Ψ 言霊の宿木 Ψ
過去ログ2991
2008/10/2 20:26
桃ホワイトベアーずっと、そうしてて
お願いだよ
そうやって
声、出るくせに喋れないふりしてて
いつまでもスケッチブックに言葉連ねていて
それでもいいよ
君の声は僕だけが分かっているから
ずっと聞いてないけど
大丈夫だよ。
10/2 20:26
涛オひなぎく母国に裏切られてると
知らずに
けなげに生きる若者のように
愛を信じながらも
傷つき傷つけられる馬鹿に優しい人のように
幸せ微笑みの種をまく
人のように
その傷つきやすい柔らかなものを超えて
捨てて
進化して
どっちでもいいって
笑えるようになる
なんでも、良いって、
言えるようになれ
10/2 18:33
唐レーる美しい記憶 五の間に
散りばめられた
輝楽輝良
君が
暮れた
夕日は美しい
電車の
横顔
君は
美しい
10/2 3:25
唐ッんち男性 16歳 東京
不足の満足誰かに与える程の
大きな優しさは
残念ながら
持ち合わせていません。
だから今は
自分に優しく
自分が楽しく
それで
隣の誰かが
楽しんでいたら
とりあえず今は
それでいいんです。
10/2 2:38
塔Aリシアスター昨日より
寒くなった
昨日より
空が澄んだ
昨日より
星がたくさん見えた
幸せっていうのは
こうゆうところに
見いだすもの
気づいたから
昨日より
幸せになった
10/2 1:48
唐ノゃむこ 世では言う。
道があれば踏み外す。
川があれば溺れて藁にすがる。
曲が流れるから耳が働き
飯がよいかおりを漂わすから
鼻が鳴り舌が喜び、歯が噛み合う。
目を見開けば、見える物が見えるように見える。
見えない物は見えないという己が個性を遺憾無く発揮する。
見えないから無いと言うのは短絡という。
かと言って、見えない物も皆有るとは言いがたい。
音はなくとも楽器はある。
かおりなくとも飯はある。
無くして有るような物には不安が着く。
無いようで、やはり無かった物には不安げな空気だけ残る。
不安は不安定の親である。
無いか有るか判然しない世の中に、人は落ち着かない日々を過ごしている。
そして徒に悲しみ、怒り、笑い、泣き、喜び、不安がるは
人の心のためで、これは人の人たる所以と言う。
ここに人の落ち着かない訳がある。
心ほど枠から遠い物は無い。
そしてそれは人の核であるらしい。
世の中枠を異様に好む。
世にあって名前の無いものはない。
名前は枠の別名である。
枠が大いに働いて、飯が歯を動かすように、音が耳を動かすように、などなど
世ではそんな理論が蔓延る。
それに比べきっと心には、時間と言うものすらないのだから
かおりも味も、音や色も
そこへは到底届かないのだろう。
むしろそれらは、心の池の蓮の花弁に
初めからあるのである。
10/2 1:39