Ψ 言霊の宿木 Ψ

過去ログ2975 2008/9/22 23:28

痘I理
やっと
君の住む所まで一時間

街中を下降しながら
見えてくるは伊丹空港

久しぶりに感じる大阪の空気


シートベルト着用のサインが消えて

開く扉

逸る心を押さえ切れずに
長い長い廊下をトランク転がしながら駆け足

やっと
やっと
君の笑顔に逢える
9/22 23:28

痘I理
君は
君はどんな風に育つのだろう

これから君は
どんな人になるだろう


小さな小さな手を結び
眠っている君は

見えないところで

毎日、毎日
大きくなっていく


君はどんな風に育つのだろう

君はどんな道を歩いていくだろう


とじている瞳を開けば

まだ見ぬ世界が
きっと
君の前に広がる
9/22 23:09

唐ミより
 
理由がないなら

信じるほうにしよう

信じる理由も

信じない理由もないのなら
9/22 22:53

唐ノゃむこ
夜の人家

白く輝く小部屋
カーテン、ガラス
闇夜から切り離す者

ベランダは、すでに獣のすみか
日没後の昼世界からは
ことばの通り
一寸先は闇になっている。

草むらの楽団員なら
風露のないこちらの空気に
弓を落としてしまうだろうか
あるいはあたたかなこの部屋で
ふるふる震えてしまうのだろうか。

9/22 22:34

痘I理
チョコレイト
チョコレイト

君はミルク

チョコレイト

君はビター


チョコレイト

君はクリーム


チョコレイト

君はケーキ


チョコレイト

君に夢中なのさ
9/22 22:32

痘I理
昔見た夢
水彩とアクリルと油絵

あと色鉛筆


透き通るような青色の空
陽の光や影

樹々の色を描きたくて


私はアクリル絵の具を手に取った


絵を書いている時間は唯一夢中になれる時間

放課後の美術室

ひとりで描いた絵


きっともうこの先
手に取る事のない筆を


そっと机の奥へしまい込んだ
9/22 22:21

29762974

掲示板に戻る