╋ 蒼過ぎる水溜り ╋

過去ログ272 2004/12/30 13:06

名:Apocalypse
男性
venus
世紀末

この世の終わりに

美と愛の神は

我々にそっと微笑む。
12/30 13:06

名:中村実果
大晦日
去年はチゲ鍋
格闘番組を見ながら
ビール片手に
ささやかにも忘年会


おじやも終え
寒いベランダに出て
シャンパン開けて
今年の思い出振返る


今年の抱負…
語ったこと全部だめ
目標は低めに
来年こそは…と願う


除夜の鐘つき
並んでるうちに新年
あれから一年
経っちゃったんだ…


今年はなにを
あなたと語ろうかな
来年はどこへ
あなたと行こうかな


とにかく明日
買出し行かなくちゃ
でも明日って
ディズニーだっけ?


まだ早いけど
お世話になりました
良いお年を…
皆様来年もよろしく
12/30 2:31

名:中村実果

また入ってしまう
私だけの殻の中に

うまくやってるよ
なんて顔してても

結局帰るところは
縮こまるだけの殻


殻という荒れた城
恥ずかしくて隠す

傷も毒も罠も嘘も
客を待ち受けてる


みんな殻を破って
生まれてくるから

私にもそんな力が
在ると信じてたい


動く余裕さえない
希望も冷めそうだ

現在はもがくだけ
叫ぶだけ祈るだけ

私に与えられた時
無駄じゃないよね

大丈夫を信じたい
殻を破るまでには


いつか殻が消える
隠さなくていいの

逃げることもなく
怯えることもなく
12/30 2:09

名:あや子
女性
連なり
この場所に埋もれた愛も
寒い季節にかじかんだ指も


たとえ話を束ねては
花にすることを知らずに


連なっていく暗がりのなかで
上澄みだけの明るみのなかで


時が経つことに凍えていた
熱が尽きることに焦がれていた


この場所で生まれた夢も
けだるさに慣れすぎた胸も


かろうじて残った輝きも
けして変わらない過去も
12/30 2:09
HP

名:依華 籠。
女性
「弐の夏」
日傘を舞わせ
裸足で駆ける
野茨の箱庭

風鈴に誘われ
暫しのお昼寝

蚊帳の外で
鮮やかな金魚は
日向水に溶ける
名残を忘れた
線香花火のように
12/30 0:59

名:なお
大人をする
深夜

君は銀河の星々を
髪に降らせながら

深くふかく夢みる

街に大風を吹かせ
星々の配置を変え

恋人のかたちの
星座をうみだす

その意思の確かさ
その意思の奔放さ

雪の荒れ吹く街
君は恋人の胸に抱かれ
深くふかく夢みる

すこやかな意思をくじいた
幾つもの出来事
君を満天の星から
ひきはがした出来事

怒りでカラダが熱くなる
1,980円の目覚ましの音が
聞こえてくる
こんな安っぽさがきっかけで
君は今日いちにち

おとなの女を
やらなくてはならない
12/29 23:17
HP

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