╋ 蒼過ぎる水溜り ╋

過去ログ243 2004/12/20 11:24

名:Lyrica
女性
愛しい距離
指と指輪の間に
何を求めるのか
なんて、

アタシの指を
愛撫しながら
キミが問う

形や意味を成さナイ
キミのピロートークに

いい加減な答えと
キスばかりを
いくつも返して

微睡みと
ファジーな愛に
包まれる

夜明けのムスク

そして夢の中
再び恋をする

誕生日の朝
アタシを抱いた腕は
紛れもなく
愛そのものだったケレド

アタシの指を
しきりに愛した
キミの細い手首は

相も変わらず
少年の幼さから
逃げ切れてなどイナイ

その価値の等しさは
アタシが指と指輪の
間に求めている
無限の距離感に
とてもよく似ていた
12/20 11:24
HP

名:yoshi
虚無離会(きょむりかい)
言葉では言えるよ

どこにも行かないで
あなたの傍にいる

現実には無理なんだ
いつかは

離れてしまう

だからこそ

人は

離れるまでの時間を
大切にするんだよ
12/20 4:40

名:ちぃ
あなたへ
17の私を
それから先の私を
一つになった孫を
これから先の出来事を
何一つ知らないあなた
若しくは全て知ってるあなた


薄情な娘とお思いですか?
しかし病に負けるあなたを見たく無かった
全てを受け入れる強さを
17の少女は知らずに

ただ眼を逸らした あなたから

ただ涙した 幼さ故


白い壁 白いカーテン
私の顔を覚えてますか?
あなたの娘が解りますか?

名前を呼んで貰えなかった

当然の報いでしょう


だからこそ 今
あなたに誓います


誇れる娘になると


天国で逢いましょうね
12/20 3:25

名:ちぃ
Cの欠乏
皆 そうなんだ
コミュニケーションに飢えてる
僕もそうなんだ
斜に構えてる淋しがり屋
きっと君だって
メールだけじゃ足りないんだろ?

君からのサイン
見逃さないのは
僕が優しいからじゃない
常に飢えてるからだ

クールな振りしても
ごまかせないんだ
正直に言ってよ
淋しいんだって

一人が好きと言いながら
僕に逢いに来る君を
動かしてるのは
僕への義務感なんかじゃないだろ?


誰もが飢えてるんだ
言葉や温もりや何かに
どうしようもなく欲しいんだよ


だから僕は歌うんだ
君や誰かが飢えて死なないように
12/20 3:10

名:ちぃ
遠く
遠くへ行ってしまうと
貴方の口から聞かされて
私は言葉を無くしたの


ずっと傍に居るって
言ったじゃない?
忘れたの?
何処にも行くなって
言ったじゃない
そうでしょ?


近くに居ても
貴方の心は見えないのに
遠くへ行ってしまえば
私の中には何も残らない


信じ合う難しさ
愛し合う貴さ
触れ合えるのは軌跡
漸く知った私は
貴方が知らない間に
変わって行く


私の中の貴方は
死んでしまいそうだわ


季節が巡っても貴方は
変わらずに居られる?


私を想って居られる?
12/20 2:20

名:ちぃ
いい子の条件
息苦しいな
胸が痛いな

私 イケナイ子
呼吸も許されない位


貴方が愛してくれなければ
私 生きてる価値もない


そうならないように
これ以上堕ちないように
崖っぷちでも
頑張るわ

簡単に諦めない
誰のせいにもしない
潔い生き方をするの
胸を張って
貴方に逢う為に


いい子になりたい。
12/20 2:11

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