔に

未来は輝きに
1/15 22:35
HP

搭木
「憶意」
記憶は何の為に
在るのだろうと

不意に言われた
其の問いに黙る

記録ならば何も
思う事も無いが

幾ら厭おうとも
生きている限り

付き纏って来る
其は束縛の如く

何の為に有ると
酷く耳を打った

言葉を心の内で
反芻させながら

積み重ねられる
其を何の為にと

見出す為と口を開いた
1/15 19:40
HP

等給H
15歳

苦楽をともにして


重ね合った唇を優しく


離したあなた


重い
1/15 18:30


ただ
ママは寂しいだけ
パパも寂しいだけ
ママは寂しいから
パパと一緒にいるんだ僕はちょっと寂しい だって寂しい姿が移るから
だからだんだん寂しくなるよ
1/15 15:42


レンタル
僕の言いたい事はつまり
要するにさ
いいや、言わない
忘れてしまったから

僕の言いたい事はつまり
要するにさ
いいや、言わないでおく
昨日までは
確かにあったはずなのに


本棚に雑然とある
読み止しの本の
何ページ目かにある
無造作に床に散らばった
レコードの中にある


僕の言いたい事は
つまり
要するにさ


いいや、言わないでおく
いつの間にか
借り物になっちゃったから言わないでおく
1/15 11:47

23982396

掲示板に戻る