╋ 蒼過ぎる水溜り ╋

過去ログ271 2004/12/29 23:10

名:水無月朱音
アメジスト
ヤバいよ
もう限界
なんで今まで気づかなかったんだろう
いや気づかずに押し殺してた
紫の奥に
犯した罪が暴れ出した

素直と幼稚の狭間に見えた背徳の顔
君が好きなだけでも染まるような怪しい光

どうしよう?
意味不明
何で今まで黙っていたのか
いや何を考えていたんだろう
不純物ゆえに
鮮やかな輝きをたたえる

安定と不安定を行き来してなお揺れるのか
君が好きなだけで染まるような妖しい光

脳細胞がまたひとつ
囁いては消え
君を求めてる
妖しく

それは
素直と幼稚の狭間に住んでいた小悪魔
君が好きなだけ
君が好きなだけ

そんな妖しい光
12/29 23:10

名:依華 籠。
女性
「壱の春」
林檎の花に揺れる
蜃気楼のブランコ
春眠に耽る

緩慢な忘却と
消えていくように

肌寒さに目を擦り
桜色の帰路を
朧月と共に歩いた
++++++++++
今晩和。久し振りにお邪魔します☆
依華です。

この詩は、題から明らかな様に(笑)、四篇で一連になっています。
共通点がちらほらあったりするので、探してつつ後の三篇も見て戴けると幸いです♪
12/29 21:54

名:たくろ〜
男性
ほととぎす
鳴かぬなら


私が泣こう


ほととぎす


by たくろ〜
12/29 20:41

名:たくろ〜
男性
傾いた世界
神様は不公平…
皆に同じモノを与えてはくれない…

神様は不公平…
努力してもその分報われるとは限らない…

神様は不公平…
罪無き人は死に、罪深き者は生きる…


「みんな平等」 「この世は平等」

そんなことはきれいごと?

言われなくても分かってる…

でも…

あまりに悲しくないか?

あまりに酷くないか?

同じように生きることは許されず
努力しても報われず
犠牲になるのは弱者ばかり


こんなことが…

こんなことが…

許されて…いいのだろうか…


「世界よ、人間よ、平等であれ…」
「ただ、平等であれ」
12/29 19:55

名:ナカムラ
飲めや騒げや
皆大騒ぎだ
仕事納め
飲め食え歌え
無茶言うな
でもこの時ばかりは無礼講
だって長いお休み
嬉しくないわけ無いさ
頑張った踏張った
だから今日くらい
良いのさハメ外したって
社会人は現実が何より
だけど今くらいは夢を
他愛無い馬鹿な話を
自慢げに得意げに
そんな駄目で昔気質な人達
私はどうしようもなく
愛しちゃってる
楽しいのさ結局
この人達が好き
会社辞めないのは
それだけじゃ足りないけど
でもこうして
頑張ろうと思えるのは
彼等が居るから
誉めてほしい
一緒に遣り遂げたい
そんな思いが
少なからずあるから
酔い潰れても大丈夫
今年は私が面倒みるよ
去年のお返しだ
飲めや騒げや年忘れ
私達は手を繋いでる
困った顔すれば
必ず声をかけてくれる
どんなに忙しくても
些細なことに耳を傾けてくれる
会社が潰れるのとか
別にどうでも良いけど
貴方達はどうでも良くない
そんなこんなで3年目
こんな楽しさを手放すの
惜しいでしょ?
飲めや騒げや年忘れ
来年もいっちょ宜しく!
12/29 19:41

名:Aria
女性
音楽室
黄昏の光に満ちた
ただ広い部屋の
ピアノが穏やかに
旋律を奏でていると
ひとり ふたり集まって
声を重ね合う

開け放った扉の外まで
溢れ出すハーモニー
廊下を歩く人の足音も
心なしかリズムに乗って

時間も忘れて
鍵盤に指を滑らす
柔らかなメロディに
歌が命を与える

6時のチャイムが鳴り響き外の暗さに気付いても
なぜだか帰りたくなくて
次のチャイムまでいようかそうやっていつまでも

結局帰るのは
鍵をかける時間
また明日も明後日も
ずっと大好きな場所
12/29 15:03

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