Ψ 言霊の宿木 Ψ

過去ログ2913 2008/8/27 6:24

唐ゥのん
【物語・2】
いいもんがあるよ と
教えられた
ためるならこれさ と
ニヤつかれた

じゃらじゃらと入れた
こぼれはしなかった
どんどんとたまった
どこかが満たされた
もっと欲しい
もっと欲しい

きらきらきら
ぎらぎらぎら

入れるためなら
モノを ヒトを 壊し
何時の間にか
器から溢れだして


埋まってった


器が見えない


埋まってった


僕が見えない


何も見えない
8/27 6:24

唐ゥのん
【物語・1】
器いっぱいに
何か溜めなさい

誰に言われたか
ぼくの責務

からだほどの
器かかえて

神に言われたか
ぼくの責務


いままで
ミルクや雨や涙を入れてきた
け ど
こぼしてしまった
間違いだった


器いっぱいに
ぼくの責務

まだ答えは
見つからないでいる
8/27 1:48

塔gイ
溶ける
まだ見ぬ貴方に会いたい

それが矛盾だらけでも
貴方に会いたい

私は独りで
みんなも独りなら
分かち合うことできるなら

それだけで
それだけで

私と多くを
分かち合ってください友よ!
8/27 1:39

唐ると
何かを
想い出は胸の中にそっと沈む
いつの日にか
思い出せるように

会えない淋しさ
悔やむより
会うために
さがしに行くんだ

想い出だって
嘘をつくよ
自分勝手にはしゃぐの

大きさなんて
関係ないって
笑って言って

アルバムに浸るよりも
確かな時間を

長くて短い時を
残して行くのは自分だから

人がばらまく輝き
胸の奥にしまって
8/27 1:21

唐ミより
茜の空
遠からず近からず
とてん、とてん
毬つきとてとて
あっちへこっちへ
付かず離れず
ぱちん、ぱちん
鬼さんこちら
手の鳴るほうへ
寄せて返して
そろり、そろり
だぁるまさんが
こぉろんだ

いつもそんな距離だから
いつか一緒に帰りましょう
触れるか触れぬか瀬戸際の
わたしたちだから行きましょう
おててをつないで帰りましょう
8/27 0:30

唐ソぃ
てのひら
意識を奪われて
呼吸困難

あなたがあたしの中に溢れて
思考回路が壊される


あなたが今あたしの傍に居ないことも

もう二度と
ふれられないことも


あたしは忘れてないけど

ちゃんと分かってるのに


それでもため息と一緒に
あなたの名前を吐き出して


思い出し笑いと


思い出し泣き


あたしの現実と
あなたの思い出は
見事に融合して


離れない。


最後にあたしの名前を呼んだ

あの響きが離れなくて


また溜め息と一緒に
あなたの名前を呼んだ


溶けて混ざって
二度と離れなくて良い
苦しくても
忘れてしまうよりは良い


思考回路が完全に壊れれば


ずっと一緒に居られるのにね
8/26 22:57

29142912

掲示板に戻る