Ψ 言霊の宿木 Ψ

過去ログ2440 2008/2/4 4:41

盗ツ林檎
好き嫌い
好き

嫌い

単純な言葉

そして残酷な言葉
[これからの予定]
考える
2/4 4:41

悼ホ曜日
男性 広島
凍った泥
ポケットの砂を、指先で探りながら、心は泥になる。凍った背中を軋ませ、無理やり見上げた空は、果てしなく凍る。「只の砂塊か。凍った泥の中の。」やがて指先の砂を、喉の奥深くに感じるころ。 違和感のあるその存在に苛立ち、発狂寸前の砂は、凍った背中をカクカクさせながら、帰る必要の無い部屋に倒れこむ。いっそ砕け散ることを、願いながら。

2/4 2:23

唐ノゃむこ
なぜか
色褪せる度に
再生を想い
重ならぬ現実と理想のディレンマに
やはり酔い行く自己のまさに確信たること
2/4 2:13

塔Aロエ
英雄
英雄になりたくて
彼らの行進を聞いて

馬車の 列車の
勇壮な 重曹なハーモニーが

見事な和音が
あたしの不協和音を引き立てて

英雄になりたくて
毎晩彼等を夢見る
2/4 1:38


ホットミルク
仕事を失くした兵士が
空に吸い込まれた日
子ども達が
色とりどりの風船を
空に飛ばす


その兵士は
産まれた時から
兵士だった
その肩書以外
何も無かった


戦場でも
花は綺麗だった
人が泣くのは
嫌いだったな


でも
それを表す
言葉を知らなかった
「手を上にあげろ」
その言葉しか
知らなくて


仕事を失くした兵士が
空に吸い込まれた日
子ども達が
色とりどりの
風船を空に飛ばす


バイバイ
きっと今度は
絵本を一緒に
読みたいね
2/4 1:29

悼ト子
無題
会えない日は空想に抱かれる
呼吸に合わせて
あなたの動きを想い出しながら
[これからの予定]
「サイキック青年団」を聞く
2/4 1:01

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