╋ 蒼過ぎる水溜り ╋

過去ログ261 2004/12/26 12:27

名:フュリ
落書き効果
思いは

絵に描いた方が
しっくりする時もある

色鉛筆のちからをかりて

勝手に
手をつなぐんだ

君と
ノ−トの真中で
うれしそうな私を見つけて

気付けば授業は
終わってる

ふたりをそのままにして

軽くなったからだはどこへでも行けるんだ
12/26 12:27

名:Lyrica
女性
オ ー ロ ラ
ラスベガスの夜を
駆け抜けたリムジン
箱乗りテンション
保ち続けて

辿り着いたclubの隅
横たわる月光と
Lushでいった
虚無の向こう側

スロウなリズムに
カラダ揺らして
厭世を吐き捨てながら
憂欝に蝕まれてく

やがてくる
限界突破にアタシは――

世界をこの手で
禍々しい黄緑色に
変えていったのよ

終末をうたう聖職者を
気怠くあしらう

光の祝福の一歩手前

デッドストックの
くたくたムートンで
裸の背中を覆って
胸に仔猫の
温もりを感じて

月も星も
霞んでゆく空に
孤独さながら
オーロラを見たの

洗礼より何より
確かな救いを
この瞳で
12/26 11:30
HP

名:レナ
女性

アルコール
暖かい毛布
薬を三錠
そして
愛用のカミソリ

貴方の躯があったなら眠りにつく玩具なんていらないのに・・

今は一人だから
貴方がいないから
12/26 11:03

名:ちぃ
ディボース
もしこのまま
ずっと貴方と
一緒に居たら
私、破裂するわ 多分


貴方の帰り待ったり
毎日顔合わせて
減ってく会話とか
愛情表現とか
耐えられないし
そのうち貴方は
私の事「女」じゃなく
物みたいに思い始めて
近場の若い女の子が
輝いて見えたりして
残業やら出張やら
やたらと増えたと思う頃
私は身重の30女で
幸せなんて見当たらくて


子供にだけ注がれる愛情に
私は嫉妬したりするのよ
子供に手を上げたりしてね
貴方はますます帰らない


行き着く先は何処かしら?
答えなんて明白だわ

そうなる前に愛の手を
12/26 5:46

名:ちぃ
Taxi ウォッチ
私 さっきから
道行くタクシーをチェクしてる
貴方が乗ってるかどうかなんて
此処からじゃ解らない


X'masは去ったわ
貴方が居ないままに
私は愛車に乗り込んで
裏切り者を迎えにきたの


日付をまたいで
知らない街へ
健気な振りをして
「Merry X'mas」


私の目的を
知らない貴方は
しきりに私に謝罪


さぁ 二人のX'mas始めましょ
12/26 3:08

名:yoshi
Say
いつも背中ばかり

見ていた気がする

同じ場所に行きたくて

同じ場所に立ちたくて

でも追いつけない

あんなに練習したのに

あなたの背中は

もう見えない

大きい声で叫んでも
もう何も……

Say anything

諦めろと言われても
諦めないよ

この足が動くまでは
この身体が動くから
Say anything

あなたが振り向いて
笑ってくれた時

自分は救われる気がする
12/26 0:09

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