╋ 蒼過ぎる水溜り ╋

過去ログ249 2004/12/22 20:27

名:虚空
男性
雨雲と空と夜と君
降りしきる雨の夜の事
寒く冷たい空の向こう
晴れ渡る空を夢見ては
幾度も雨を眺めつつ

色褪せた写真セピア色
まるであなたの心色
雨上がり虹の彼方まで
心 連れゆくその日まで

幾度も雨を眺めつつ
晴れ渡る空を夢見ては
寒く冷たい空の向こう
降りしきる雨の夜の事
12/22 20:27

名:チロ
真似た十字架
 
 
目に映る筈もない
神に
祈りを捧げ

手に触れる筈もない
神に
救いを求めた

小さな腕を広げ
真似た十字架

ただ空を仰いだ
そんな手に
救いなどなく
僕は底へと堕ちた

それでも僕は
十字架を真似続けた

ほんの少しでも
「貴方」に
近付けるように
 
 
12/22 20:11
HP

名:ちぃ
やきもち
好き勝手に
面影重ねて
漸く今
私の虚像を成す

貴方の脳内に寄生する
女の名前を云え
12/22 15:49

名:Lyrica
女性
Melty kiss
コンクリートの壁に
当てた頬の
その冷たさが
次第に
溶けていく

物質の境界を
曖昧にする熱

誰かとわけあう
ぬくもりより強く
上昇する体温を
休息に奪っていく

喉が渇いて―――

キミとのキスを
思い出した
12/22 15:45
HP

名:詩亜
女性
私の所へ
例え私が泣いていても
貴方はそれを知らない
そんなのは当たり前
だけどそんなときに限って私に会いに来てほしいと願う
そんなの無理だってわかってる
でも、やっぱり私のもとへと来てほしい
こんな私はワガママかしら?
貴方に今の私の気持ちに気付いてほしい
こんな私はやっぱりワガママかしら?


もしも、貴方が今どこかで誰かに向かって笑顔を見せているなら、その笑顔を今の私に向けてほしい


そうすれば私はきっと貴方と一緒に笑顔になれる
12/22 14:53

名:なお
くちづけ
あかい窓

後ろから腕をまわすと

洗いかけのお皿が

カチャと音をたてる


しづかに

誰にも気づかれないように

くちづける

慎重に

くちづける


きみのこころに巣くう

さみしさのぜんぶを

教えてほしい
12/22 14:15
HP

250248

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