Ψ 言霊の宿木 Ψ

過去ログ2802 2008/7/11 18:21

唐ると
君は
追いかけて来なかった
泥沼を見ても

あたしは振り向かない
さあついてきなよ
とでも言うように

何も無い喪失感
後背中は寂しさなのに

君は押し寄せ引いてゆく
何かを残して

それは忘れようも
忘れられない記憶

ちりばめた記憶
少ないけど確かなのに

今更どうしろというの
宛のない手紙

ずるい言葉
寂しさの証

気付けばそれで終わるのに
7/11 18:21

搭木
「負由」
負ける訳には行かない
一言そう呟いた横顔は

自尊心や自信ではなく
刹那的な義務感が滲む

負けてならないのだと
廻る風を胸抱きながら

何かを背負ったように
静かに重く響き渡って

其処に在る理由知らされた
7/11 17:38
HP

唐ノゃむこ
鎮魂の時に思うこと
たしか隣に
気づけば内側に
いつもなれなれしく
親しげに話しかけている
何事もなかったかのように
大した出来事ではないかのように
こぼしたミルクをふき取るように
よどみなく まよいなく
眺めやるような気楽さで
焦点を定めない無関心さで
けだるい重力に身をまかせて
やってくるのでも
こちらから行くのでもなく
定めでもなく
はじめからそこに
あるものとして。
7/11 16:06

唐ミより
決戦
自分に勝ったら
笑おうと思う
君をひっぱっていけるくらい
おおきく笑うんだ
7/11 7:32

痘I理
夏の始まり
水色の空

今日は澄み切っているんだ

窓を開けよう

夏の明け方の空気をいっぱいに吸い込んで


目を閉じたら

涼しい風が頬を撫でる

軽いワンピース着て
帽子被って

自転車こいで出かけよう

お気に入りの曲を聴きながら

真っ白な気持ちで出かけよう
7/11 5:49

唐ッんち
男性 15歳 東京
World
今日もまた
何処かでなる銃声に
耳を塞いで
聞こえないフリしながら
冷えたBeer片手に

また歌う…

紛争はまだ起こってる
それを知って
何も出来ない僕
何モシナイ僕


混沌としたイデオロギーの中で
銃を持つ少年

そして

学校や塾に必死な
Real過ぎた夢見る少年

Love&Piece
なんて大声で叫んだって
何も…
変わりゃしない


何かを問われれば
Identityを掲げ
「自分の中では」
なんて保険が顔を覗かせている


そんなモノにゃ
飽き飽きなのに…


片足の男の子は
言った
「学校に行ってみたい」
と…

耳の聞こえない女の子は言った
「先生になりたい」
と…

平凡過ぎて
ヘドでも出そうな台詞に
涙する僕は

「僕は幸せ」という保険に
守られてる…


今日も歌う
偽善と言う名のMelodyに
誤認と言う名のLyricをのせて
今日も歌う…



7/11 3:31

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