Ψ 言霊の宿木 Ψ

過去ログ2983 2008/9/26 5:44

唐ッんち
男性 16歳 東京
ジゴンダス
夜が明ける

外に出れば
朝露の混じる空気

力尽きた蝶々
それに群がる蟻

また日が落ちる頃には
蝶々も
群がる蟻もきっと
いなくなる


雫が落ちる
ぽたぽた雫が落ちる

心の中は
からっぽのはずなのに


秋色の風がふく…


9/26 5:44

塔iズナ
GO SIGN
混ざり合った儘で

独り立ち出来ないでいる

迎えが来るのを待つばかりじゃ

空の高さに海の遠さに気付けない儘さ

背中を押すのは誰かでも歩を進めるのは君だ

さあ今か今かと疼く好奇心を不安にぶつけてしまえ

高く飛ぶ空を遠く泳ぐ海を誰でもない君の目で見に行こう

歩け語れ走れ笑え潜れ触れ崩せ騒げ翳せ泣け飾れ許せ守れ怒れ!

行こう!行こう!行こう!

今だ!!
9/26 4:33

唐ッんち
男性 16歳 東京
King
なりふり構わず
噛み付く君は

森の王様

森を歩けば皆
恐れ隠れる…

刃向かうモノなど
誰もいやしない


森の王様
昔から住み着く
王様よ…

その盲目のせいで
あなたは
今日この日
トラバサミに捕まった

森の王様
捕まり嘆く裸の王様よ…


9/26 4:21

塔Aリシア
フリーズ
枯れない昨日
明けない闇夜
永遠の静寂
僕の吐息


落ちない涙
進まない時計
ぬるま湯みたいな温度
風のない空


静止
静止
静止


見つからない
再生ボタン
世界が止まったまま
思考はすすむ
9/26 1:40

唐ノゃむこ
大人
 
転がしぶつけ遊びあったビー玉に
ふと再開。
彼はなめらかな詩語り人になっている。

9/26 0:31

唐ノゃむこ
玩具たち

子供の頃
彼等は道端に、林に、学校に、家のおもちゃ箱の中に
何処にでもいた。
よく遊ぶ友達だった。

彼等はまだ
道端に、林に、仕事場に、家の本棚に
やはりいる。
よき会話を交わし合う。

転がしぶつけ遊びあったビー玉に
ふと再開。
彼はなめらかな詩語り人になっている。

9/26 0:29

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