╋ 蒼過ぎる水溜り ╋

過去ログ265 2004/12/27 19:56

名:Aria
女性
Black life
いつのころからか
絵を描くまえに
キャンバスを真っ黒に塗り潰すようになった
黒の上から色を重ねて
描くようになった
それが人生のすがただと
気がついたから
私はそうする

例えばこの草原に咲く
たくさんの花を見て
きれいだからと
その一本を摘み取る
なぜその花が摘まれ
隣の花が残ったのか
人生の理不尽な闇に
満ちあふれている

人は生きていくとき
その人生の暗い画面に
出来る限り明るい色を塗ろうとする
けれどどんなに明るい色でも
黒は下から浮き出てくる
それを隠そうと
再び色を重ねる

生きるということは
そんな終わりのない
作業のような気がする
だから今日も明日も
黒いキャンバスに向かう
12/27 19:56

名:涙歌
女性
カタチ
君と触れ合う温もりよりも
君とキスする愛しさよりも
君と抱き合う切なさよりも
確かな愛を欲しがった

欲張りな僕は君を愛する表現の仕方を

上手く伝えられず

言葉よりも温もりよりも触れ合いよりも

もっともっと大切なモノ

探してた・・・

零れ落ちる涙さえ

確かなカタチで残しておきたくて

一人全てにモガイタ夜

君の愛の深さを知り

一人全てに証を刻んだ夜

君とカカワル全てを

確かなモノで伝えたかった

不器用な僕

今だに見付けられず君を遠ざけてしまっている事を知りながら僕はきっとコレカラも探し続けるのダロウ・・・

君を愛している事を他の何かで表現する為に・・・
12/27 18:37
HP

名:Lyrica
女性
ト ロ ン プ ル イ ユ
"キミがYシャツなんて
着てるから……"

アタシにコトバを
飲み込ませるキミの
凄惨なエロティック

ゴシックの
色気ナイ綴りに反して
アステリスクの代替リボンは
主役奪って

胸に留めたピンズ

好ましく奇妙
そう まるで
エッシャーの鳥と魚みたいに

アタシが言いたい

言いたいのは

"……………"

チグハグなヴォーイングに
三半規管を
狂わされた夜

ランコムのグロス
塗りたくった唇で

"イノセンスを破壊して"
12/27 16:46
HP

名:チロ
タイトル未定。
 
 
思い出や温もりが
いつか消えてしまうなら
このまま
深く眠りに就いていたい

新しい思い出や温もりが
与えられ続けても
過去を忘れてしまうなら
意味なんてない

今 きみはどこにいる?
僕のこと覚えてる?

きみが亡骸になった
あの日から
何度朝日を
迎えてきたのだろう

また今日も終わってしまう

僕はきみのことを
明日も
思い出すことが出来るだろうか
 
 
12/27 15:06
HP

名:たくろ〜
男性
絞りカス
今日は気分が沈んでる…
こんな日は、詩がうまく書けなくて…
それでも書きたい、っていう欲がでるから、なんとかカラカラの体から、コトバを絞ってみるけれど…
そんな乾いた体から出るのは、汚ねえ愚痴の絞りカス…

ふざけた現代を批判して

複雑に絡む人間関係…悩むことすらうざったい…

無力な自分に勝手にキレて…

行き場のない怒りは、結局、詩となり吐き出して…


………また

汚ねえモン

書いちまったな……
12/27 14:19

名:チロ
「世界」という名の
 
 
明日という世界は
気紛れに
僕らを求め 拒絶する

決定権は
僕らにあるんじゃない

握り締めているのは
「世界」という名の神様
 
 
12/27 13:41
HP

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