Ψ 言霊の宿木 Ψ

過去ログ2910 2008/8/26 13:42

痘I理

くすんだ灰色の海

この海は悲しい色なのだと

君は言う


この街に夕立が多いのは何故だろう

冷たく濡れながら思った

明るいネオンと派手な看板

少し苦しくなるような人の笑い声


君は何を見つけたのだろう


欲しいものは何も無いのだと
小さく笑う君の顔を見つめた

君は何を見つけるだろう

君から悲しい色を消し去ったならば


もっと明るい色?


悲しみと喜びが混じったならば


それはきっと美しい色
8/26 13:42

痘I理
流星群
夏の流星群

夜空に走る幾つもの光


願い事はたったひとつしかないのに

私には上手く三回唱えることができない


ずっとこの胸にある
ひとつの願い事


流星群の中の一つで良い
見つけだしてくれるのならば

叶えてくれるのならば…


夏の流星群


今年もどうか輝いて


私を見つけて
8/26 13:29

痘I理
願い
もしも
あと少し強かったならば君を守れるだろうか


もしも
あと少し綺麗ならば
君の自慢となれるだろうか

もしも
あと少し大人であったなら
君を悲しませずに済むだろうか


いくら
想えど

すべてには触れられぬその心


いつしか入っていけるだろうか

君の中へ


もっとひとつになれるだろうか


私が願う程に
8/26 13:23

唐ノゃむこ
心央、独り
 
水が流れるのを止め
人は沈黙に鎮座している。
 
空想だけは時を刻み
方角を定めぬままの、突撃は続く
 
善悪の無い白の空間で
兵は死なない
焦点さえ 空を漂っていたが。
 
終戦は何時か。
彼は問わない。
水を流すには力乏しい
兵の狂行。
 
流す役割が誰にあるか
矛先は誰が決めるのか
兵は知りつつ 語らない。 
 

 
8/26 13:05

刀@みか
いとおしきあたし
せつなさにころされちゃならないから
いとおしさでぼうせんとおうせんとはんてんこうせい

はかなさにくずれていてもしかたのないのなら
すばらしきほほえみで
すばらしきそらほほえみがえし


みつめあおいだゆめにうたにくもにあいにこめたっ
すばらしきあしたのときをこえてつむぐしいかのこえ


いとおしさでぼうせんとおうせんとはんてんこうせい

いとおしさでぼうせんとおうせんとはんてんこうせい

 


8/26 11:39

痘I理
空に
何が悲しいって
何が悲しいって

自分にも分からない

感じる心を亡くして
涙を無くして

ただ、空を睨んだ


何が哀しいって
何が哀しいって


そんなことはどうでもいい

いつしか皆空に還るなら

それまでは

ほんの少し

笑える余裕だけあれば良い
8/26 11:39

29112909

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