╋ 蒼過ぎる水溜り ╋

過去ログ254 2004/12/24 3:03

名:MIN
始まりのベル
旅立ちの朝は
痛いくらい静かで

何もない部屋が
僕を無口にする

合図はもう間近
ベルが鳴る

例えば今日
君が淋しさに負けて

自分の背負う過去を
捨てたくなっても

それはそれで良いと
言える強い人で
ありたいと願う

昔し話を今更
掘り出した所で

崩れるような
安っぽい関係を

築いてきた
わけじゃないから

肺まで凍る
空気に晒されて

それでも進むと
約束して

出発のベルが鳴る
旅立ちの時

引かれる気持ち
胸にしまって

今歩き出す
12/24 3:03
HP

名:ちぃ
最後の日
晴天のドライブ
教会までお願い
乗り慣れた車が
私を運んでくれる


新たな人生を
違う場所で
違う人と


会話弾む 車内
一度も振り返らない
悲しいのですか?
淋しいのですか?


見知った町並みを眺め
私の胸が少し疼く


お別れではありません


ミラーに映る真実
笑いながら
目元を拭う仕種


堪らずに声をかけた


「お父さん」


ん?と言って
ミラーも見ない貴方に
心から云いました


「お世話になりました」


深い沈黙の中
私は
貴方の娘で良かったと
胸が熱くなったのです
12/24 2:48

名:フュリ
気餅
ふくれにふくれ
ふくれてゆきます
君の目を見ながら
くちごたえしとうござる

きっと
しょうこりもなく
参りますゆえ

いくじなし−るが剥がれるように 扇いで下され
12/24 2:41

名:けいすけ
男性
ツキノアカリが消える前に
現実はいつも残酷で
僕に笑いかけることさえない
一人のモノとなったあなたには
闇の中でしか会えない

今宵貴方を思いはせて
落ちる涙を噛み締めている
夢が現実であったなら
僕は幸せだろう

この夢が覚めるその前に
もう一度あなたを抱き締めていたい
もしもこの声が届くなら
胸に溢れるこの思いをあなたに


手に触れた時に輝いた
左手に収まった指輪は
この恋が許されるものではないと戒める

今宵も煌めく三日月は
まるであなたの横顔のよう
僕の心を映し出すように
雲があなたを隠す

月の灯りが消える前に
この目にあなたを焼き付けていたい
たとえ叶わない想いでも
きっと空に届くことを祈ってる
12/24 2:29

名:さとう
女性
太陽
僕は一人ぼっちだ

大好きなあの人さえも 僕の気持ちに気付かないだろう

けれどどれほど嫌な事を数えてみても 消えることは無いのだから・・・。

・・・だから 涙をしっかり両手で抱え 僕は歩くよ 生きてくよ 僕を助けに 君を愛する為に

空の広さに目を向けて 明るく照らす陽のように
12/24 2:18

名:けいご
男性
end of life
『ねぇ,なんで私は生まれてきたの?』

そんなの決まってるだろ!生きると言う事を、学び・実感し・教える為かな
12/24 0:09

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