Ψ 言霊の宿木 Ψ

過去ログ2506 2008/3/3 2:03

唐閧
あの夜
本音が出た瞬間
これから続いていくはずだった未来は
きっとあの時姿を消した

少しだけ縋りつこうとした未来
何故そうしたんだろう?責任感?
いや、そんなもんじゃないな
考える力がなくなった自分に
ただひとつあったものだったから

でもね
さよならしたよ
あっけなかったけど
本音を聞いてくれた人が一人だけいたから
それだけでも少しだけ救われた気がしたよ

バイバイ
さようなら

少しだけ
感謝を残して
3/3 2:03

桃ケ羅
女性 18歳
術(すべ)
自分が死に堕ちる瞬間を


妄想して


自分が愛されていると

自惚れて


微笑みを涙に浸して

眠ると、良い。
3/3 0:37


幸福な絶望
絶望という幸福に
僕はいつから
やられている?
かなり幸せな絶望に
僕はいつから
やられている?


よく晴れた空の下で
僕は絶望を探している
なかったら
無理矢理どっかから引っ張り出して
子ども達の
笑い声の中にさえ
僕は絶望を探そうとする


お昼になれば
悲しい顔を作ったまま
満腹になるまで
飯を食う
滑稽過ぎて
夕方に泣く
3/3 0:11

唐ノゃむこ
















始まりから
















終まで。






3/2 23:57



少しの勇気出して 声をあげていたい
少しでも希望があると信じていたい
気付いてしまったら お仕舞いになることはおそらく心のどこかで気付いているが…
それでもやはり行くしかない
孤独にうちのまされてしまう世界があろうと笑える世界に帰る機会があるのと信じて
3/2 23:56


黒髪
古い絵の具がひび割れて
めくれあがる過去


いつからか
桜を散るのを
向日葵が萎れるのを
落ち葉が積もるのを見て
季節を巡らせている


剥がれ落ちた
絵の具を見ながら
命を前の方へ
進めている
3/2 23:53

25072505

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